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無気力な怪獣オタクの日常

趣味関係の近況報告をしていきたいと思います~
フィギュア塗ったり作ったり様々です!

怪獣ソフビ新時代の幕開け ウルトラ怪獣アドバンス バザンガ

2023-07-07 03:12:13 | 日記
こんにちは〜お久し振りです。

今回もソフビレビュー。今回は軽めです。

今回ご紹介するのはこちら。



ウルトラ怪獣アドバンス
宇宙甲殻怪獣 バザンガ


まさかフラッと立ち寄ったお店で売られてるとは思わず。フライングゲット出来てしまいました。

細かいことは抜きにして、外箱から見ていきましょう。






今のソフビには珍しく、箱で販売となりました!おそらく最後の箱入り怪獣ソフビって記憶が正しければサーガのハイパーゼットンギガントとハイパーゼットンイマーゴだった気が…。

個人的にはだいぶ懐かしい販売方法で心鷲掴みされました。
怪獣のスペックや商品の遊び方など記載されてます。底面にもあったんですが、色々載せるとアウトかなと判断したのでご自身の目でお確かめを。


ではソフビ本体。




最初の印象はでかい!でした。噂に聞いてた通り、ムービーモンスターシリーズと殆ど変わらない大きさというのがポイントですね。
高さが大体16cmはあります。
造形も凄く良く、一部パーツがインジェクションなのか重さも感じます。


ムービーモンスターシリーズのシン・ウルトラマン、ガメラ(2023)と比較。中々大きいのがわかるでしょうか。


それぞれの造形について。顔の印象は、角が天狗の鼻みたいに見えて妖怪っぽさも感じたり。ほんとはエビのような甲殻類のイメージだとは思うんですが…。遠目から見たらマガジャッパ、マジャッパの遠い親戚にも見えなくも…(この目のせいだな)


どっしりと構えた足。ガチガチにゴテゴテのいい足です。鋭い爪も4本。太ももにかかる甲冑のような重なり方をしてる表皮が好きです。


宇宙甲殻爬虫類怪獣という別称があるらしく、その爬虫類といわれるのも頷ける(?)この腹部。ワニ肌のいいお腹してます。触るといい感じの手触りでなんか安心感あります。


これでもかも言わんばかりのデカい腕。
たまりませんね。デカくて太い腕に長い爪は反則です。好きに決まってるじゃないですか。
ダイナゼノンのガギュラなんかはもうたまりませんよね!(今関係ない


そしてこのあと紹介するギミックが仕込まれた手の甲。この槍状の甲殻からなんか青い光弾を放っている映像がチラッと出てましたね。多彩かこの子は。



可動について。いつも通り両腕がロール可動します。この腕が全部インジェクションになってまして、ギッチリ詰まってずっしり重いんです。にしても腕を上げたときがカッコいいんですよこれ。



頭部の触角も可動します。角が起き上がると臨戦態勢らしいです。この子は。
何か、シン・ウルトラマンのネロンガを彷彿とさせますね。なぜムビモンでこの技術を入れなかった…。


尻尾もロール可動します。足が動かないのが残念。とはいえ一番すごいのが…



先程紹介した手の甲殻がスライド可動するんです!すごいぞ!シュコシュコ引っ込めて突き出してと遊べるんです。劇中でどうなるか楽しみですが、これソフビでやっちゃうんだ!の一言に尽きる全てを物語ったギミックだと思います。なんて素晴らしいのだ!

ちなみにこれが臨戦態勢の姿。滅茶苦茶起こってる時らしいですね。なんかその…千と千尋の神隠しの湯婆婆みたい。キレたらこうなりそうですよね。


最後に、一緒に買ってきたウルトラアクションフィギュアのウルトラマンブレーザーと一緒に。スパイラルバレードでこういう倒し方してほしいな!!!!!なんて。

ではこれでレビューは以上になります。
ますます放送が楽しみになるウルトラマンブレーザー。今までとは違うウルトラマン。このワクワク感たまりませんね。

ではまた次のブログがあればその時にお会いしましょう。

それではさようなら!さようなら!







