映画と読書とダイエット 

個人の個人による個人のための記録帳です。よしなに〜(^ν^)
忘備録のためおおいなるネタバレです




映画「弓」観ました

2023-05-14 09:40:00 | 2023年観た映画


2005年 韓国

これ絶対泣けるやつ!って観たですけど、

海の上のボロ船…
おじーがボートで釣り客連れてきて、生計を立てています。
掃き溜めにツルツル!
似つかわしくない美少女がいまして…。

この美少女、
6歳のときにおじいに連れてこられ、
以来ジュー年、ずっと船の上で暮らしているのです!
そしてなんと!
17歳になったあかつきには、おじーの嫁となるのです。

17歳になる日、カレンダーに
❤️ハートマーク「結婚」って書いて、
毎晩日にちを消して、結婚の日を夢見るおじい…
😅

少女をお風呂に入れてあげて、
甲斐甲斐しく世話してます。


少女も狭い船の中、はつらつとして幸せそうに見え…
二人には会話がありませんで、
非言語通信いっちゃってる!

会話すらいらね〜よ!なお二人…

これは究極の純愛ものなの?




と、思いながら見てました。

釣り客の中には少女によからぬ思いをするやつもいて、
そういう奴は、おじいが容赦なく弓で攻撃します。
おじいが客に縛られて、少女が追われるアクシデントもありましたが、
少女が逆に弓で返り討ちし、おじいは威嚇だけでしたが、
少女は客の足を射りますよ!

釣り客の他、
弓占いもウリでして、
ブランコで少女が動いてるところに、弓を射る…ウィリアムテルも裸足で逃げてしまうような、危険なことやってますが、少女はおじいに絶対の信頼があるのでしょうか、
顔色ひとつ変えません。


そんなある日…
釣り客の中に同世代のボーイがおりまして、
少女は一目で恋に落ちてしまいます❤️

なかなか猛烈にアピールする彼女。

おじいは嫉妬で狂いますが、
少女はおじいに反抗するようになってしまいます。

青年はいいやつでして、
女の子を10年も船の上で世間も知らないで、かわいそうじゃないか?
彼女の両親が探してるかもしれん!
と、少女を船から下そうとします。

おじいは、
1日に何個も日付を消したり、
結婚の日を急ぐ姿は、あはれというよりもむしろコミカル…
です😅

青年は少女の親が探していることを突き止め、
また船にやってきて、

少女と青年で船を降りるか、
おじいと結婚して少女が幸せになるか占いしてくれと頼みます。

少女がおじいに何告げたんでしょう?

おじいは用意してた婚礼衣装ぶちまけ、
青年と少女はボートに乗り込みます。

おじいはボートにロープ括りつけ、そのロープでクビを括って死のうと思います。
が、あんがい苦しかった!
ジタバタじたばた…
ナイフでロープ切ろうとします。

少女がおじいに気づいて、
ロープを切って、駆けつけてくれます。

で、少女とおじいは婚礼の儀式を行うのですが…
少女とおじいは婚礼衣装に身をつつみ、
ボートで旅立ちまして…
船の上、ボーゼンと見てる青年…😅

あーーー
これ…
どーなるのかなぁ〜



おじいと少女の心中ぅ?

