アメージング アマデウス

天才少年ウルフィは成長するにつれ、加速度的に能力を開発させて行きました。死後もなお驚異の進化は続いています。

圧巻のライブ、58回グラミー賞

2017-01-29 08:21:31 | 文化
 第五八回グラミー賞、見ました? 例年よりも良質で熱いライブが揃ってい
ましたよね。
 冒頭のテイラー・スウィフトから圧倒され続けました。
 サム・ハントとキャリー・アンダーウッドが歌ったTake YureTimesと
Heartbeat、心にしみる美しい曲でした。二人の声質もデュエットに最適です
ね。
 ザ・ウィークエンド、アンドラ・デイ、エリー・ゴールディング、・・・一
人一人取り上げていてはキリが有りません。
 私が特に気に入ったパフォーマンスを一言で評価します。

 リトル・ビッグ・タウンの叙情的なハーモニーには心が洗われる想いでし
た。
 ジャスピン・ビーバー、ほんのガキだと思っていたのが、何時の間にか成長
を遂げていました。ジャックUを従えて跳ね回っていました。
 ジャクソン・ブラウン、懐かしいですね。
 ボニー・レイットは何時聴いても良いですね。歌もギターもご機嫌です。
 アデル、相変わらず上手いですね。でも、このライブスペースと熱狂は、彼
女にとって少し荷が重かったようです。
 ジョニー・ディップが自作をアリスクーパーと歌い、ギターを披露したの
は、まあ愛嬌ですね、サービスの一環でしょう。
 ハミルトン、ミュージカル賞に相応しい見事な舞台(ブロード・ウエイから
生中継)でした。来日公演が有ったら是非観たいです。
 残念だったっは、追悼ライブが沢山有った事です。こんなに沢山の方々がお
亡くなりになっていたのですね、謹んでご冥福をお祈り致します。

 この日のパフォーマンスて゜、断然圧倒的に熱かったのはデビット・ボウイ
追悼ライブでした。
 ボーイが神憑った如きレティ・ガガのパフオーマンスと、レッツダンスでボ
ウイをサポートしていたナイル・ルジャースが、この夜では、ホーイを演じる
ガガを引き立てていました。
 オープニングは巨大なスクリーンプレイでした。ガガの顔のアップ、その頭
から血漿が流れ出て、まるで塗料のようにガガのメイクを、完璧にボーイに仕
立て上げます。歌舞伎の隈取りです。
 そして、右目から火星から来た蜘蛛が現れて、ガガの顔を這い回り、脳の中
に姿を消します。
 次に舞台上手からガガが漢字が放射状に描かれた大きなマントを纏って登場
して、いよいよライブの本番です。
 二人のダンサーがマントを引き抜かれ、ガガは歌いながらキーボードに向かい
ます。
 ガガが弾いていた電子ピアノは関節のついた二つのアームで支えられてい
て、中央でマイクを支えるアームと渾然一体となって、ガガのプレイを支えて
いました。
 それにしてもそのマイク、ガガの頭に追突しないものです。勿論、コンピー
ターで完璧にコントールされていたに違いありません。

 デビット・ボウイは本当に死んだのでしょうか?
 わたしには、宇宙の彼方から、ガガの追悼ライブを、そして私たちの地球を
見下ろしていたような気がして成りません。
 それでも、哀悼を捧げるべきなのでしょう(≧◇≦)
   2017年1月29日   GoROU


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