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無気力な怪獣オタクの日常

趣味関係の近況報告をしていきたいと思います~
フィギュア塗ったり作ったり様々です!

人類に打つ手はない。ムービーモンスターシリーズゴジラ1998

2024-12-25 13:59:38 | 日記
こんにちは。
2024年もあと少しで終わりですね。
今日はクリスマスです。
ケーキやチキンにクリスマスプレゼントと楽しい1日を皆さんお過ごしでしょう。

さあ、本日ご紹介しますのはこちら。

ゴジラ・ストア限定
ムービーモンスターシリーズ
ゴジラ(1998)

映画公開から26年。ローランド・エメリッヒ監督の手がけた世界初のハリウッド版ゴジラ、通称エメゴジがムービーモンスターシリーズに遂に登場!


まずは商品をぐるっと。
このスタイリッシュでスラッとした体つき。
恐竜然とした外見。オリジナリティ溢れる、ゴジラの中でも挑戦的な姿がこのゴジラの特徴ですね。私の大好きなゴジラです。



背ビレは3列で、バランスよく整っています。
最初に作られたマケットを日本の東宝に持ち込んだ時は背ビレは2列のみの予定だったのが東宝から3列にするように注文を受けて修正されたのだとか。おかげでゴジラらしさはあります。



目には白のハイライトが入れられていて、こだわりを感じます。



タグはこのように。
エメゴジといえばこれ!というほど有名なビジュアルに、ゴジラのタイトル。まさか本当にムービーモンスターシリーズでリリースされる時が来ようとは……。
内側には怪獣解説が載ってました。


可動は両腕両足のみ。
支えはいりますが、前傾姿勢ももちろん可能です。

さて、ここで。
皆さんも気になるところだと思いますし、エメゴジにとって長年の宿命であるこの部分に触れましょう。

ゴジラファイナルウォーズに登場した強足怪獣ジラとエメリッヒ版ゴジラについてです。


夏頃、エメゴジに先駆けてジラはムービーモンスターシリーズで発売されています。
そちらと併せて特徴を見て、実際どうなってるのかを比べたいと思います。
ではまず全体から。

一目瞭然というべきか、思い切り差別化されています。身体的特徴とシルエットは確かに似ていますね。

細部を比較していきましょう。
首元、喉、顔周りの造形はまるっと違いますね。
ジラのほうがのっぺりとした甘さが目立ちます。
一方でゴジラは作り込まれた緻密な造形になっています。首を曲げているか伸ばしているかでも変わるとは思いますが、造形面でもう一目瞭然ですね。

続いて背ビレ。
ジラのほうは真ん中の列の背ビレは小さく、外側の2列が大きく目立ちますね。また凹凸もかなり甘いです。
ゴジラは3列ともに大きく、凹凸もしっかりしてます。
背ビレでの判断も、どちらがどちらでとわかりやすいポイントかもです。

腕周りと足周り。
大きな鱗、指の形などは似ているもののやはりディテールは大きく異なりますね。

尾の表皮。
こちらに関しては言わずもがなですね。
尾の背ビレの形状も全く違います。

腹部など。
喉や胸元がだいぶ違います。顔周りの時もそうですが、喉の皮膚の作りや棘のパターンがだいぶ違いますね。

以上、こちらゴジラとジラの比較でした。
私個人としてはゴジラとジラは別怪獣と考える派の人間なので同種派の人からはムッとされそうですが面白設定で見れば、このゴジラとジラはあくまでも近縁種という括り?でまとめるほうが完結でしょうか。

両者の関係性は調べるところ現在も不明。
同種である可能性があるという情報が掲載されている書籍類も、内容があやふやなので不確定要素と化しています。

これについてはゴジラファイナルウォーズでジラを出すことになった経緯を知っている東宝の関係者のみが答えを知っているということが今のところ出せる答えでしょうか。メタ要素ですが、ジラはエメゴジをオマージュ、リスペクトされた怪獣ということで間違いはないですからね。
エメゴジをビハキャラクターにしたのがジラっていうのが簡潔なのかも?