神話が蘇る。GAMERA

2023-03-31 13:27:08 | 日記
お久し振りです。今回もソフビレビューになります。

今回はこちら!


ムービーモンスターシリーズ
GAMERA Rebirth
ガメラ(2023)

ガメラシリーズ最新作『GAMERA-REBIRTH-』より大怪獣ガメラが配信に先駆けて最速立体化です。
早速レビューに参ります。




全体をぐるっと。高さは約16cm。
前から見ても横から見ても後ろから見てもすごいボリュームです。全体的に何もかもが大きいです。腕、足、尻尾、そしてなんといっても甲羅。すごいソフビですよこれは!


各部を見ていきましょう。



まずは頭。
どことなく凶暴性を感じるような、それでいて瞳に正義を感じるいい顔をしています。首にはワニガメなどに見られる硬い表皮がみえてとてもかっこいいです!


腕周り。
これまた大きな腕です。G3ガメラのように平べったく、何かをつかむというにはあまり適さなそうな腕と違ってこちらはただひたすらに大きく、がっしりと掴んで相手を投げ飛ばしそうな印象。防御にも特化してそうです。




足周り。
大きな体を支えるためか、こちらもぶっとく大きいです。どっしりと構える足がとてもたくましくて素晴らしい!



腹甲
これまでのガメラに見られた腹甲の印象を保ちながら、真新しいデザインにされています。
腹部中央から走るこの青い光は一体何を意味するのか……。




甲羅
最初の印象は『岩山』。亀というより山ですねこれ。アオリの角度で見たところ、これは……どこか見覚えのあるような……。




尻尾
叩きつけたら地面がすごいことになりそうな形してます。脊髄?骨?が剥き出しなのがたまりません!あと意外と長い。





ソフビの比較
殆どのソフビが実家に送られてしまい、手元にG2ガメラしかないのでこちらで比較します。
いかに今回のガメラがボリューム満点なのかわかるかと思います。めっちゃでかいですほんとに。みんな違って、みんないい。そんな気がします。





可動域
両腕と尻尾がロール可動します。まぁ造形的に詰められてる感じなので仕方ないですね…。
すしざんまいができます(やめとけ)


タグ

以下ネタバレ注意!























ガメラのスペックが載っています。
基本スペックはなるほどといった感じ。
アレと同じでまず間違いないですね。

全体的なレビューはこれで以上となります。





余談ですが、妙にひっかかる部分ないですか?
ガメラの甲羅の形や全体のフォルム、何かに似てる。

そう。2015年に公開された短編映像『GAMERA』。あのガメラそっくりなんです。

というのもそうでしょう。今回のガメラリバースで怪獣デザインを手掛けるのはそのGAMERAで怪獣デザイン、マケット制作を担当した高濱幹さんその人だからです。ガメラの顔の丸みや腕の太さ、ふくらはぎのトゲ、甲羅の形状など流用されているであろう部分数知れず。その正体はあくまで憶測なので、これはアートワークスに期待するしかないですね。実質あのガメラが立体化したようなもんですからね…。パーツはアニメ用に若干変更されてるとは思いますが。

今作のギャオスに至っては体の色を変えただけで造形デザインはまんまでしたからね…。
2015年に発売された特撮雑誌『宇宙船』のGAMERA特集にて高濱幹さんのインタビューでそのギャオスのマケットを拝むことができます。

今作ガメラリバースは待ちに待ったガメラ復活作。どんな活躍をするのか、子どもたちとどう繋がるのか期待が高まります。


それではまた今度!さようなら!さようなら!








怒りが爆発する時、大怪獣が誕生する!その名もヴァイラスキング!

2023-01-23 17:02:17 | 日記
本日もソフビレビューさせていただきます!

このブログ記事は現在公開中の特撮怪獣映画『特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦』の大きなネタバレを含みますのでご注意ください!



本日ご紹介するのはこちら



合体怪獣 ヴァイラスキング
(スタンダードカラーver.)



