タソガレブログ

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『タンロンの歌姫』

2011-09-25 01:13:03 | 映画の感想
アジアフォーカス福岡国際映画祭にて「タンロンの歌姫」鑑賞してきました。
原題:Long thành cầm giả ca (龍城琴者歌)

ベトナムの映画初めて見ました。
歴史もの。パンフレットによると「ベトナム映画史上最大規模の悲恋歴史絵巻」だそうです。
中国や日本だったら武将とか皇帝とかが主役になるんでしょうが、主役は琴を弾き語る女性。
歴史の中心人物ではなく、一般階級の女性が時代の流れに左右される人生が描かれています。

悲恋というけど、たいして泣かせるような話でもなかった…
10?年後に再会するシーンは必要だったのでしょうかね。
なんとなく二人がすれ違うシーンを見せるだけでも良かったような気がします。
そもそも10年後メイクは無理がありますw
悲恋といっても身分差に悩んだりするわけでもないですしねー
二人が結ばれそうになるシーンはあるのですが、結局男性のほうが拒んでしまいます。
そして拒んだ女を10年後に呼び出すという…超いまさらです。。
そもそも出会いの時点で、男性のほうは妻帯者だから悲恋もなにも、と思ってしまった。
妻もいいひとだし、子どもいるしなー^^;

というのもこのストーリーは元ネタになった詩があります。
劇中でも出てきた詩「龍城琴者歌」 トー・ニュー
この詩を実際あったことと考えて史実に入れ込んでみたらこんな物語になった、という
ことなのかな。おそらく。
最後の井戸の幽霊の話は、さらにそれに付け加えたんだと思う。
じゃないといきなりホラー風味になるわけないwww

ベトナムの歴史が分からないので、どんどん時代が飛んでゆく展開には
少し戸惑いました。もうちょっと勉強しよう。
ベトナム王朝の建物や衣装は雰囲気たっぷりに再現されていてよかったです。
アオザイかわいい!

参考レビュー様 アジア映画の世界福岡発


主演の男性のほうは渡/部篤/郎ぽい顔でイケメンでした!

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