イラン…1987年の作品です。
小学2年生、8歳のアハマッド。
学校で、隣の席の子がノートに宿題をやってこず、
「次は退学だ」と怒られ、泣いてしまいます。
ノートはいとこの家に忘れてしまったそうで、いとこから返してもらっていました。
帰り、カバンを持っていないその子が荷物を落とし、
拾ってあげたアハマッド。
家に帰ったら、
隣のこのノートを間違えて持ってきたことにきがつきます。
自分のノートとそっくりだもん…。
次にノートに宿題やらなかったら、
退学だ!!!って言われてた!!!
アハマッドはオカンに「友達のノート持って帰ってきた」
って相談しますが、
おむつとって!
おむつ濡れてるやん!
部屋の中からとってきて!
ミルクあげて!
角砂糖2ついれるんよ!
ゆりかごゆらしぃ!
宿題しぃ!
ノートぉ?
明日、返したらいいやんけ。
パン買ってきて!
まるで相手にしてくれず、
赤ちゃんの世話させたりで…
この母は毒親か?
って思いましたが、この時代、この地域はこんな感じなんでしょうか。
母の目を盗み、
友達にノートを届けに行きます。
じーちゃんがいて、じーちゃんのタバコ取りに行かされたり、
「ノート届けにいく」
って、いうんだけど、
大人は誰も相手にしてくれない…
ウロウロ…
行ったり来たりのアハマッドくん…
😅
夕方になるころ、
一人のおじいがついてきてくれますが、
「これは俺が作った窓や」
って、自分の武勇伝語りたかっただけか?!
おじいちゃんノロノロ…
急いでるからもっと早く歩いて!
喋らなければ早く歩けるんだが…って…
じゃあ
しゃべらないで!!!
😅💢😫💢🙀
結局ノートは返すことできずに、
落ちこんで家に帰ったアハマッドくん。
食事も喉に通りません。
一人、宿題をやることにしたとき、
風が吹いてドアが空いて!
ひらめいた!!!
翌日、
アハマッドは学校に来ていません。
宿題を先生がみていきます。
ノートがなかったから紙切れに書いてた隣の子、
自分も順番が来るのをドキドキ震えてまっています。
アハマッドが遅刻でやってきて、宿題をやった隣の子のノートを手渡します。
ついてきてくれた親切おじいが
最後に「ノートに挟んでおきなさい」
って花が押し花になっててなんともほっこり。
アハマッドくん、
大人にじゃけんにされつつ、
暗くなるまでノート届けに行ってえらいなぁ…
ほっこりするお話でしたが、
ジジたちの顔漫画っぽいシーンもあったし、
ちょっと長感じてしまいました…。
ロードムービー?イランの街並み…
とはいえ、アハマッドくん視点でなんども行き来…
俯瞰とかあってももっと面白かったと思うんだけど、
あくまでアハマッドくんの視点を大事にしてたのかな。
(猫とか鳴き声だけ、アハマッドくんはノート返すことしか興味がないから写されていなかった)
窮屈な感じもしました。
⭐️⭐️⭐️⭐️かなぁ〜。
学校には男の子しかいませんでした。
女子は学校、行かせてもらえないんですね。
現在はどうなんだろ?
面白い映画をありがとうございました😁
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます