独立記念日

昨日のニューヨーク市場は半日で取引終了でした。
そういえばアメリカでは祭日（日本より圧倒的に少ない）の前の日はお昼で会社が終わって、うきうきしてランチに出かけたなぁ、ともう忘れかけていた記憶がよみがえります。フランスの会社に勤めていたときには、ボジョレーヌーボーの解禁日に朝から近くのカフェでワインをあけて飲んだりしていました。

さて、オフィシャルな休みは一日だけですが、大抵のアメリカ人はこの前後に１週間ほど休みをとります。といっても今、東証で外国人の買いといえばもはやアメリカ人ではなく、欧州経由の注文が大半をしめていますが。。また欧州といっても欧州人の注文ではなく、実態はロンドンの金融機関に流れたオイルマネーやヘッジファンド資金であります。

独立記念日明けで流れがかわるのでしょうか。昨年はここから海外株は怒涛の強気相場に入りました。日本は置き去りでしたが。。今度はそろそろアメリカ、中国ともに下げに転じるかもしれません。ナスダックは休み前に６年ぶりの高値をつけて終え、iPhone発売でハイテク関連が盛り上がっています。潮目が変わるとすれば下げ方向ではないでしょうか。

中国も企業の財テクに関しても締め付けが厳しくなってきています。今まで資金調達といって上場企業が増資をしておきながら、実は株式市場で集めたお金でA株を買ってる企業が多かったそうです。これからはそういうことがないよう、企業の保有株式について決算で公開する決まりになりました。