こんにちは、そしてお久しぶり。

アトリエG-1





まず全体から。

ムービーモンスターシリーズのゴジラ(ゴジラ・ザ・ライド)と並べてみるとこんな具合。







ちなみに腹部には穴が空いており、ここに支柱を刺すことでディスプレイすることが可能。魂STAGEの支柱を刺せば角度付けをして飾ることが可能なのでとても面白いソフビになってます。




社会人になって仕事が大変で……というのはただの言い訳なのでやめておきます。
今回は流石にブログにレビューしないといけないなと思って載せます。
さて、いつも通りのフィギュアレビューですが今回の品物はひと味違います。

アトリエG-1
深海獣レイゴー
こちらをレビューしていきます。
なんか冷静を保ってるように思うでしょうけど、ものすんごい興奮してます。それはあとで話すとして、まずは怪獣データを。
深海獣 レイゴー
全長:80m 体重:?t
食性:肉食
生息域:トラック諸島近海
トラック諸島近海の深海に生息している水棲恐竜の生き残り。トラック諸島の島民には伝説の龍[レイゴー]として語り継がれている。帯電能力を有しており、背ビレや腹部の発電器官から放電、雷を操り獲物を狩る。
また、外骨格のような見た目の深海魚獣[ボーンフィッシュ]と共生関係にある。
親子で背ビレを海面に出し遊泳していたところを日本海軍連合艦隊の大型戦艦大和の乗組員が目撃、敵国の潜水艦と見間違え砲撃したところ子供のレイゴーに命中し、絶命。
子が死んだことにより怒りに燃えた親のレイゴーはボーンフィッシュを従えて連合艦隊に復讐をする。
ここからソフビレビューです。





まず全体から。
長さは約22cmほどで、可動箇所はないです。
太古の海棲爬虫類リオプレウロドンやモササウルスのような分類に近いフォルム。
お手頃なソフビということで尻尾はちょっと短め。怪獣ソフビならではの軽いデフォルメ具合がムービーモンスターシリーズを彷彿させます。

ムービーモンスターシリーズのゴジラ(ゴジラ・ザ・ライド)と並べてみるとこんな具合。
全然違和感ないです。
各部位です。

背ビレは劇中のアニマトロニクスのように細かくは出来なかったのか、少々大きく平べったい見た目に。ただシルエットはしっかりと捉えられ、発電器官もしっかり造形されています。

顔は海に適応し、放射能に被爆しなかったゴジラというコンセプトを知っているからか、とてもゴジラらしい顔立ち。
もっと言うなら、抜群の正統派怪獣の顔。
ゴールドで目と牙が塗装されていて瞬膜のようにも見えます。


腹部は面白いことに胸の部位だけ鱗があるんです。脇腹にしっかり発電器官が造形されていてそこがとても好印象。腕に位置する前ヒレが大きく、足に位置するヒレが小さいバランスが中々好み。
(悪気はないがゴジラのオタマジャクシ…?)
ヒレが大きい分、見た目のインパクトは絶大。
一時期ゴジラアクアティリスがレイゴーレイゴーと言われていたのもこういう……(というかあれは駆逐艦を海面ジャンプで飛び越えてたのがレイゴーの芸当と同じだからか…)

後ろヒレはほんとに小さい。しかし海で泳ぐに生き物の大半は後ろヒレが小さいからこれで正解なんだろう。鱗の造形がゴジラの表皮らしいおかげでとてもゴジラっぽさが全面に出てグッド。実はここから顔を覗くような角度が個人的に好みだったりする。

前ヒレ。爪が一本生えており、あとはヒレが後方に伸びるようにして生えています。いずれこれが鋭利な爪を生やした立派な腕になるかのような……。

ちなみに腹部には穴が空いており、ここに支柱を刺すことでディスプレイすることが可能。魂STAGEの支柱を刺せば角度付けをして飾ることが可能なのでとても面白いソフビになってます。
この色の他にも、腹部がシルバー、ゴールドで塗装されているものや劇中のような塗装で蛍光色になっているものも存在するらしいです。
ソフビレビューは以上とさせていただきます。
こっからは個人的なレイゴーの思い出とこのソフビがどれだけレアかというお話。
あれは今から12年前。
2010年、僕がまだ小学5年の時ですね。
風邪ひいて学校を休んだ時、よくレンタルDVDを借りて見てたんですけど、ゴジラを母にリクエストしたはずが何故か借りてこられたのがこの怪獣の出てくる映画『深海獣レイゴー』でした。

えー…ゴジラちゃうんか…そう思いながらも何だかんだ怪獣が好きなもんで見ちゃうわけで。しかしまぁ僕の心に突き刺さってしまったんですよ。このレイゴーという怪獣。見終えて思った事はもうただ一つ。
オモチャが欲しい。
これのみでした。
それからPCをいじれるようになって、グーグルで色々検索してとあるレビューを発見。
それが深海獣レイゴーのソフビのレビューでした。
あるやんけ!!!ソフビ!!!
真っ先にこれ。(笑)
それからというものの中古ショップを巡ってはレイゴーばかり探してました。まんだらけやジャングルも例外ではありません。しかしこのソフビ、恐ろしいことに存在している個数が5000個のみらしく……。数で言えば多いかと思いますが、全国にあるのが5000個のみと考えると…ヒェ…。
あれこれどうこうしてる間にレイゴーの続編『深海獣雷牙』がお披露目されてDVDも買っちゃいました。
中学、高校、大学と時が経っても未だソフビとの出会いは無く。あったとしても既に他の人の手に渡った後。
深海獣雷牙のガレージキットも販売され、耐えきれず自分でレイゴーのフィギュアを粘土で作る始末…。

イマージュたまおさんの深海獣雷牙

粘土で作ったレイゴー

粘土で作ったレイゴー
レイゴーは進化を遂げて陸に上がれるようになって、浅草を雷で壊しまくって口からぶっとい光線も吐けるようになってその進化したあともフィギュアが出たのにソフビに未だに出会えねぇ!!!!!
展示会で2度実物を目撃したものの、やはり手元にほしい気持ちしか残らない。
そうこうしてる間にもう社会人。働き始めて数ヶ月。
その時が来ました。

ヤフオクで、即決3万で出品されていたのです。
多くの人が寝静まる深夜にです。
そりゃもう即決でした。どんなに自分の懐事情がエマージェンシーでもこれはもう問答無用。
レイゴーだけはどんなデメリット、どんな影響が出ようが買うと決めていました。

そうして遂に手に入った訳です。
こんな幻といっても過言ではないマイナー怪獣のソフビ。
ここまで追いかけるほど、ほんとに深海獣レイゴーは思い入れもあり、怪獣に飢えていた自分を大きく駆り立てた怪獣なんです。
林家しん平監督やその他スタッフの方々にはとても尊敬しております。
深海獣雷牙対溶岩獣王牙、まだ観ることが出来ずでいるのでとても楽しみにしています。
新作の撮影も、頑張ってください…!!!!
心から、応援しております!!!!!!
ということでブログは以上です!!!!
さようなら!さようなら!