映画「オリーブの林を抜けて」観ました

「友だちのいえはどこ？」と同じ舞台、

数年後、地震のあとの映画です。

ちょっと成長したアハマッド少年が出てるそうなので…

観てみました。

お花の鉢を届けるチョイ役で出てました。

(右側)

前作の映画で、地震のあとに夫婦となった二人が、

実は顔見知りなんだけど、訳ありな二人で…

映画を撮影しながら、舞台裏でストーリーが進んでいきます。

ホセインはタヘレに惚れてて、

奥さんになって欲しいので猛アピールしてるが、

タヘレはガン無視…

果たしてこの恋はうまくいくのか…

ホセインは11歳から働いていて字が読めない。

子供にはちゃんと教育してやりたいので、

奥さんには学がある人になって欲しい。

タヘレは女学校に通っている。

勉強家。

両親は先の地震で亡くなってしまい、

今はおばあちゃんと暮らしている。

地震後のイラン、

山にいた人たちは救助が遅れ、たくさん亡くなってしまった。

大勢が都会の方、街道へ引っ越したらしい。

まだ山にいるおばあちゃんらーなど、

相乗りさせてあげて、話を聞いて…

監督の好奇心、人間愛が伝わってきます。

そして映画をとることの

じつに労力と根気と…時間のかかること。

カーッと！！！

ホセインとタヘレは新婚夫婦役なのですが、

私情を交えて演技するので、

リテイクが続く…

みんなキレないですごいなぁ…。

テイク5とか？

何回やるねん…

大変だなぁ…。

二人のシーンの撮影が終わり、

バスがなかなか出ないので、タヘレが先に歩いて帰ってしまう。

監督はホセインに「お前は若いんだから歩いて帰りなさい」

タヘレの後をおうホセイン。

もう会えないかもしれないから、

返事だけしてくれーーーー！！！

ズンズン無視して進んでいくタヘレ。

あーこの道は…

「友だちのいえはどこ」

でアハマッド少年がいききした道だ！

今回は花なんか咲いちゃって、

ホセインの恋は叶うんじゃないかな、って期待が持てる。

最後立ち止まって、

会話する二人…

すぐ分かれたんで、

たぶん「しつこい」とかそんな感じなんだろうけど、

だんだんうまくいくんじゃないかなぁ…。

ホセインの後をつけてた監督が、

ニヤァとするところとか、

あー、人間愛だなぁ〜ほっこりしました。

面白い映画をありがとうございました😁