先週、チョコラブ てつ君の飼い主であるKさんから
「今日、事務所におるで?桃を持って行こうと思うんやけど。それと・・・・てつが死んでしまったんよ、詳しいことは後で・・・」と連絡を頂きました。
てつ君が逝ってしまった・・・・
Kさんの声は元気そうだったけど、心配ないだろうか
と色々考えていました。
そういえば・・・・
5月初旬、Kさんと話をさせて頂いたとき、
「最近、てつも年をとって体力が無くなったように見えるし、私の姿を探して後追いもするし、一日の半分は寝ているから心配なんよ。若し、てつに万が一何かあっても辛いけん直ぐにはよう連絡せんかも。」
と、おっしゃっていたのを思い出しました。
数時間後、Kさんが「こんにちは」と桃を持って来て下さりました。
毎年すみません。有難うございます

てつ君は、5月に餌を食べた後、急に咳き込んで嘔吐。口周りが少し紫色になり元気がなくなったので急いで動物病院で診察してもらい点滴をして貰ったようです。
動物病院で点滴をしてもらうと元気になり、その後も獣医さんに相談しながら老犬のてつ君の様子を見ていたけど、6月15日 大好きなkさんに看取られながら
亡くなったとのことです。
半月が経ったけど、まだ辛い気持ちの状態だとおっしゃるKさん。
その気持ちは、凄く分かります。
Kさんにとって、てつ君は、家族であり可愛い子供、てつ君にとってもKさんは、誰よりも大好きな優しいお母さんみたいな存在だったでしょう。
5年前まで出場していたJKCの大会で毎年輝かしい成績を残していたKさんとてつ君。


只、同大会で輝かしい成績を残しただけではなく、そこには、お互いに信頼し合う強い繋がりがあったことを女探偵は、この耳で聞き、目で見て感じていました。
Kさんが笑顔と優しい眼差しで「てつ」「てつ君」「てっちゃん」
と呼び、全身をくまなく撫でると
てつ君も笑顔と優しい眼差しで応え尻尾を思いっきり振ってKさんにピタッと寄り添っていたのを次から次へと走馬灯のように思い出します。
Kさんは、女探偵がなりたいと思うような理想の女性です。
てつ君のことや他のことでも、懐の広さを感じます。勉強になります。
こんな素晴らしい女性に愛情いっぱいうけて、てつ君は12年7ヶ月過ごしていたんですね。
本当に幸せな犬の一生だったと思います。
今頃、虹の橋の袂で一緒にいる動物たちに「僕のお母さんは、いつも笑顔で優しくて頼りになる人だったんだよ。ワンコは人間みたいに長生きは出来ないけど、その分いっぱい愛情貰って
心のふれあいの温かさを貰って、12年7ヶ月過ごすことが出来たんだよ。だから僕が居なくなった後、どんな時もお母さんが悲しい思いをしないように、ここでずっと見守っているんだ。」と
話をしているのではないでしょうか。
Kさんが見せてくれたスマホの待ち受け画面は、今年4月に撮ったという 桜の花びらを可愛らしく頭にのせて写っているてつ君でした。