(これ結構危険なカード切ってるかもしれないけど、エメゴジのタグのコピーライトが異様に長いのに対してジラがいつもの東宝コピーライトで簡潔に終わってるのが一番わかりやすいかも。)

あくまでもファン同士で議論しているだけにすぎない話題ですし、ややこしい存在なだけにややこしい話題なのでこの辺でやめておきます。


ともあれエメゴジはゴジラという名前で生まれた以上、放射熱線を吐かずともミサイルで倒されようとも、これもひとつのゴジラなのですね。
ある意味、この変わり種のゴジラがあったから今もたくさん多種多様なゴジラが出てきたんだと思います。

未だ夢のようで信じられませんが、確かにムービーモンスターシリーズでソフビが発売されました。
こんなに嬉しいことはありません。

皆様も是非、クリスマスプレゼントにひとつ購入して、お手元でジラとの違いを確認したり、造形を見てみたり楽しんではいかがでしょう。

ではこれでレビューを終えます。

それではさようなら
さようなら










第3回関西怪獣模型展示会ありがとうございました!

2024-09-23 22:31:13 | 日記
皆さんこんにちは。

2024年9/22。
悪天候に見舞われた日曜日でしたが、開催となった展示会。主催の僕は『こんな悪天候でやるなよ!』とか、『台風近いし行くのやめます』と言われないか心配でした。
結果的に雨も止んで風もある程度収まって良かったんですが。


結論、大盛況大好評で締めくくられ、無事に終了することが出来ました!


まさかあんなに来場者数も参加者も来られるとは思ってもなかったのでビックリです。しかも子連れの一般の方が複数ご来場されたのが一番驚き!喜び!大歓喜!です!


ちょっとここで想いを綴れたら良いなって思います。ぶきっちょなので、途中何が言いたいんかわからん文章になってたらごめんなさい。


これ、今回のスピーチでもずっと言ってたんですけど、この展示会のきっかけって全然良いきっかけじゃないんですよ。
2019年のゴジラフェスで階段に怪獣フィギュア並べまくって一般の方にご迷惑をお掛けして、そりゃもう大炎上したのがきっかけなんです。(あのあともっとエラいことになったんですがそれは置いときます)

若気の至りで済ませようって気はないですが、
あの時は正式に自分から場所借りて並べたりとかせず公共の場でやったのがアウトだったんですよね…。じゃあ、場所借りて自分らでやるなら良いんだというところから始まりました。

展示会をすること自体初めてだったし、お世辞にも上手い塗装でもないしプロでもないただのへなちょこが主催なんてしても良いんだろうかと不安や心配ばかりでしたが、そこじゃなくて色んな人の作った怪獣が見たい、勉強したいっていう気持ちが強いからやりたいんだ。もっと怪獣のカッコよさを、共有して共感して、満足できる場を設けたいんだという気持ちが何よりも強かったんですよね。

終わったあと、『お疲れ様!』『楽しかった!』『また次もやってください!』『仮病さんがやってくれたから僕も報われたよ!』と、1回、2回と回を重ねる度に言ってくださって……。

ああ〜やってよかった!!!!!!!!!

って思いました。実際、関東圏に比べると関西は怪獣の模型展示イベントって少ないんですよ。
ここでそのイベントの名前は出せませんが、あるにはあるんですよ。ただそれは、コミュニティがそこだけで形成されてるのを目の当たりにして、いやー僕はもっと広げてやりたいなぁ。

と思ったんです。

なんだかんだで今回は記念すべき3回目。
3回目をやる決意が固まったのはちょっとした出来事でしたがそれは伏せ置きます。来場者数は当初目標にしていた人数までは届きませんでしたが、かなりの熱気と盛り上がりを魅せて大いに終わってくれたのでプラマイゼロです笑

主催であるからにはと思って塗装の練習をしてたんですけど、自分でもわかるぐらいぐぐっと上達してきたなという手応えもありました。特にこのビースト・ザ・ワン。

ほんまにお前自分で塗れたんかよこれと思うぐらいには仕上がってて、めっちゃ褒められました嬉しいぞー!!!!!

