■トップランナー 松山ケンイチ 後編
特に印象に残った話は・・・・・。
表情の造り方の違い、かな。
「自分が普通に造る時は眉頭の辺りに力が入る感じがするけど、ワタナベという人は、眉山の辺りを中心にして動かす人のような気がしたから、そういう風にして、表情を造るようにした」とかなんとか。・・・・・
表情の造り方の癖って、私は実生活でもすごく気になる性質なので、とても合点が行きます。
先日の堤さん、岡田くんに続き、松ケンさんも、やっぱそういうところまで意識的に自身をコントロールする人なんだなー・・・・・と。
まさにプロだなー・・・・・と。
SPでの堤さん、というか尾形。
感情に障る言葉を耳にすると、片方の眉を神経質そうに、中央に寄せる癖があるんだよね。
ああいう癖がある人は、実際に何人か見たことがありますが、そういう人は、一見人当たりがよく優しい人であっても、結構、内面は苛烈であったり癇性であったりする、恐い人が多かったりするんだよね。
だから、その場で厳しい反応をおおっぴらに示さない人であったとしても、かける言葉には常に細心の注意を払った方がいい。
何がそのその人にとって瑕なのかはっきりするまでは、めったなことは言わない方がいいんだよね。
他の役を演じている時に、堤さんがこの癖を見せたことはないので、たぶん本人の素ではないだろうなー・・・・・と思ってはいたけど。・・・・・
それにこの手の表情の造り方の癖って、結構、遺伝的なものが多い気がする。
尾形のあの感じは、父親似?
子供って怖いなー・・・・と思う。
特に女の子って、喋ってる時の表情がお母さんそっくりな人が多いんだよね。
■あさイチ
岡田くんって、ちょっとファザコンの気があるのかなー・・・・・て。
どこか人恋しく大人の男性が好きで、父性が強そうな人に憧れる気持ちが少しあるみたい。
あの恩師の方と、堤さんって、どっか雰囲気が似ている気がするし。
大きな影に寄り添いたいような気持ちが、どこかにまだあるような。・・・・だけどお母様の教育で自立心が強くて、男気を大事にしてて、孤独が好きみたいだけど。(笑)
超インドア派なくせに、身体を動かすことは好き。
人が好きだけど、一人が好き。
ふふふ、おもしろい。
それに、仕事の自分とプライベートの自分をはっきり分けているところを見るに、あくまでも「アイドルという役も演じている」、というスタンスで、自分の中で折り合いをつけているのかな?
アイドル業に対して客観的な距離や冷静さを、すごく感じた。・・・・それはすごくいいんじゃないかなー・・・・と。
アイドルをらしく演じている、という冷めた俯瞰する気持ちが薄くなり、本当の自分との境界線が曖昧になって来てしまうと、実生活にもいい影響がないと思うんだよね。
たぶん演技の幅も、どんどん狭くなって行ってしまうんじゃないかな。
アイドルはあくまでもその場限りのそういう役として演じ切り、本当の自分は現実的な実生活(リアリティ)をきちんと体得する。
その線引き、距離感をちゃんと維持できれば、演技力が衰えることはないと思うんだよね。・・・・・
筋肉を付けて身体を造った時に、事務所にまで「お前は一体何になりたいんだよ?」と言われたらしいけど、「筋肉つけとかないと怪我しちゃうんで・・・・・。」と言ってたのも良かったな。
アドバイスめいたこと、忠告めいたこと批判めいたこと、御尤もぽいことを言う人って、周囲に本当に山ほどいると思うけど、どれが聞くべき言葉でどれは聞き流すべき言葉か、判断するのって実はものすごく難しいと思う。
本当に信頼している人であったとしても、常に正しいとは限らないし。
そこをブレずに、優先すべきことが自身でちゃんとはっきり見えてるのは、すごく賢明だなー・・・・と思うし、かの恩師が仰ってたように、頭の良い人だなー・・・・とつくづく思った。
(追記)
宇多田ヒカルさんの、休業にあたってのインタビューを見ましたけど、彼女の言ってたことは、まさに上に書いたことなんだよなー・・・・・と。
彼女もまた、すごく賢明な人なんだなー・・・・と。
「イタい大人になりたくない」、か。・・・・・
確かに、現実的な実生活をきちんと送っていないと、どんどん浮世離れした人になってしまって、言動にリアリティがなくなってしまうような感じがするんだよね。・・・・・芸能人って、波乱万丈なようでいて実は乏しい人生経験なのかも。
そうなってくると、結局表現力が枯渇してしまいがちというか。・・・・・常識やセンスが実社会と乖離してしまうし。
特殊な人生を送り過ぎて、まったく汎用性のない特殊な人になってしまうというか。
アーティストが唄う歌にしても、俳優さんが演じる役にしても、大抵は市井の人の心情を表現することが多いわけだから、特殊な人が特殊な表現をしてもリアリティは出ないんだよね。
岡田くんにも、そうなってほしくないなー・・・・・と。
だから、アイドルである自分と、本当の自分をごっちゃにしないようにして欲しいんだよね。
偶像は偶像、偶像を求める人たちのために、それはそれとして演じればいいんじゃないかな。
でもそれとは別に、自分自身はしっかりと地に足を付けて、手触りと実感のある人生を着々と積み重ねて行って欲しいな。
そうしてしっかりとした土台に豊饒な土を養えば、太くて大きな木になれると思うんだよね。
特に印象に残った話は・・・・・。
表情の造り方の違い、かな。
「自分が普通に造る時は眉頭の辺りに力が入る感じがするけど、ワタナベという人は、眉山の辺りを中心にして動かす人のような気がしたから、そういう風にして、表情を造るようにした」とかなんとか。・・・・・
表情の造り方の癖って、私は実生活でもすごく気になる性質なので、とても合点が行きます。
先日の堤さん、岡田くんに続き、松ケンさんも、やっぱそういうところまで意識的に自身をコントロールする人なんだなー・・・・・と。
まさにプロだなー・・・・・と。
SPでの堤さん、というか尾形。
感情に障る言葉を耳にすると、片方の眉を神経質そうに、中央に寄せる癖があるんだよね。
ああいう癖がある人は、実際に何人か見たことがありますが、そういう人は、一見人当たりがよく優しい人であっても、結構、内面は苛烈であったり癇性であったりする、恐い人が多かったりするんだよね。
だから、その場で厳しい反応をおおっぴらに示さない人であったとしても、かける言葉には常に細心の注意を払った方がいい。
何がそのその人にとって瑕なのかはっきりするまでは、めったなことは言わない方がいいんだよね。
他の役を演じている時に、堤さんがこの癖を見せたことはないので、たぶん本人の素ではないだろうなー・・・・・と思ってはいたけど。・・・・・
それにこの手の表情の造り方の癖って、結構、遺伝的なものが多い気がする。
尾形のあの感じは、父親似?