このカラーは、映画の劇中に沿ってのカラーリングで販売されたものになります。

全高:約29cm
価格:33000円

値段はもちろん、ソフビのボリュームも大きなものとなっております。



バンダイのムービーモンスターシリーズのゴジラと比較。かなり大きいのが分かるかと思います。






全体をぐるりと。
王道な二足歩行型爬虫類怪獣のシルエットをしており、角やスパイク状の尻尾、大きくかつ数多く並ぶ背びれなど男の子なら誰でも好きな攻撃的な見た目の大怪獣で素晴らしいです。
ヴァイラスキング特有の黄色い模様がエアブラシで丁寧に施され、ソフビならではの質感でありながら凄まじいディテールが際立っています。ダークネイビー系の暗めの色に黄色い模様というのが、ヤドクガエルのような毒を持つ生物の毒々しさが前面に出ていて美しいです。



顔立ちは大きな角や独特な目の造りが特徴的。
明らかに凶暴性、獰猛さが見られる凶悪な顔つきに目を一本の細い皮膚が被さって黒目のように見えるのが面白い特徴のひとつです。



背中はゴジラのような背ビレが大きく目立っています。着ぐるみで実はごまかされていると言われている背中まで丁寧に造形され、背面から見てもそのボリュームと魅力が保たれています。



足は獣脚類の肉食恐竜のような逆関節構造です。これを着ぐるみでどのように工夫されたのか気になるところの一つですが、こういう恐竜らしい造形の怪獣はとても大好きなので嬉しいですね。




尻尾は中々複雑そうな造形をしていながらも見事な抜きっぷり。アニメや漫画に登場する身長2メートルぐらいある筋肉モリモリマッチョマンの厳ついヒャッハー系悪者大男が持ってる棘付き鉄球みたいなスパイク状の尻尾で大変グッド。
しかもそれが例の流行り病の形をしているのがまた………。顔の次に注目されるチャームポイントですね。





可動域は殆どありません。胴がここまで回転しますが、あまり推奨できません!!!!
腕は従来の怪獣ソフビのように回転するのかと思いきや結構難しい間着のようで出来ませんでした。



足もちょっと動くけど大胆には動きません。






唯一、尻尾が根本と先端がよく動きます。ゴジラ対ヘドラの空飛ぶゴジラみたいな姿もでき…る?



以下、ネタバレ注意につき、即時クローズを推奨する。





















ここで怪獣のデータを軽めに紹介します。


合体怪獣
ヴァイラスキング

身長:50m
体重:40000t
食性:不織布マスク
出現地点:ギャラクシー商会


怒りに満ちた人間と地球に来訪していた宇宙生物が合体して爆誕した巨大怪獣。
ギャラクシー商会の社内事務所で巨大化したことにより会社を破壊。
手のひらから妖しく光る触手を伸ばし、対象の人間を捕獲して体内に取り込んでしまう。
逃げ惑う人々からマスクを吸い上げて捕食していたことから、不織布マスクが主食の可能性あり。
ギャラクシー商会に所属する廃品回収担当:日向影丸の踊る『くねくね体操』に興味を抱いたことから、好奇心旺盛かつ知能もそれなりにあると思われる(?)。


という具合です。

ソフビのレビュー自体は以上となります。



さて、この怪獣が活躍する映画『特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦』なのですが、つい最近大阪で上映が決行され、短い期間ですが絶賛公開中。このあとは名古屋での上映が予定されているとのことです。

ちなみに自分は観賞いたしました。 
ストーリーとしては


自称エリートの勘違い男がコロナウイルスの影響で思い描いていた人生がパァ。会社はクビ、部下には馬鹿にされ、大好きな女の子には振られる。なんとか転職をするもそこはおかしな連中が働くとんでも会社であった。その強烈なインパクトについていけずうんざりしている中、突如として大怪獣が出現し事態は一変する…。大怪獣ヴァイラスキングと主人公、大木勇造の人生最大の大激闘が今幕を開ける。



作品のテイストとしてはコメディ色が極めて強い。真剣かつシリアスな怪獣特撮映画を臨んで見るとすごくキツくなると思う。

しかしこの映画の良いところはどこぞの怪獣の死体処理映画とは違ってこれは喜劇です、コメディですと謳っているのである。

(エンターテイメントと言われてそれはコメディだな!と一発で気付けるわけが…エンターテイメントなんてごまんとあるぞ無茶言うでない…。)


作品の描く世界観に入りやすくて助かった。

本音を言えば、ヴァイラスキングの動く姿さえ見れたらそれで良かった……良かったのだが…!

