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実は試合が始まる前に、「期待値の14位に向けて、無理かも知れないけど頑張れ~」ってハナシを書こうと思ってたんです。でも、まとめる時間が無いまま、1R終わってみればこの好成績。私は、"無理かも"って思ってた自分を反省することになりました。ぜひこのまま最終日終わるまで、もっと反省し続けたいです。
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で、その「期待値の14位」ってなんなんだよ?って件ですが。
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という短絡的な考え方で「期待する順位」って意味で私が勝手につけた言葉です。(数学で習う「期待値」とは違いますけど、「見込み」みたいな意味では似てるかな?)
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左の表は、ノーザントラスト・オープンに出場する選手を、現時点での世界ランキング順に並べたものです。
実は同じような表をWGC-HSBC選手権のときにも書いてるのでこちらも見てみてください。
HSBCの時は、世界ランク36位で24番目。
そして結果成績は17位タイ(タイ2人)でした。つまり、HSBCではランクよりも「いい仕事」をしたわけですね。
今のノーザントラスト・オープンでは、石川遼の世界ランクは31位で14番目。
そして結果成績は…わくわく
でも1Rの9位タイという成績、冷静に考えてみると、タイが14人も居るので、15位くらいと同じこと。
ということは、「1Rは順当な成績だったね~」ってことでしょうか。
前の記事(「ノーザントラスト・オープンで、遼くんの世界ランクはどうなる?」)の表を確認してみると、ノーザントラストで14位というのは、世界ランク31位をちょうど維持する(ぎりぎりではなくて)ポイントを取れる順位でもあるのです。
遼くん、頑張ってね
・・・で、ちょっと蛇足なんですが、この「期待値」について。
こういう考え方をすると、日本ツアーの試合ではほとんど遼くんが1番目(=世界ランクで日本のトップ)だから、遼くんが常に優勝、ってことになっちゃう??・・・ってことではもちろんなくて、「優勝の可能性が一番高い人=石川遼」ということかな。
実際、私達も遼くんが国内で優勝してもそんなにびっくりしなくなっているし、常に「期待」しちゃってるかも。
でも、今回のノーザントラストでは、最終的に14位だったらかなり「よくやった!」って感じがする。なんでだろう?…アウェーでの試合だから?・・・だけじゃない気がする。なんだか私達(「達」って付けさせてね)の中に、「アメリカじゃなかなか通用しない」って気持ちがあるような気がする。「世界ランク31位といっても、ほんとに30位のY.E. Yang と並ぶくらい強いのかな?37位のMike Weir や38位のTim Clarkより強いのかな?」って気持ちが。
今の遼くんの世界ランキング31位を支えているのは、ほとんどが日本ツアーの試合でGetしたポイント。だから、
「ホントは31位ほど強くないかも」 ということは
「日本ツアーの試合は、そんなにポイントがGetできるほどの価値が、本当は無いかも」 ということ。日本人自身が、そんな感じで考えちゃってるかな…
で、もし実際に、遼くんをはじめとする日本の選手が、海外の試合で期待値より下ばっかりになっていたら、「やっぱり日本の試合で勝っても、そんなに強くないんだ」という定評になってくるだろうし、あまり酷すぎたら、日本の試合のベース・ポイントを下げられちゃうかも??
もちろん、期待値なんてみんないちいち考えていないと思うけれど、出場している周りの選手と比べれば、なんとなく「世界ランク31位ならこれくらいの順位がまぁ順当?」というのがわかると思うんですよね。
世界ランク31位に順当なのは、少なくとも「予選通過」ではないはず。
「日本の賞金王」というのは大きなプライドにはなっても、数値ではないから。
世界ランクはバッチリ数値で出ちゃってるので、その分シビアかもしれない。
遼くんがこれからも「日本のツアーを拠点にして、日本ツアーを盛り上げながら、海外メジャーに挑戦していく」つもりなら余計に、海外でしっかり成績を出していかないと、逆に日本が盛り下がることになっちゃう。
あ~こんなこと書いて、明日予選落ちだったらどおしよお?
がんばってー