愛はエゴなんだ第三密度ですしお寿司…
しょーがないか…

と思いきや、
天空に矢を放ち、
華麗にボートからダイブしたおじい…
そのまま浮かんで来ませんでした。

浮かばないように水中で必死こいてお亡くなりになったのかと思うと、コミカルすぎるw

少女のボートは青年の乗ってる船のもとへ流れつき、


夢の中、
おじいの執念…
おじいとの初夜(昼間だけどな)を迎えた少女…

おじいは非物資になって、
思いをとげましたが(すごい執念ではある)
第三密度での少女の幸せをおじいは最後に選んでくれたんだ。

ありがとうおじい…
さようならおじい…
🙏

って、これ泣ける話?!
な気がするけど、
あまりにもおじいの執着がコミカルで、
😅

泣けんしw

って、わたくし、この話に最初、何を求めていたのかしらん…

第三密度の愛❤️
悲劇にして美しくもあるけど所詮コミカルw
ってことかなぁ〜
😅

しかし、
舞台は船の上だけ。
少女とおじいに会話なし。
少女、一言も喋らないで、
1時間半も見せるのはすごいねーーー👍

美少女はそれだけですごい😍

素晴らしい映画をありがとうございました😊










映画「折梅」見ました

2023-05-13 16:08:00 | 2023年観た映画
2002年 日本



舞台が愛知の豊明…ということで、
知ってる景色見られるかなぁ…と見てみました。

犬山城とモンキーパークが出てきましたが、
他は知らないなぁ〜って感じでした。

団地に一人暮らしの政子は、
養老院へ行くお友達のためにお弁当作って持たせてあげたり、
お世話好きなおばあちゃん(って、おばあちゃんじゃないやん若いよ〜😅)

が、今後のことを考え、
三男夫婦のもとへ身を寄せることにしました。
最初にお嫁さんに相談して、お嫁さんもいい人なんで優しく受け入れてくれ…
(最初、嫁じゃなくて娘なんかなぁ〜って勘違いしました)

お嫁さんは日中はパート。
おばあちゃんにお弁当作ってくれますが、

急に生活環境がかわり、
やることがない政子は、
痴呆の症状が出始めました…。
孫に嫌われてる始末…


日中はヘルパーさんに来てもらって、
ヘルパーさんも感じいいひとでしたが、

嫁さんがお金とったーーーとか、
大皿料理を一人で食べたりとか、
突っかかってきたり…
(主婦系漫画っぽい構図)

けっこう
ひどい

夫婦仲もこじれていき…




手に終えなくなり、
犬山にいい施設あらしく、
夫婦で行ってみることにしました。

とりあえず施設はやめにし、
もうちょい頑張ることにして、

徘徊したり…

いよいよ犬山にいきましたが、
途中、モンキパークに寄り、


猿の母子を見て、

政子は子供の頃、料亭で働く母を待ってる生活だったが、
その母にに捨てられ、
10歳の頃、父親と名乗る男が現れたが、
毎日殴られていた…
など、これまで誰にも話したことのないつらい幼少期の話を語りはじめ、
お嫁さんは心を開きます。

政子は習い始めた絵画に才能を見せ、

痴呆は進むもの、
お嫁さんが寄り添ってくれ、
幸せに過ごすのだった。



おばーの勘違いを「違うでしょ」
じゃなくて、受け入れてくれるようになったお嫁さん。

ちょっとフィクションっぽい感もありましたが、
お嫁さんが、
細くてきれいで、
働き者〜って感じで、
こういう世話好きな人間なら大丈夫なのかもなぁ…
政子も結構世話好きな体質だったので、
政子に家事やらせれば良いのに、って、
価値観違うから無理なのかもなぁ〜。

政子が大皿料理一人でがっついて食べてたのは、
大皿料理だと気を使って食べられなくて、
政子は女手で子供四人もそだて、余るほどの料理も出せず、
平等に分けて食べる生活だったんでしょうねぇ。

大皿で育った家庭と、
取り分けの家庭…
溝ができそう…
うちは小分け派でした…😅
大皿家庭だったら今頃コニシキw

面白い映画をありがとうございました😊


























映画「愛と哀しみの果て」見ました

2023-05-13 14:50:00 | 2023年観た映画
1985年



デンマークの裕福な出身のカレンは、外国行きたいし爵位が欲しくて、
持参金めあてのイギリス男性の男爵と結婚する。
(実はその兄に振られた…)

で、アフリカで牧場やるぜ…ってことになりましたが、
新婚の夜が開けて早々に旦那は狩に出かけ、
牧場のはずなのに勝手にコーヒー農園になってて…

旦那いないもんで、カレンが現地の部族を雇ったり、
色々やって〜





そんななか戦争が始まり、旦那は義勇兵に志願。
白人に缶詰三百人分持ってこさせてと、
伝言があります。

が、農場の責任者は「おいらそんな危険なところいかねーべ」

しょうがないので、カレンが部族連れて赴きます。

途中、迷子になりますが、アフリカに着いたばかりのときに出会った、
デニスに助けられます。


無事に荷物を届けたカレンでしたが、
そのとき旦那とセクースしたため、
梅毒にかかってしまいました!