それがなんということか…面白かったのです。
いやあのほんとにね、作品として完成されてたんです。

コロナ社会✕怪獣特撮✕ミュージカル✕コメディという組み合わせのゴチャ混ぜ映画が本作なのですが、如何せん怪獣とミュージカルは合うのかよ!?と思ってしまうのは事実。


合う…。


何なら、怪獣✕ミュージカルというのは見てみたい!と思っていた組み合わせだったし、今回監督が石井良和監督で本当に良かった…!とばかり思う。ミュージカルを無理やり突っ込んでくるんじゃなくて『そういう場所』だからね!という…なるほどその解決法があったか。と感心させられた。

いやこの映画、その視点とアイデアがあったかー!と思う所が非常に多くてそこが楽しかったんですよ!


コメディもちゃんと面白いし、ミュージカルのフリ付けなんかもちゃんと上手いし特撮は言わずもがな上物すぎる!


コスト削減が上手いことされていて、それでいて質は落としていないそのクオリティは拍手したくなった。思わず前のめりになって見てしまった。

また、ヴァイラスキングはもちろん倒されるわけで…。凄いのはその倒され方。


これは皆の目で見てほしい!

ちゃんと面白い!ちゃんと凄い!そんでもってカッコいい!!!

が揃っている楽しい映画でした。
人によってはこれもまた賛否が別れる…と思う!

だがしかしこれは良い映画と出会えたなと心から思えたので個人評価は良し!!!!


初日舞台挨拶の様子。ヴァイラスキングの皮膚と触手が持ち込まれていて鼻息が荒くなってしまった。

もし、映画を見た人がいたら是非感想が聞きたい。


さてこんなもんで今回のブログは終わりです。

また次回〜さいなら!


















遂に念願の…!『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』感想

2023-01-20 23:07:32 | 日記
もう我慢ならん!俺は行く!!

突然の謎の決心。
それは社会人になって半年後のある日の昼下り。休むことなく(休んではいる)残業もあり帰宅が24時を超える仕事に追われる日々を過ごしていた自分は、夜遅くともとある作品に登場するゴジラのソフビを改造していた。


【ゴジラ・ザ・ライド】

それは埼玉県所沢市にある遊園地、【西武園ゆうえんち】がリニューアルオープンを迎えた頃に常設アトラクションとして登場したシアター型のライドアトラクションである。映像の監督はなんと『ALWAYS三丁目の夕日』『アルキメデスの大戦』などを手掛けた山崎貴監督。

新しくデザインされたゴジラやキングギドラといった東宝の大スター怪獣に襲われながら休む間もなく逃げ惑え!という怪獣オタクにとってはまさに天国といったシチュだろう。



そんなアトラクションに登場するゴジラのソフビを可動化させることにし、Twitterのフォロワーの方からアドバイスを貰いながらシコシココツコツ作り上げていた。

さてこんなに長い前置きをしたが突然ながら皆さんはモチベーションというのをご存知だろうか。
わかりやすく言えばやると決めていざ手を付けたけど時間をかけすぎて段々とやる気がなくなっていってしまいにゃ作らなくなるというあの現象だ。

あれを無くすためにゴジラザライドの関連動画をしこたま見続けた。特にゴジラをメインに動画を投稿しているYouTuberぎわちんさんの動画なんかは毎度お世話になったものである。↓




さて問題のフィギュアはなんとか完成まで導けた……が!