こういう大型のキットも関東に持っていきたくても持っていけないから、この関西の場で展示できたことが嬉しかったのもありますが、何よりも僕のスキルが上がってきてるのを目の当たりにして『よー頑張った!』『お前、上手くなったよな』『どうやったらここまで上手くなれますか?』と長い付き合いの方々に褒められたり、お子さんから興味津々に聞かれたり。

すっごい嬉しかったです。

主催の僕が塗装に踏み込んだのはこのムビモンのゴジラ2体。シン・ゴジラが好きすぎて、初めて塗装に手を出した作品です。
この2つと、展示POPを見た人が感動した!と言ってくれて。これを置いたのは、リペイントとかガレージキット作りたいけど怖い。と一歩を踏み出せない人のために、最初は誰だってこんな形だから大丈夫!自分を出し切ってなんぼ!自分が楽しめたらいいんだ!という意気込みとメッセージを込めての…初心者の方に向けての僕からのラブレターです。

とはいえ……

盛り上がり具合を見たこと、
これまでのことがフラッシュバックしたこと、
小さい子が目をキラキラさせて会場を回ってるのを見て
なんかのスイッチ入って感極まって3回ぐらいバックヤードで泣いてました。

いや本当に嬉しいです。最後の締めのスピーチでも泣きそうになってましたから。

『こんなに楽しいイベントを企画してくれたことは感謝しかない』という言葉が何よりも忘れられません。

仮病さん、よく頑張ってくれたね!と。

そう言ってくれたことすごく嬉しいです。
でも何よりも。僕の働きよりも。



皆さんが内に秘めている愛と熱意を形にしてぶつけてくれたことが、何よりもこのイベントを盛り上げるスパイスになったのだ。

そう思います。

マイクパフォーマンスに関しては仕事柄付いたアレなので気にしないでください笑


ほら見てください!この圧倒的な創造力!
モデラーである喜び!

本当にこの日曜日は有意義に過ごせた最高の一日だったと思います。運営メンバーでも反省点はほぼなかったと言ってたぐらいなので、成功に近いな!と思います。

次回第4回は企画中です。絶対やります。

もっとわかりやすく、もっとスムーズに動けるように。あと僕がキャパオーバーにならないように頑張ることをリベンジしたいと思って、工夫しまくります。

このブログに写真を載せきれてないのは単純に僕が当日死にかけながらなんとか準備に回ったり会場管理したりでドタバタしていた故にあまり撮れてないからです………。

しっかりしろ!!!!!!


ということで改めまして。
ご参加いただいた皆様、ご来場いただいた皆様、本展示会にご来場いただき、誠にありがとうございました!!!!!!

また次回…………

第4回関西怪獣模型展示会
大怪獣G(ギャラリー)
逆 襲 の 大 怪 獣(仮)

にて、お会いしましょう!

では、また!
ありがとうございました!


展示系についてのお知らせと概要

2024-09-08 15:10:10 | 日記
どうもこんにちは。
いよいよ展示会当日まで約1週間!

ということで展示会について諸々お知らせを掲載したいなと思います。

こっちのほうが全部まとめられててわかりやすいと思いますしね。

こちら一読いただいたうえで、ご来場ください。

『そんなの聞いてません!読んでません!』
など、当イベントでの禁止行為に関するクレームは一切受け付けませんので予めご了承ください。

まず当日の入場時間帯についてです。

Xにて事前受付をしていただいた方
入場時間10:30〜

事前受付なし、飛込み参加の方
入場時間11:00〜


それぞれ、30分違いの時間となります。
我々運営陣は9:00より設営などの準備を行い、10:30〜の受付に備えさせていただきます。
何があっても10:30までは中へ入場できないので予めご了承ください。




②料金について

展示参加費 2000円
入場・観覧 無料

展示サイドとしてご参加される方は、2000円の参加費を頂戴しております。この費用につきましては、会場費に充てさせていただきますので予めご了承ください。

受付応対、展示参加費をお支払いせずの無断参加は固くお断り致しますのでご容赦願います。

見るだけ観覧での参加は無料ですので、どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。



③展示可能物について

リペイントなど加工を施された物
ガレージキット完成品
ご自身で製作された創作物

今回より、展示物は、一般販売されている塗装済完成品(バンダイのソフビやエクスプラスの塗装済フィギュア)など未塗装キットやリペイントを施していない物の展示参加は取り止めとします。

また、
中学生以下のお子様につきましては
子供用展示スペースにて一般販売完成品フィギュアの展示を許可します。

せっかくなのでお子様もフィギュアを持ってきて遊んでもらいたいという気持ちもあります。今回簡易的なジオラマスペースを設けて、お子様専用の卓を設ける方針にしました。

というところでいくと、まぁ仲間内で遊んで話してという、団欒の場も込でやってる展示会なので

もちろん大人の方も
お子様専用のスペースでの撮影や展示は禁止ですが、1人2体まで一般販売されている塗装完成品フィギュアの持ち込みを許可します。

流石に展示は駄目ですが、持ち寄って会話したり、見せあいっこして楽しんだりはしていいことにします。お子様用の卓は今回試験的に取り入れてみる専用卓なので、仮に誰も使ってないし、何も出来てないからいいかな?という状態であっても無断で使用しているのを見たら注意しますのでよろしくお願いします。