治療のため、カレンはデンマークへ帰ります…。

子供が作れなくなったカレンが、
現地の子に学校を作ったり、コーヒー栽培を頑張ります。

旦那はええ女みつけ、
離婚を申し込まれます。

デニスと親しくなるカレンでしたが、
結婚を望むカレンと、
束縛されたくないデニス…

そんな中、カレンのコーヒー農園が出火し、
カレンは全てを失い、デンマークへ帰ることになります。

現地の部族の居住地も抵当に入っていたので、
彼らの居場所を確保するために、
イギリスの提督に頭を下げ、
そこにデニスが現れ、帰り、小型機で送ってくれることになります。


カレンは家財を全て売り払い、
デニスを待っていましたが、来ません。
代わりに元旦那が来ました。

デニスは小型機の事故で亡くなってしまったと伝えられます。

カレンはデニスからもらったコンパスを、
現地の使用人に託します。

カレンはその後、アフリカに戻らず、
作家となりました…。


カレンとデニスのラブロマスもの…
なんでしょうが、
いかんせんん、メリルさんのカレンが、
なんでもできてしまい、男っぽいんだけど、
実は旦那の帰りを雨の中待ってたり、重たい…。
で、誤解されて重たい女になってく…と、いう感じかなぁ〜。



1985年のアフリカのサバンナは見事で、
今はどうなってるのかなぁ〜
など思いながら見てました。


結構長く感じました。



2回目途中まで見ましたが、
物語を語るカレンの表情がイキイキしてて、
彼女は作家になるべく人生を選んだんだなぁ〜と考えさせられました。

恋もビジネスも失敗したんだけども…
😅

面白い映画をありがとうございました。












映画「少年の君」観ました

2023-05-07 16:16:00 | 2023年観た映画
2019年、中国、香港



「サンザシの樹の下で」のヒロインが、主演してるというので観てみました。


って、ん?




今回は現代、進学校でいじめにあってる役です…
そのせいか、なんか地味に見える…

ニェンはイジメにあって自殺した子の遺体に上着をかけてあげたことから、
今度はニェンがイジメの対象になってしまったのだった…。





🤨飛び降り自殺した子の映像、スマホで撮ったりして、
お国柄?なんかちょっと酷すぎる気がする…日本の映画じゃなくて良かったべ。

ある日、ニェンは、
リンチにあってる少年を、通報しようとして助けます。

少年は学校にも行かず、
アンデーグラウンドで生活しているシャオベイといい、
シャオベイはニェンのボデイガードになります。

常にニェンの後ろ、近くでこっそり守ってくれています。

ニェンは勇気を出し、
警察に自殺した子がイジメを受けていたと、証言し、
イジメた子らは謹慎処分、担任が責任とってクビになります。



お互い、開放感を感じる二人、
ニェンはあと1か月で受験を終えたら北京大学へ行き、
北京でシャオベイも一緒にやり直そうと、希望を持ちます。


シャオベイはイジメのリーダーにおどしをかけ、
イジメは手下の女の子が標的になります。

その子に、つきそうニェンでしたが、

ある日、ついていったところ、騙されていて、
集団リンチされてしまいます。

頭ざんぎり、
服も脱がされ…

警察届ければいいのに…
シャオベイの家に行って…

あまりにひどい仕打ちにシャオベイも涙しながら、
二人でボーズ頭になります。



ボーズ頭の方が凄みがあって美しく感じる…
すごいですねぇ〜。

ボーズ頭でもめげずに学校へ行き、
なんとか受験が始りますが、

そんな中、
イジメリーダーの女の子の死体が発見され…

その日、車を借りたシャオベイが?
まさか?