ここで何かが爆発した。
そう。欲である。

ここまで作っといて、アトラクション行ってねーけどな!ってのもあれだし、そもそもめっちゃ評価高いし何ならネタバレ動画載せられてるから見たくても見ないという我慢レースしたくないしなによりも……

俺も行きてぇよ行かせろ!!


で、来てしまったのである。


上司に頭をペコペコ下げまくってお願いし、皆我慢してんのにオメェはよぉ…みたいな顔されながらもなんとか休暇をいただいて遠路はるばる大阪から来訪した。


本当は友人と来る予定だったが、友人を除く彼の家族全員が例の流行り病に感染してしまったため自分だけのぼっち旅となったのである。


西武園ゆうえんち前の駅を降りた時、目の前にドーン!と大きく例のアトラクションの看板が見えたときは凄く興奮した。

このポスターはあの超有名怪獣絵師、開田裕治先生が描いたのだそう。クオリティから大体予想はついてた。

西武園ゆうえんちの雰囲気自体は凄まじいまでのレトロ!!!!!!
昭和の商店街そのもので、さながら映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲である。



さて怪獣オタクの自分がここでいざ遊園地を!というわけがなく、いの一番に向かったのは言わずもがな………

そらそうですよゴジラオタクですよ?
怪獣を目の前にして欲望爆発しないわけが…。

入口前に置かれている消毒液で手を消毒し、いざアトラクションへ。

ちなみにここから先はネタバレ含むので行くまで何も見たくない!という方は全速後退をオススメする。いやもう、ガッツリネタバレだからほんとに。















ちなみに結果から言うと

生きててよかった。
来てよかった。
人生に悔い無し。
今年度期待してます。

の四拍子である。

アトラクションのあらすじとしては…

1960年代の昭和の街の片隅に佇んでいる映画館、【夕陽館】。
この夕陽館を訪れた貴方達は、突如飛騨山脈付近から出現し東京に向かって飛行している謎の巨大不明生物『キングギドラ』に襲撃されてしまう。
そこへ自衛隊の特殊部隊、『特災対』が貴方達の救護に駆けつけ、彼らの用意した水陸両用の特殊装甲車両で映画館を脱出することに。

なんとか映画館を無事脱出することに成功するも、平和だった東京の街並みは既に炎と瓦礫に包まれた地獄絵図と化していたのだった…。




という内容である。
アトラクションは必ず前置きというのが存在する。どういう世界観なのか、どういうアトラクションなのかをリアルに演じて紹介するタイプの。

今回は特災対の一員『アマミ隊員』が、ルンルン気分で映画を見ようと映画館に訪れた私達が不幸にも謎の大怪獣キングギドラの進路上にいて、そのキングギドラが近くに来てしまっていることを教えてくれる。しかももう一体、怪獣が海を泳いでこっちに向かってると言うじゃありませんか。

まぁなんともありがたい。つまり死ねと…。

というわけがなく。
特災対の隊長である『ツキシマ隊長』から無線が入り、特殊装甲車両で脱出するから早く映画館出るぞと伝えられる。機密事項を映像で説明して安心して脱出できると思ったのも束の間、キングギドラが我々にご挨拶をしに来てくれました。
すごくダイレクトに壁をぶっ壊して金切り声をあげながら『こんにちは〜遠路はるばるようこそ!()』と。


いや殺意よ。

えぇ…と困惑している中、いよいよアトラクションへ誘導される!!!!!

やっとあの念願のアトラクションを体験できるんだ!嬉しすぎる!!!!はぁ〜緊張しちゃう!

なんて心を踊らせていたらすんごい。
アトラクションの形があんまり見たことない形をしていたのでびっくり。

形式としては大きなスクリーンが半球状になっており、その前に座席が用意されていた。ご丁寧にシアターには近づけないようにシアターの前は柵で覆われてる。
席に着いてシートベルトを締めて前を向くと、おかしい。

こんな距離、こんな柵があったら映画なんか見れたもんじゃないぞと言わんばかりの視界の狭さ。どないすんねんこれ…

と思った時にさり気なくスタッフの方が放った一言。

『非常に揺れます!宙ぶらりになるので怖かったら手すり掴んで頑張って耐えてください!それでは脱出開始でーす!★』

うん…うん???????

