奥武蔵の風

152 巾着田、夏から秋へ

 まもなく8月も終わり。熱中症警戒アラートが来なくなったと思ったら、台風10号が日本へ接近のニュース。予報では、九州に上陸し本州を縦断するという日本列島 総なめの進路。被害がないことを切に祈ります。

 夏休みの間、川遊びで賑わった巾着田も、静けさを取り戻しています。このところの大雨で、高麗川の水量は増していますが、アオサギが流れの中で魚をじっと探しています。水田には稲穂が実っていました。稲刈りは近いようです。

 来月中旬になれば、「曼珠沙華公園」は500万本のマンジュシャゲ(彼岸花)で真っ赤に染まることでしょう。枯れ枝などが取り除かれ、下草も刈られて、曼珠沙華まつりへの準備は着々と進められているようです。 

 散策の折、木立の下の地面からすっくと1本だけ伸びて咲く曼珠沙華の赤い花を見つけました。ヤッホー! 500万本の先頭を切る第1号の開花です。

 なお、知る人は少ないと思いますが、巾着田は、日本水泳教育の発祥の地でもあるんですよ。「あいあい橋」の入口に記念碑がありますから、ぜひご覧ください。

 


(写真上)© 巾着田から見る日和田山


(写真上)© 水田。稲穂が実っています。


(写真上)© 同上。左にカカシ。ブルーの網で囲まれているのは、ブルーベリー農園。


(写真上)© 高麗川の堰。左上に、アオサギ。


(写真上)© 夏終盤。川原で水遊びを楽しむグループ。


(写真上)© 木の上のアオサギ。


(写真上)© 流れの中のアオサギ。


(写真上)© 「水泳教育発祥の地」に建つ水泳教育創始者「中島照光」顕彰碑。


(写真上)© あいあい橋から見下ろす高麗川。右下の大岩は、子どもたちが深みに飛び込む人気のスポット。


(写真上)© 曼珠沙華公園。下草が刈られ、枯れ枝が片寄せられている。


(写真上)© 曼珠沙華かと思いきや、これはキツネノカミソリ。


(写真上)© ジャーン! 500万本の先頭を切って咲いた曼珠沙華公園内のマンジュシャゲ第1号! 8月24日撮影。

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