😱

痛いの爪からシャオベイの皮膚組織が発見され、
シャオベイは「抵抗したから」と供述します。

か?

と、重いつつ、なんか怪しい〜

そう、実はニェンが「通報しないで」と懇願し絡んできた彼女が、
「受験が忙しいから通報しない」みたいなこと言ったら、
いい気になって、さっきの嘘泣きで、色々カンに触ること言ってきたので、
思わず振り払ったら、
階段が急でしてねぇ…見ててヒヤヒヤしたんだ…
落ちて行かれて、お亡くなりになったのでした。

ニェンには輝く未来が待ってる…
シャオベイはニェンのために罪を被ることにしたのでした。

ニェンは優秀な成績を収め、
北京へ行くことになりました。

が、そこへ刑事が現れて、
シャオベイが実はすでに成人しており、
余罪もあるので死刑判決になったと伝えにきます。

なんで、放ってくれないの〜!

ニェンは刑事に真実を話したのでした。

ニェンは過失致死になったもの、イジメが情状酌量され、
禁錮5年となりました。

数年後、英語教師になったニェン、
イジメられてる子に寄り添います。
その後ろを、シャオベイがいまも付き従って守ってくれているのでした。


イジメがテーマですが、
恋愛ものですねぇ…
女の子の理想の男児的な?

シャオベイがケンカっぽく、
危険に突き進んでいく性格で、
アンダーグラウンドでは長生きできんじゃないかと思い、
ヒヤヒヤしていましたが、
ニェンと出会ったことで、まっとうな生き方になったのかな。
ハッピーエンドで良かった!

面白い映画をありがとうございました😊





















映画「1978年 冬」観ました 2回目

2023-05-07 09:27:00 | 2023年観た映画
1回目の感想はコッチ






大分忘れていました…
😅
あ、でも最後、兄ちゃんが軍に入って事故死、
女の子は北京に帰らず、音楽の教師になったところは覚えていました。

おそらく、
一番のエモいシーンであろう、
学芸員になったと、嘘をついて病気のお父さんを安心させたかった彼女のため、
衣装作って、ラジオを売って、撮影したシーン…
は、見事に忘れてました…😅
あと、弟が、にいちゃんのせいでいじめられ、
マッパにされて、崖から飛び降りるシーンも嫌すぎで忘れてました。
(無事で良かったよ〜)

お兄ちゃんは、ヤンデレなんですね〜
前みたときは、
少女に惚れてるって感じがしなくて、
むすーとした顔で後ろついて回ったりしてるのが、
イライラしたんですが、
今回は、痛々しいなぁ…と思いつつ、若干、共感できました。

😅

サンザシのキャラもそうですが、
文革時代の田舎って、
あまり喋らないんですかね〜
言葉はほとんどなく…

もくもくと文句も言わず、
工場で重労働する彼女。
一輪車で重たい瓦礫運んで、
なんかトラクターあるけど、どうしたねん?
(もったいないから使わんのや)

これも悲恋といえば悲恋でしたが、
男性視点かなぁ…
女の子か自分から服脱いだりとか、
夢入りすぎじゃない?
コミカルな感じもしたなぁ…
悲恋じゃなくても良かったのになぁ〜。

文革終わって、お兄ちゃんの家は北京に帰ることになります。
お父さんはお医者さんで知的階級だったんでしょうねぇ…
青年が生きてたら、彼女と一緒になれたのかなぁ…
彼女の視点があまり描かれていないので、
淡々とした感じでした。
あ、そういえば、青年が軍に入って列車で旅立つとき、
彼女はこっそり隠れて会いに来てて、列車追いかけていったなぁ…
あのシーン「ラマン」でも似たシーンあったなぁ…

面白い映画をありがとうございました😊