ちゅ、宙ぶらり…??そりゃどういう…

と理解に時間がかかってる間になんと座席が動き始めた。それどころか前の柵がGフォースのMOGERA格納庫のアームガードみたいに展開し始めた。
(フォースゲイッオープン…フォースゲイッオープン…)

座席はなんと上に上がるのではなく、前にせり出した。なるほど、あの柵はそういうことだったのか。あんなに狭かった視界がパッと広がった。さて文字通りの宙ぶらりになって、大スクリーンを目前にし、アトラクションの始まり始まり。

炎に包まれた東京の街がバーン!と広がり、怪獣無法地帯と化した街へいざレッツゴー!

うん。すんごい揺れる。
どんぐらい揺れてるかというと、ぐわんぐわん揺さぶられながら電車の激しい揺れに合うような感じ。それを宙ぶらりの状態で体感させられる。

ブヒィィィ!激しすぎてシートベルトがお腹の駄肉に食い込んでおりますがぁぁぁ!!??

と驚いていたら先頭を走っていたもう一台の特殊装甲車両が不幸なことに爆発に巻き込まれて大破。

柿崎ィィィィィィッ!!

もうキングギドラの引力で浮かんでるとしか思えない電車がどんどん目の前に落ちてくるわ引力光線を受けたビルが倒壊してそれを飛び台に装甲車両大ジャンプするわで僕らはパニック!というだけでも凄いのにさらにそこに

キングギドラ、来襲。

うわぁ…今来てほしくないんですが…
なんて思っても来るもんは来る。目の前に着陸したキングギドラの足元に着地。でっかくて長ーい尻尾の間をすり抜け、自分たちに目をつけたキングギドラがもうそれはそれはしつこく追っかけ回してくる。

前に回り込んで四つん這いになって噛み付いてくるわ、瓦礫に隠れても見つけてくるわで…とうとうキングギドラの巨大な顎に捕まってしまい、大空へ羽ばたき始めた。

と思いきや何やら黒い影がこちらに向かって急降下してくる。鳥?飛行機!あんな低いところ?ドローンじゃない?いいえ。


ラ ド ンです。


お 前 も か。
存在は知ってたものの、いざ登場されると興奮してしまった。うぉー!ラドンじゃーん!ラドンだぁ!!!!と大興奮。

ラドンの命を賭けた体当たりのおかげでキングギドラの口から逃れることができ、パラシュートを開いて降下を始める。その間、ラドンVSキングギドラを見ることになるのですが…その…なんといいますか……

ラドン、初戦敗退。

おっっふ………。

キングギドラに叩き落され、地面でピクピクしてる状況に追い打ちをかけるかのように引力光線のクリティカルヒット。オーバーキルです。
ピクリとも動かなくなった真っ黒焦げのラドンを見てツキシマ隊長…


『あのラドンを一撃で…』


隊長ドン引きしてますやん…。

悠々と飛び回るキングギドラが東京タワーのてっぺんをぶっ壊し、危うく直撃しかけるも避けきって危機一髪!

とそこでまたもや何か黒い影が、今度は街を歩いてるではありませんか。

ずっしりとした体つき、黒い体表、大きな3列の背びれ………。

ツキシマ隊長
『あれは………ゴジラだ!!


ようやくのお出ましである。
怪獣王ゴジラ、登場。

どうやら海を泳いでいた怪獣はゴジラだったようですねー(棒)
あのテーマ曲と共に煙の中から現れ、大咆哮を見せたゴジラはプロレスで例えるならばまさにアントニオ猪木の入場そのもの。

ゴジラをよく知らないであろう他の乗客も
ゴジラーーーー!!!!!

と叫んでおりました。

なんとまぁ大人気。

さてここからがすごい。

なんと地面に着地かと思いきやゴジラの肩に着地した。


?????????