子供って怖いなー・・・・と思う。
特に女の子って、喋ってる時の表情がお母さんそっくりな人が多いんだよね。
■あさイチ
岡田くんって、ちょっとファザコンの気があるのかなー・・・・・て。
どこか人恋しく大人の男性が好きで、父性が強そうな人に憧れる気持ちが少しあるみたい。
あの恩師の方と、堤さんって、どっか雰囲気が似ている気がするし。
大きな影に寄り添いたいような気持ちが、どこかにまだあるような。・・・・だけどお母様の教育で自立心が強くて、男気を大事にしてて、孤独が好きみたいだけど。(笑)
超インドア派なくせに、身体を動かすことは好き。
人が好きだけど、一人が好き。
ふふふ、おもしろい。
それに、仕事の自分とプライベートの自分をはっきり分けているところを見るに、あくまでも「アイドルという役も演じている」、というスタンスで、自分の中で折り合いをつけているのかな?
アイドル業に対して客観的な距離や冷静さを、すごく感じた。・・・・それはすごくいいんじゃないかなー・・・・と。
アイドルをらしく演じている、という冷めた俯瞰する気持ちが薄くなり、本当の自分との境界線が曖昧になって来てしまうと、実生活にもいい影響がないと思うんだよね。
たぶん演技の幅も、どんどん狭くなって行ってしまうんじゃないかな。
アイドルはあくまでもその場限りのそういう役として演じ切り、本当の自分は現実的な実生活(リアリティ)をきちんと体得する。
その線引き、距離感をちゃんと維持できれば、演技力が衰えることはないと思うんだよね。・・・・・
筋肉を付けて身体を造った時に、事務所にまで「お前は一体何になりたいんだよ?」と言われたらしいけど、「筋肉つけとかないと怪我しちゃうんで・・・・・。」と言ってたのも良かったな。
アドバイスめいたこと、忠告めいたこと批判めいたこと、御尤もぽいことを言う人って、周囲に本当に山ほどいると思うけど、どれが聞くべき言葉でどれは聞き流すべき言葉か、判断するのって実はものすごく難しいと思う。
本当に信頼している人であったとしても、常に正しいとは限らないし。
そこをブレずに、優先すべきことが自身でちゃんとはっきり見えてるのは、すごく賢明だなー・・・・と思うし、かの恩師が仰ってたように、頭の良い人だなー・・・・とつくづく思った。
(追記)
宇多田ヒカルさんの、休業にあたってのインタビューを見ましたけど、彼女の言ってたことは、まさに上に書いたことなんだよなー・・・・・と。
彼女もまた、すごく賢明な人なんだなー・・・・と。
「イタい大人になりたくない」、か。・・・・・
確かに、現実的な実生活をきちんと送っていないと、どんどん浮世離れした人になってしまって、言動にリアリティがなくなってしまうような感じがするんだよね。・・・・・芸能人って、波乱万丈なようでいて実は乏しい人生経験なのかも。
そうなってくると、結局表現力が枯渇してしまいがちというか。・・・・・常識やセンスが実社会と乖離してしまうし。
特殊な人生を送り過ぎて、まったく汎用性のない特殊な人になってしまうというか。
アーティストが唄う歌にしても、俳優さんが演じる役にしても、大抵は市井の人の心情を表現することが多いわけだから、特殊な人が特殊な表現をしてもリアリティは出ないんだよね。
岡田くんにも、そうなってほしくないなー・・・・・と。
だから、アイドルである自分と、本当の自分をごっちゃにしないようにして欲しいんだよね。
偶像は偶像、偶像を求める人たちのために、それはそれとして演じればいいんじゃないかな。
でもそれとは別に、自分自身はしっかりと地に足を付けて、手触りと実感のある人生を着々と積み重ねて行って欲しいな。
そうしてしっかりとした土台に豊饒な土を養えば、太くて大きな木になれると思うんだよね。