RE;BIRTH~リバース

なぜリバースなんですかねw

空想科学祭2011参加作品について

2011-08-07 09:20:39 | 雑記帳

 最近は、余り書く時間がとれず、「小説家になろう」での連載も一時ストップしています。
 これは急遽参加を決めた「空想科学祭2011」用の作品「シェルバックス・ストーリー」を書いているせいでもあるんですが、これがまた難物。
 というか、自分がいままで書いたことがない内容だからでしょうね。ファンタジーや昔で言うところのジュブナイルを得意とする方なら楽勝ものです。とはいうものの、ライトノベルとは呼べない代物になりそうなので、参加はやはり「RED部門」(対象がオトナ?)でよかったのでしょう。

さて、この作品は元々、原案があります。

今回の科学祭参加を諦めていた時に、ある方の「スペースオペラ」を目指した草案を見せて頂き、「これ、仕上げたら?」と言われたのですが、それは全く私が書き上げることが出来ない様な内容。ファンタジー色が強かったのですよね。

 そこで、外骨格的な設定はそのまま、内容をそっくり変えてプロットを作りました。
 おかげで今回は、この自分が書くとは自分でも信じられない作品となっています。
 とはいえ、まだ六割くらいしか出来上がってませんが……

 

「まえがき」を書いて、この辺を言い訳しようと思っていました。でも、「注意事項」以外の前書きや「あとがき」を書かないという主義ですので、ここで書いちゃいましょう。

作品が出来上がり、読むことがありましたら、また覗いて頂けたら、ああなるほど、と思われるかも。

 

「シェルバックス・ストーリー」のまえがき(ボツ)

 

 

SF作家であり編集者であったテリー・カーをご存知だろうか?気になる方はエース・サイエンス・フィクション・スペシャルズと六十年代後半から八十年代中頃までのSFを調べて頂きたい。

その彼がシリーズワンでピックアップした、比類なきニューサイエンスジェネレーションの鬼才(ゴブリン)、たとえばアーシュラやパンシン、タッカー、ショウたちがその活躍で影を薄くさせ、シリーズ3で出現したギブスンやシェパード、ロビンソンたちが亜流に追いやった、あの懐かしいオペラの世界。

リアリティよりもカッコよさ、科学的検証よりも夢想を追った、ファンタジーとSFが仲良く融合していた「オペラ」の時代に思いを馳せてこれを書きたい。私が普段最も敬遠する世界、その果ては勇者と剣、美姫とドラゴンに至る現代でも人気の世界である。

つまりは――

異なる条件と進化の過程を経た宇宙人が、なぜわれら人類と同じ格好なのか、とか、宇宙船一隻建造するのだってとてつもなくカネが掛かるのだから、宇宙艦隊戦(ガンダムワールドのルウム戦役やア・バオア・クー攻防のような)など起きるはずもなく、精々双方一・二隻の遭遇戦だろう、とか、つまりは今や死語の「ロマン」の欠片もない考えを一切棄てて読んで欲しいという訳だ。

さあ、SFの形態で私が最も苦手とするジャンルを書くという冒険は、果たして成功するのだろうか?

 

エラそうにw

……ほんとうに書き上げられるんでしょうか;;;

 



これが科学祭のページに「未完」とならないよう願います(ってヒトゴトか)……

 



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