ルールは、ルールですので。




④ゴミ捨てについて

会場にそれぞれ燃えるゴミ、ペットボトル、空き缶用のゴミ袋を設けるのでそちらに捨ててください。放置、ポイ捨て厳禁です。

当たり前の事なので特に言うことはありませんが、貸していただいている場所であることを理解していただきますようお願いします。


⑤会場の場所について

建物・開催会場
NLC新大阪ビル 地下1階貸会議室
所在地
大阪市淀川区西中島5丁目9-5

アクセス
地下鉄御堂筋線
西中島南方駅 徒歩2分

JR線
新大阪駅 徒歩7分

阪急京都本線
南方駅  徒歩4分

遠方からお越しの方は新大阪駅からご来場の方か、地下鉄を利用して西中島南方駅まで行かれる方がアクセスしやすいかと思われます。
会場入口前にポスターを掲示しておく予定なので、そちら含めてご覧いただければと思います。

以下、会場のGoogleマップのリンクになります。
会場前の通りです。


会場の横にはCoCo壱番屋が。
会場に迷ったら、『新大阪 CoCo壱番屋』で検索するとわかりやすいかもしれません。
こちらのすぐ真横になります。


建物の入口前。このConference Roomと書かれた地下に進む階段があるので、降りていただければ会場になります。




⑥催し物について
ビンゴ大会を14:00〜開催!

今回、第2回に続いてビンゴ大会を実施します。
様々な賞と景品を用意致しました。
全て怪獣関係です。
ソフビフィギュアもあればミニフィギュアもあります。何が当たっても恨みっこなし。
運が味方をしてくれるのを、主催もガルビトリウムを通じて祈っております。

という感じで、色々お伝えしましたが、まだ時間はあると思うのでゆっくりとお読みください。
何か不明点があれば主催のXのDM、もしくはこの記事のコメント欄でお問い合わせいただければ幸いです。

それでは、当日皆様と元気よくお会いできることを心よりお待ちしております!









無気力野郎の模型製作日記:ビースト・ザ・ワン 完成

2024-08-30 12:29:57 | 日記
どもども。
ザ・ワンは遂に完成しました。
とりあえず過程を載せていきます。

前回、このようにとりあえず色は乗せることができたって状態でした。とりかかるのは、色のトーン…特にグレーの部分の色のトーンを落とす工程です。
ここではクリアーブラックを表面に吹いて暗くしていくことにします。何?ウェザリングカラーを使えばええやろなんでそんなこと…と?
う、うるさいわい!



で、こんな感じに。結構雰囲気出てきました。
尻尾は明るい状態で残しておきました。結構ここめんどっちいところなのでここはウェザリングでなんとかしようと考えて。

暗すぎたかもしれないけど別に他人のじゃなくて僕のだしいいか〜!好きにやろう☺


ちょいと場所を移動して別の部屋で撮ってみた。
おっ?良いんじゃない?

次はネズミさんの頭を2個塗ります。
前回牙ぶっ壊れたのでエポパテでフルスクラッチして修正。全体的にザ・ワンの顔に使ったグレーと、調色した青竹色で口内を塗装。
シャドウでつや消しブラックとクリアーブラウン、雰囲気をつけるためにウェザリングカラーのフィルタ・リキッド バイオレットでチピチピチャパチャパドゥビドゥビダバダバしました。
ごめんなさいこれは上の工程をする前です笑
この時点でめっちゃ茶色強くてやり直しだなと思ってやり直しました。

塗り直したネズミさんの頭を添えた状態。この時、足の爪も全部塗装。背中や尻尾の棘なども含め、トゲは全部筆塗りです。
ラッカーやと後々ダルいので、水性ホビーカラーのつや消しブラック使いました。

バランスとしては良いかなと。本体の顔も含めて、あえて暗くしません。顔は目立たせたい。
バランスいいねって思ったので目ん玉塗ってあげます。
本体と同じように、ホワイトにセールカラーをちょっと混ぜたクリーム色を吹いて、縁にクリアーオレンジをシャバシャバにして筆でなぞります。

キッモーイ!
あ、褒め言葉ですよ?