何を言ってるかわからないだろう。私も何が起きたか理解するのに時間がかかった。
ゴジラの肩に着地したのである。そう。ゴジラの肩に。そこから何をするかと思えばツキシマ隊長、ゴジラの背中を下り始めた。最終的に尻尾まで降りてしまい、ぶん投げられて近くのビルに着地。


ツキシマ隊長、半分遊んでるやろ…?ねぇ?若干楽しんでるよね???ゴジラも我々のことなぞ体を這い回る虫程度にしか思ってないようで。


着地したビルでゴジラとキングギドラの取っ組み合いの観戦である。睨み合う両者、咆哮し大激突。キングギドラの長い首を掴もうとするがゴジラの手が届かず、逆にキングギドラの首に噛みつかれ、我々のビルにダイレクトアタック。

何さらすねーーーーーん!!!!!

と驚きながらもツキシマ隊長の運転テクニックで脱出。

今度はちゃんと地面に着地かと思いきや突然起きた上昇気流でまた大空へ。
今度は上からゴジラとキングギドラの取っ組み合いを見るというわけで。
今度はゴジラが優勢。キングギドラの首を見事掴み、思いっきりぶん投げた!ふっ飛ばされたキングギドラは空からの奇襲攻撃を仕掛けようとするも、ここでゴジラに異変が見られる。


何やらゴジラの背ビレが青く光りだした。
そして容赦なくキングギドラがゴジラに飛びかかった次の瞬間、ゴジラの背ビレが一際強く光り輝いたと思ったら口から必殺の放射熱線をキングギドラに対してゼロ距離放射!!!!

これにはたまらずキングギドラも腹に風穴を開けて絶命。

この俺に勝つなんざ、
2万年早いぜ!!!!!

と言わんばかりに勝利の大咆哮!
見事ゴジラの大勝利であった。

そこからは無事避難指定先の本部へ戻りますよーと安全運転で進んでいたのですが…

キングギドラ、来襲。
(も う や だ)

いやしぶとすぎる生命力!!!!!!
これには私も突然の出来事にビックゥ!!と体が反応してしまった。

ああまた食われてしまう!と思ったのも束の間。

グシャリと巨大な足によってキングギドラの頭がペッチャンコ。

ゴジラが助けてくださりました。ほんとに毎度ありがとうございます。そんなつもりはないんだろうけど………。

最後はほんとにほんとの大勝利の大咆哮!巻き上がる砂塵をブワッと消し飛ばすほどの大きな声で鳴き、アトラクションは終了を迎えた。





ここまで読んでくれた方々、お疲れでしょう。
僕はもっと疲れました。

いやほんとに凄いアトラクションなのです。
没入感が全てを飲み込む。
大スクリーン、ミスト、揺れ、大迫力の爆音サウンド。

こりゃあ、人気なわけだ。
ド平日に来て正解だぁ!

CGワールドという雑誌や公式サイトで知ったのですが、今作のゴジラのポリゴン数は3億以上らしく、その数なんとシン・ゴジラのポリゴン数を超えているのです。

加えてこのアトラクションの製作費、総額一億円以上なのだとか…。

ひょ、ひょえーーーーー!!!!!


また、ツキシマ隊長の声はなんとあの!!!!

大塚明夫さん!!!

いやもうありがとうございます。ほんとに。
素晴らしいものでした。

あの大迫力映像見たら、今年の新作ゴジラの期待値は爆上がりですよ。今年度の新作ゴジラは山崎貴監督が手掛けるのです。

いやー…期待するよ?マジで。あのクオリティだもん。


ちなみに余談だが、キングギドラのソフビも改造していたのです。


四つん這いにもなるぞ!どうだ凄いだろ!





もちろんゴジラザライドだけでなく、この前日譚ともなる脱出謎解きゲーム、ゴジラザ・ミッションなんかもあるので大変おもしろい!!

キングギドラの正体や、あのアトラクションの前に何が起きていたのかが分かるストーリーで楽しいぞ!


