個人雑誌編集長兼雑用作家、

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齋藤務作[超人類バトルクローンロイド]

2014-11-21 22:10:46 | SF小説


9、大攻撃と実戦闘、


レスの部屋に戻ってから、俺は、ふら付きながら、トイレにベランダに行った。

それを、レスが、後ろから付いて来たのだ。

そして、後ろからレスが言う、
「お前、何時も、どこに行っているんだ?私も、一人で考えたく為った時には、良くスカイベランダに行くが、そんな所を、一日に何度も行くのは、おかしいぞ?」

俺が、レスに隠れて、服を脱ぎ掛けていたのを見付けて、レスが驚いて言った。
「お前、まさか、そんな所で、ドロップバイしていたのか!?」

俺が言う、
「ここを、教えたのは、レスさんでしょ?」

レスが、更に驚く、
「お前、ずっとここで、ドロップバイしていたのか?ああ、何て事をするんだ!ここは、セントラルコマンドタワーのスカイベランダだぞ!」

レスが頭を抱えた。
「最近、このセントラルコマンドタワーの、マルチウィンドウ自動清掃機のセンサーが感知した異常な数値の、バイオ生物の繁殖が報告されていたんだ。予想される敵の生物兵器による遠距離攻撃の可能性が、戦略ミッションコンピューターから指摘されている」


「ああ、お前の攻撃だったのか?凄まじい大攻撃だと、このセントラルタワーの全システムが、お前の攻撃を感知して、猛反撃しようとしていたんだ!」

俺が驚く、
「俺のって、攻撃なんて仕手なんかいない、猛反撃って一体、どんな反撃を仕様と仕手いたんだ!」

レスが言う、
「先ず、生物兵器の到達を阻止する為に、放出している大本を特定して、その元を強力レーザーで生体物を焼き殺す。次に、高圧プラズマ放出して駆除し殺菌処理してから、敵を放電電気分解し、オゾンと硫酸噴霧で完全殺菌する。後は、超強力紫外線で長期間殺菌する予定だった。」

俺は困った、そんなに俺は、不潔だったのかと思い知らされたのだ。

そして、そんな俺を引っ張って、レスが、
「お前は、ここでドロップバイするんだ!」


俺はレスに連れられて、ドロップバイする。

自動機械の部屋に入れられた。

次に、俺が、その中で絶叫した。

その後、俺が、よろよろに為って、その部屋から出て来ると、レスが、キョトンと仕手いた。

そして、それをレスが言う、
「お前、まさか?超強力排出の方で、ドロップバイしたのか?なら、一週間はもう出ないぞ!」

俺は思った、弱とか強力とか、有るなら、最初から言って呉れ!

俺は、内臓の中まで吸引されて、引っ張り出されて仕舞ったのだ。

もう、フラフラだった、そんな所に、厄介なメイが来た。
「何を二人で、コソコソ仕手るのよ、私にも遊ばせなさい!」

レスが言う、
「小鳥に、ドロップバイを、教えようと、させていたんだ。」

メイ、
「あらーまーーあ、そりゃ大変だわ、そう言うのは、早く仕付をしないといけないのよ!変な所や、色んな所で、する癖が付いたら、どうするの?急いでそこに入れて出させなさい、出すまで出しちゃ駄目よ!」

レスが言い掛けたが、

メイが遮って、俺を再び、ドロップバイの機械に掛けていた。

俺は中で絶叫していた。

そして、何とか生きて出て来た俺は、箱の中で、身も細るような状態で転がっていた。

向こうで、レスとメイが楽しそうに話している。

俺は、一人で悲しく恨めしそうにいじけていた。

そこに、レスが来て、俺を抱いて連れて行くと、ソファーに座り、頭を撫でて呉れていた。

横からメイが、俺の頬を引っ張って抓ったりしたが、レスに叱られて、メイがいじけていた。

そして俺を撫でていたレスが言った。
「今度、出撃の時に、コイツを、バイオモンスター戦闘に連れて行きたいんだ。」

メイが驚く、
「行き成り、実戦闘に出そうって言うの、そりゃーあー、駄目ダメ、死んじゃうよ、コイツは、戦える代物じゃあーーないよ!」

レスがむきに為って言う、
「そんな事は無い、屹度、役に立つ筈だ!」

メイ、
「駄目だって、コイツは、ここで可愛がっていればいいのよ、外に連れ出して死んだりしたら、レスちゃん、泣くでしょ?」

レス、
「私は、泣かない、コイツは、強いと信じる、必ず戦える、絶対だ!」

俺は、この時ばかりは、メイの言う話が、正しいと思った。

だが、レスの固い決意に、メイが根負けして、メイは自分が、直ぐに行く、地下要塞攻撃の作戦に、俺を連れて行く事にした。

レスも、この時は、俺を、この意地の悪いメイに預けた。

「ええーー、なんで、レスも、メイも、もっと、ハッキリ駄目って言わないんだ。何時もなら、自分の意見を、無理矢理に通す癖に、こんなに簡単に、俺を、死なせたいのかー、」

俺が泣き叫んでも、メイやレスは、俺を、メイの指揮する。戦闘型要塞バトルクルーザーレットウイングに乗せた。

そして、その戦闘指揮官のバトルクイーン、メイスカイヤーが、命令した。
「戦闘要塞レットウイング、発進!」

このセントラルコマンドタワーは、彼女らの拠点で、巨大な街でもあったが、

天に届く宇宙軌道エレベーターが、彼女らの活動する大規模な軍事基地だった事が、戦闘要塞が発進して、離れていく時に分かった。

戦闘指揮官のメイが、俺に言う、
「お前を連れて来たのはね、レスちゃんが連れて行けば、屹度、お前を、本当に戦闘で死なせて仕舞うかも知れないからなのよ」

俺がメイを見た。
「どう言う事だ?」

メイが言う、
「だから、お前には、戦わせないから、私の後ろにいればいいのよ」

そう言う事か、俺は、少し安心したが、意外とメイが優しい事に驚いた。

これは何かあるかも知れないと、勘ぐっていたが、然し、メイは、本当に、俺には、戦わせない積りでいたのだ。
「指令、敵、地下要塞が、目視距離に来ました」

メイが言う、
「良し、私が、自ら出撃する。高速戦闘アーマーを二機準備、小鳥の分だ!コイツを装備して、私の、後を飛んで来い、いいな、いくぞ!」

俺達は、この空中移動戦闘要塞から出撃した。



個人雑誌グラス編集部、副編集長兼雑用、主力作家の齋藤 務、

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2017年1月24日、文章修正、






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