先日、群馬県多文化共生シンポジウム「身近に増える在住外国人とともに群馬の未来を描く」に参加しました。多文化共生協働活動事例発表とパネルディスカッションの二部構成でした。印象的な発言や新たな発見もあり、有意義な時間でした。
冒頭では、県庁職員の方が群馬の多文化共生について話されましたので、その内容を簡単に記しておきます。群馬の在住外国人は、2013年から増加し始め、2017年末の時点では、約53000人が109の国から来ているそうです。特に、東毛地域(太田市、桐生市、館林市、みどり市、邑楽郡など)で多いそうです。在住外国人が増えるに従い、生活での摩擦が生じるようになり、また、教育や福祉の面でも、課題が顕在化してきました。この様な状況を受け、「多文化共生推進士」の育成が始まります。これは、群馬大学と群馬県の共同プロジェクトで、多文化共生推進士を群馬大学が養成し、県が認定するというものです。19人の同推進士が輩出され、今は養成を終了したとのことでした。個人的には、なぜ養成を終了したのか、気になりました。19人で十分という判断なのか、予算か何かの都合なのか……
そして、今回の参加を通し、私自身の問題として、深く考えたい主題が2つ見つかりました。それは、「なぜ多文化共生が必要なのか」という問いと、「多文化共生社会の定義とは何か」という問いです。前者に関しては、「住み分けでもいいのでは」という声もあるかもしれませんが、説得力を持って多文化共生の必要性(あるいは価値)を提示できないと、多文化共生の方向へ進むことすら、危うくなってしまいます。だからこそ、多文化共生の必要性や価値を、深く考えたいと感じました。
次回に続きます。
冒頭では、県庁職員の方が群馬の多文化共生について話されましたので、その内容を簡単に記しておきます。群馬の在住外国人は、2013年から増加し始め、2017年末の時点では、約53000人が109の国から来ているそうです。特に、東毛地域(太田市、桐生市、館林市、みどり市、邑楽郡など)で多いそうです。在住外国人が増えるに従い、生活での摩擦が生じるようになり、また、教育や福祉の面でも、課題が顕在化してきました。この様な状況を受け、「多文化共生推進士」の育成が始まります。これは、群馬大学と群馬県の共同プロジェクトで、多文化共生推進士を群馬大学が養成し、県が認定するというものです。19人の同推進士が輩出され、今は養成を終了したとのことでした。個人的には、なぜ養成を終了したのか、気になりました。19人で十分という判断なのか、予算か何かの都合なのか……
そして、今回の参加を通し、私自身の問題として、深く考えたい主題が2つ見つかりました。それは、「なぜ多文化共生が必要なのか」という問いと、「多文化共生社会の定義とは何か」という問いです。前者に関しては、「住み分けでもいいのでは」という声もあるかもしれませんが、説得力を持って多文化共生の必要性(あるいは価値)を提示できないと、多文化共生の方向へ進むことすら、危うくなってしまいます。だからこそ、多文化共生の必要性や価値を、深く考えたいと感じました。
次回に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます