こんにちは。











一目瞭然というべきか、思い切り差別化されています。身体的特徴とシルエットは確かに似ていますね。













2024年もあと少しで終わりですね。

ゴジラ・ストア限定





背ビレは3列で、バランスよく整っています。
今日はクリスマスです。
ケーキやチキンにクリスマスプレゼントと楽しい1日を皆さんお過ごしでしょう。
さあ、本日ご紹介しますのはこちら。

ゴジラ・ストア限定
ムービーモンスターシリーズ
ゴジラ(1998)
映画公開から26年。ローランド・エメリッヒ監督の手がけた世界初のハリウッド版ゴジラ、通称エメゴジがムービーモンスターシリーズに遂に登場!




まずは商品をぐるっと。
このスタイリッシュでスラッとした体つき。
恐竜然とした外見。オリジナリティ溢れる、ゴジラの中でも挑戦的な姿がこのゴジラの特徴ですね。私の大好きなゴジラです。

背ビレは3列で、バランスよく整っています。
最初に作られたマケットを日本の東宝に持ち込んだ時は背ビレは2列のみの予定だったのが東宝から3列にするように注文を受けて修正されたのだとか。おかげでゴジラらしさはあります。

目には白のハイライトが入れられていて、こだわりを感じます。

タグはこのように。
エメゴジといえばこれ!というほど有名なビジュアルに、ゴジラのタイトル。まさか本当にムービーモンスターシリーズでリリースされる時が来ようとは……。
内側には怪獣解説が載ってました。






可動は両腕両足のみ。
支えはいりますが、前傾姿勢ももちろん可能です。
さて、ここで。
皆さんも気になるところだと思いますし、エメゴジにとって長年の宿命であるこの部分に触れましょう。
ゴジラファイナルウォーズに登場した強足怪獣ジラとエメリッヒ版ゴジラについてです。
夏頃、エメゴジに先駆けてジラはムービーモンスターシリーズで発売されています。
そちらと併せて特徴を見て、実際どうなってるのかを比べたいと思います。
ではまず全体から。



一目瞭然というべきか、思い切り差別化されています。身体的特徴とシルエットは確かに似ていますね。
細部を比較していきましょう。


首元、喉、顔周りの造形はまるっと違いますね。
ジラのほうがのっぺりとした甘さが目立ちます。
一方でゴジラは作り込まれた緻密な造形になっています。首を曲げているか伸ばしているかでも変わるとは思いますが、造形面でもう一目瞭然ですね。


続いて背ビレ。
ジラのほうは真ん中の列の背ビレは小さく、外側の2列が大きく目立ちますね。また凹凸もかなり甘いです。
ゴジラは3列ともに大きく、凹凸もしっかりしてます。
背ビレでの判断も、どちらがどちらでとわかりやすいポイントかもです。



腕周りと足周り。
大きな鱗、指の形などは似ているもののやはりディテールは大きく異なりますね。


尾の表皮。
こちらに関しては言わずもがなですね。
尾の背ビレの形状も全く違います。


腹部など。
喉や胸元がだいぶ違います。顔周りの時もそうですが、喉の皮膚の作りや棘のパターンがだいぶ違いますね。

以上、こちらゴジラとジラの比較でした。
私個人としてはゴジラとジラは別怪獣と考える派の人間なので同種派の人からはムッとされそうですが面白設定で見れば、このゴジラとジラはあくまでも近縁種という括り?でまとめるほうが完結でしょうか。
両者の関係性は調べるところ現在も不明。
同種である可能性があるという情報が掲載されている書籍類も、内容があやふやなので不確定要素と化しています。
これについてはゴジラファイナルウォーズでジラを出すことになった経緯を知っている東宝の関係者のみが答えを知っているということが今のところ出せる答えでしょうか。メタ要素ですが、ジラはエメゴジをオマージュ、リスペクトされた怪獣ということで間違いはないですからね。
エメゴジをビハキャラクターにしたのがジラっていうのが簡潔なのかも?
(これ結構危険なカード切ってるかもしれないけど、エメゴジのタグのコピーライトが異様に長いのに対してジラがいつもの東宝コピーライトで簡潔に終わってるのが一番わかりやすいかも。)
あくまでもファン同士で議論しているだけにすぎない話題ですし、ややこしい存在なだけにややこしい話題なのでこの辺でやめておきます。
ともあれエメゴジはゴジラという名前で生まれた以上、放射熱線を吐かずともミサイルで倒されようとも、これもひとつのゴジラなのですね。
ある意味、この変わり種のゴジラがあったから今もたくさん多種多様なゴジラが出てきたんだと思います。
未だ夢のようで信じられませんが、確かにムービーモンスターシリーズでソフビが発売されました。
こんなに嬉しいことはありません。
皆様も是非、クリスマスプレゼントにひとつ購入して、お手元でジラとの違いを確認したり、造形を見てみたり楽しんではいかがでしょう。
ではこれでレビューを終えます。
それではさようなら
さようなら