総じてこれのためだけに来てよかった!と評すると持ち上げすぎ!盛りすぎ!と思われると思うのだが…行きゃわかるから。とりあえず行ってくれ…。すんごいの。ほんとに。語彙力なくなるもん。



まぁ西武園ゆうえんちそのものがまず面白いからね!!!今度行くときはそっちメインに回す予定である。



記念撮影用にフィギュア弄くり回してたら夕日ケ丘商店街の住人達に驚かれちった。
そりゃそうよあのゴジラとキングギドラがちっこくなって出てきちゃってんだもん。(そらそうだこんなもん売ってねーもん自作だからな!)


そうして大満足した私は、たっくさんお土産買って、たっくさん遊んで、大阪に帰ってきましたとさ。

めでたしめでたし。


いやほんとに楽しかったら皆行けーーー??


終わり!!

自慢話に付き合ってくれてありがとう!さいなら!







君は見たか?愛が真っ赤に燃えるのを。 仮面ライダーBLACKSUNのソフビ

2022-10-28 20:44:58 | 日記
ご無沙汰しております〜。


今回もいつも通りソフビ紹介です。

今アマゾンプライムビデオで配信されている新作、『仮面ライダーBLACKSUN』のソフビをフラゲしてきたので軽くレビューします。




ムービーモンスターシリーズ
仮面ライダーBLACKSUN

バンダイの定番怪獣ソフビシリーズ、【ムービーモンスターシリーズ】史上初となる仮面ライダーのラインナップの第一弾をBLACKSUNが担いました。

ではいつも通りのレビューをしてまいります。




全体をぐるりと。仮面ライダーのソフビは過去いくつか出ているわけですが、中でもこのソフビはレベルが違う。
というのも、従来の仮面ライダー(シンは別として…)の中でも緻密というべき造形の細かさ、また生物感のあるデザインをソフビに落とし込んだというところ。
これ今だったらムビモンじゃないと出来ないと思います。過去は仮面ライダーシンや怪人をソフビで出してましたけど今やそんなもの出せませんからね…。
こりゃムビモンで出されて納得。



上半身。【仮面ライダー】と一発でわかるバッタのマスク。しかし体全体はどちらかというと怪人。
仮面ライダーはデビルマンみたいに人を理解し、守り、正義の心を持つ怪人というところ(人によってはそうは思わないでしょうね…)ではあると思ってたのでそれがパッと分かりやすいデザインでとても好み。原作の仮面ライダーブラックも元はバッタ怪人として活動してましたからね………。
胴体
流石というべきか、変身ベルトの世紀王サンドライバーがしっかり塗装されています。体のあちこちに見える繊維状の肉体部分がとても生物感を感じます。

よく見るブーツとかではなくて『足』になってるという。二本の鋭い爪が生えているこの凶悪な足。すごく好みです。

サイズ感

同じ人型ということで。
ムービーモンスターシリーズのウルトラマン(シン・ウルトラマン)と、同じくムービーモンスターシリーズのULTRAMANを比較対象として並べます。
大体約17cmほど。11月に出るSHADOWMOONも同じぐらいのサイズでしょう。


可動ヶ所


腰がぐるりと一周。


両腕もぐるりとロール可動。

だいたい予想はついてたと思いますけど従来通りの可動でした。

タグ

しっかりとムービーモンスターシリーズの文字に仮面ライダーBLACKSUNの画像とロゴが入れられております。中身のいつもの解説は一切なく、バンダイサポートセンターへの連絡先や注意書きぐらいでした。ちゃんとアンケートは送ります。



ハヤタ
『諸星さん…なんかいつも見かける異星人と…違わないですか?』

BLACKSUN
『いや俺は異星人じゃ…』

モロボシ
『貴様どの星出身だ?』

BLACKSUN
『異星人じゃないのに…』




以上です。

あ、ちなみに私は1話だけですが観ました。めっちゃくちゃ面白いのでこれから毎日が楽しみです。ちょびちょびと観ていく予定です〜。

ではまた〜。