そうしてネズミさんの頭をくっつけて、下半身全体をウェザリングカラーのグレイッシュブラウン(これ!チョー便利なので怪獣キット作るモデラーさんおすすめですよ!やばいこれ!)でウェザリングをかけて………

完成!


どうですか?かなり近い印象になり、かっこよく重厚感も出たと思います!とはいえ、僕のスキルは劇中に寄せられてなかったり塗装もまだ全然上手くないので完璧ではありません。まだまだ鍛錬が足りませんな。

煽りなどで撮ってみました。角度で色味や印象変わるのいつ見ても面白い!
あ、ちなみに胸の骨部分はクリアーブラウン一色だと変だと思ったので黄土色を使ってドライブラシしました。

さて、これにてザ・ワンは完成です!
最後なんで長ったらしい僕の思い出とか綴れたら良いなと思います。



映画『ULTRAMAN』が公開された2004年、僕はまだ4歳でした。ウルトラマンや怪獣大好きボーイでございます。新しいウルトラマンの映画が出るというだけですごく嬉しくてウキウキだったものの、映画はまぁ〜怖い!!!!
当時、『ウルトラマンネクサス』がテレビ放映されていてテレビで人をムシャムシャ食べる怖いスペースビーストがたくさん出てくるんですけど、時間帯も込でまだ明るい環境で見れてたからそれほど怖いってのはなかったんです。怖いけど。

この作品は映画だから、暗いんですよね。劇場内が。加えて特にザ・ワンが本当に怖くて。
半べそかいてウルトラマン早く来てよ!と一緒に来ていた父に言ったぐらいです。父に言ってもどうにもならない笑
ウルトラマンがやっと変身して現れた時の安心感。凄かったです。B'z松本さんの手掛ける音楽に合わせて現れた時本当にカッコよかった。
え?じゃあザ・ワンより、ウルトラマンが好きなんじゃん。と。そう思いますよね?

違うんですよ。どうしてもやっぱ、怪獣が好きに落ち着くんです。最後、ザ・ワンが新宿の街をドカドカ暴れるんですけど、やっと怪獣映画を観に来た!という気持ちが高ぶりました。
小さい頃なんで、やたらトゲトゲしたり鉤爪があったり鋭い姿に長い尻尾を持つ黒い体の二足歩行怪獣には心を奪われます。



このレプティリアがベルゼブアに変貌するのが東京の地下下水道なんですけど、ウルトラマンの身長10mに対してベルゼブアは50m。5倍ですよ!?
狭い地下でウルトラマンを見下すザ・ワンの恐ろしさ。あそこで全てを持っていかれました。デカくて、強い怪獣大好き!な僕はもうメロメロです。
イドロビアとレプティリアは怖かったけど!中途半端な大きさのやけにリアルなサイズ感が怖いってのもあったと思いますけど。

ノシノシと怪獣らしく歩き、ビルとビルの間にその巨体を覗かせる姿はもうたまらなくカッコよかった。これでかっこいいのに後半と来たらもう…男の子は誰だって惚れるだろこんなの!ですよ。
自分の体の倍以上あるでっかい翼をバサッと広げてベルゼブア・コローネになるとか……やばいでしょ。かっこいいよ。

もちろんこの映画はウルトラマンが主役です。怪獣はウルトラマンを引き立てるあくまでも舞台装置といっていい。悪役としては主役なんですが!
ウルトラマンの存在感、ヒーローとして輝かせるために徹底して作られた完璧な悪役だなとザ・ワンに対して思ってます。意思疎通が出来て、言葉も悪者らしく物騒で凶悪。

悪役として、ウルトラマンの作品の中で、本当に心を奪われた怪獣です。

小さい頃はストーリーよくわかんないけど怪獣もウルトラマンも、白熱したクライマックスの空中戦もかっこいいから好き!だったのが、年月経って高校生〜大人になるまでの間、見直したらそのストーリーにも心を惹かれて。あの時、病院のシーンでうちの父が劇場で涙を流していた理由が分かったと。普通に流れもテンポがいいなと思うし、かなりアツい展開ばかり続くし!大好きです。今でもずっと。

