ご無沙汰しております。
だいぶブログ使わずで、例えるなら蜘蛛の巣張ってる埃まみれの小屋みたいになってます。
あまりブログ使わないのは勿体なさすぎると思ったので、せっかくだから怪獣のガレージキットの製作過程でも載せていけたらいいなと思います。
製作日記ですね〜。
今日から載せていくのはこちらのキットです。
ディーラー名:怪獣工場
映画『ULTRAMAN』(2004)
ビースト・ザ・ワン
(ベルゼブア)
数多くあるウルトラマンの作品の中で一番大好きな映画『ULTRAMAN』の敵怪獣ビースト・ザ・ワンの全高40cm近くの大型キットです。
今回のブログは、ガレキの製作日記は初めてやることになるので作る怪獣の説明や、自分なりのガレキの作り方とか色々交えてやりたいと思います。多分ガレキ作ってみたいけど分からないって方もいると思うんで、少しでも力になれたらいいなって。
ビースト・ザ・ワンは、ウルトラ怪獣の中でも特にお気に入りの怪獣なので、このキットが買えて嬉しすぎます。ちなみに映画めっちゃ面白いです。シン・ウルトラマンより大好き。
さて、これからキット作成の本題に移ります。
まずキットのパーツが全部あるかチェックして、問題なければモチベ上げです。
一旦、仮組みをしてみます。このキットは磁石が内蔵されてたので簡単に仮組みが出来ましたが、本来ははめ込むところにドリルで小さく穴を開けて真鍮線とかを刺してからやるんですけどね。
磁石仕込む人もいますが。
いい具合に気分高まったところで、次は洗浄に移ります。
言っておきますが
ガレージキットの洗浄は
マジでちゃんとやりましょう
こんな弱小者のブログを見に来てくださってるプロの方もいると思いますが、
マジでこれ手抜きすると痛い目に合います。
自分のやり方としては
①
バケツや風呂桶など、キットが浸かる深さの耐熱性のある入れ物を2つ用意。
↓
②
油職人というこの強力な洗剤をキット全体に吹き付けて15〜25分ほど放置します。
かなり強力な洗剤なのでゴム手袋してください。
↓
③
60度以上のシャワーでキットを洗い、油職人を落とします。
↓
④
入れ物2つに60度以上のお湯を溜め、1つの入れ物にキットも漬け込むような形で入れておきます。もう1つの入れ物はお湯張っただけにしといてください。
↓
⑤
ホーミング、カネヨクレンザーなど粉末タイプのクレンザーを、洗うキットのパーツにふりかけて歯ブラシを使ってゴシゴシとひたすら磨いていきます。磨き忘れなどないように。
磨いたあと、クレンザーを落とすためにお湯だけ張ってる入れ物で洗ってみて、水弾きと油特有のヌルヌルとした感触がなくなっていれば問題ありません。
不安な人は、クレンザーの後に食器用中性洗剤(マジカ、キュキュットなど)を使ってもう一回歯ブラシで磨いてあげてください。
↓
⑥
40度ぐらいのシャワーでキットを洗い、冷水をサラッとかけてあげて、水弾きなどがないのを確認したらあとは自然乾燥しておしまいです。
正直白状すると面倒くさい
そう。面倒くさい。
何回も工程は挟むしお湯だの水だの水道代アホみたいじゃん!と思うことでしょう。でも面倒くさいけど、これをしないことには次のステップへ進めんのです。
ちなみに工程⑤で水弾きやヌルヌルとした感触を強調した部分があったのでここでざっくり簡単に説明すると、キットは複製する際、シリコンに離型剤というワックス…つまり油が塗られてて、複製されたキットは油まみれ状態なんです。
この油を落とさないで、もしくは面倒くさがってテキトーにやって先急いで塗装するとどうなるかというと…………
※(これは別のガレージキット)
この通り!老朽化した建物の壁の塗装みたいにペリペリと剥がれ落ちるのです!
わーはっはっはっはっは!!!!!
偽ゴジラからメカゴジラがでてきたみたいだ!
………………ここから塗装全部溶剤で剥がしてもっかいお風呂で洗って再塗装なんですよね。
もっかい、プライマーとかサフ吹いたらいいじゃない!そうしたら大丈夫でしょ!と思うかもですが無意味です。自分もプライマーが足りなかったんだなと思って同じとこに吹いた結果ものの見事に剥がれましたので。
だから
洗浄はちゃんとやりましょう。
洗浄を終えてスッキリツルツルなビースト・ザ・ワン。
今日はここまでですが、次回から塗装の工程に突入します。
誰でも知ってるようなうんちく垂れ垂れで申し訳なかったです!ガレージキットって作るの…大変だけど楽しいですよね!
ではではまた次の制作日記で。