1975年、カンボジア…。
日本がディスコでイケイケしてたとき…
ポルポト派の粛清が行われて…
カンボジアの首都は誰もいなくなってしまいました。
150万人が粛清され、
残った人も田舎で強制労働させられたそうです。
監督でもある「わたし」が
当時の記憶を辿りながら、
死者の埋められた田んぼの土で作った人形で語りはじめます。
「私」は当時13歳…
教師の父と兄姉、親戚たちと豊に暮らしていましたが…
生活は一変。
黒い服とスプーンだけが持ち物。
兄はギターが好きで、音楽に傾倒していたため、
ある日突然帰ってこなかった。
父は「家畜の餌は食べてくない」生活を否定し、餓死を選び、
働きものの母、姉は体を壊して亡くなってしまう…
ドキュメンタリーにしては
なにがどうして?
歴史にうとい身としては当時の背景がわからない。
映画としては
主観的すぎで、感情移入できないまま…
うーん、
本人が怒りを示すのが目的なら、
アリなのかも…
なのですが、
おいてけぼり感いっぱい…でした。
一時停止して、
歴史を調べてから見たほうが良かったかな?
なんとなく、
中国の文化大革命が1970年には失敗したのに、
なんで1975年になって、
カンボジアで文化大革命みたいなのが起こるんかなぁ〜。
野良バナナがなってるのに、
なんで餓死したりするん…
(野良パパイヤとったオカンが娘に告発されて帰ってこなかったエピソードがあります。禁止だった…から?)
映画としては、いまいち入っていけず、
長さを感じました。
昔の幸せな時代は人形じゃなくて、
実写でやったほうが感情移入できると思いました。
(実写しなかったには、監督が、プロパガンダのひどい映画を労働後に無理矢理見せられたトラウマがあるからなのかな?)
歴史の勉強するきっかけにはなると思います。
面白い映画をありがとうございました😁
⭐️⭐️かなぁ〜。