こんなにもお気に召した仮病お坊ちゃん。当時は天下のバンダイ様の発売するウルトラ怪獣シリーズで心ときめかせていたんです。
ザ・ネクストはウルトラヒーローシリーズで出たんですが、肝心なザ・ワンは……。

実は10cmぐらいの小さいソフビがベルゼブアとレプティリアそれぞれ出る予定だったんですが大人の事情でお蔵入り…!児童誌で情報見て喜んでサンタさんにお願いもしたもんです。
でも…出なかったんですよね。すごい落胆しました。

あれから20年後の今。大人になっても怪獣オタクな私。
フィギュアも作ったり塗ったりできるようになってきて、このガレージキットに出会えたことが本当に嬉しくてたまりません。
ずっと好きでい続けてよかったなって、思ってます。

長々と綴りました。読ませる気あるんか!と言われると…ごめんなさいつい気が高ぶって。

さて、以上で終わりとします!!!!
見てくださってありがとうございました!


最後にひとつおまけの豆知識です。
映画『ULTRAMAN』はウルトラマンネクサスの前日譚でありながら、初代ウルトラマンの第一話のリメイク作品です。

ビースト・ザ・ワンは、宇宙怪獣ベムラーのリメイクで、ベムラーは初代マンから悪魔と形容されていました。ザ・ワンも劇中で悪魔と形容されています。エモい!

また、ベルゼブアの意味はキリスト教において悪霊の首領、七つの大罪では暴食に位置する悪魔『ベルゼブブ』から来ており、日本語に直すと

気高き王だそうです。


それではまた〜




無気力野郎の模型製作日記:ビースト・ザ・ワン④

2024-08-28 13:17:31 | 日記
ちょっと間空きました。
ザ・ワンの製作の進捗日記です。

前回、ここまで進んでいましたが今回はところどころ修正してあと少しで終わりといったところ。


膝や背中の突起物の塗り分けを筆で整えて、顔に牙を取り付け、目も塗ってあげました。
目はホワイトにセールカラーを少し混ぜたクリーム色で。
目の縁は薄めたクリアーオレンジを筆でサッと一塗り。アクセントに角や牙へ茶色を塗布しました。

流石に僕のひよっこ技術じゃ完全再現とは行きませんが最低限近づける努力はしてます。
まぁこのあとウェザリングカラーで汚して黒く色のトーンを落としていくので大丈夫でしょ!
ピンクサフだけだった尻尾も、キャラクターフレッシュ1を吹いてクリアーオレンジにクリアーブラウンを混ぜた色で模様付け。肉体全体にもクリアーブラウンでアクセントを。

だからここからウォッシングとウェザリングで色のトーン。落とすんですってば!!!!



腕の鉤爪や腕の装甲部分も明るいグレーに茶系にグレーと塗り重ねる工程を終えてなんとか終了。


あとやることは頭頂部の赤みの追加とネズミの頭、全身のトゲと足の爪をつや消し黒で塗装。
そしたらウェザリングカラーでウォッシングと汚しを施して終わり!

になってくれるとうれしいんだがなぁ………。


そしてネズミの歯は落として砕け散り、フルスクラッチするのであった。ちくしょう!
茶系強すぎるので塗り直し!

今回はここまで。29日に全部終わったら良いんだけどなー。後が楽だもの。ほんとに。





最後におまけ。
26日に映画見てきました。珍しくホラー映画です。
戦慄怪奇ファイルコワすぎ!やカルト、ノロイ、貞子VS伽椰子などを手掛けた白石晃士監督の最新作『サユリ』
原作はハイスコアガール、ミスミソウで有名な押切蓮介先生のホラー漫画『サユリ』です。

絶対おすすめしたいぐらい面白かった!
告知された時、白石監督×押切先生というだけでもうとんでもない作品が誕生するのは予想期待してたんですけど…軽く超えましたね。

とにかく怖い!とにかく笑える!とにかく元気になれる!

元気に笑顔で毎日を過ごし、まっすぐ前を見て生きる。それが、この世を恨み続ける負の存在である怨霊を倒す手段!

まさに生と死の真っ向勝負。ただのホラー映画ではないです。

怖いけど、後半から一気にひっくり返ります!
個人的には大満足。観ていて楽しい映画でした。
良かったら見に行ってみてください。

バケモンにはばあちゃんをぶつけんだよ

ではでは。この辺で。