よのひかりさんが亡くなられたと、今日 収録現場で聞いたきり
なんだか言葉が出てこなくて。
懐かしのNHK海外ドラマ『気分はぐるぐる』での共演当時が、帰りの道中ずっと思い出されて..
共演中の『大草原の小さな家』、ご一緒した最後の時はいつだったかな..とか
いつ見ても、しゃきっと姿勢良くいらしたマイク前の立ち姿
そして凛とした声
元気で笑顔な よのさんしか浮かばなくて
整理がつかないとはまさにこの感じ。
『気分はぐるぐる』は、連続ドラマで初めて主演を吹き替えた
私にとって大切で忘れられない作品。
よのさんは 癖のある友達・ブリタニーの これまた癖のあるママを演じられていて、
ご本人も スラッとしてかっこいい大人の女性、という印象だったので
はじめ お話しするまでドキドキしていました。
それが、話してみるととても物腰やわらかくユーモアにあふれていて！
すぐに大好きな先輩のお一人に。
最終回に渡したお手紙にも感激してくださっていたな..。
それから結構な間が空いたものの、
『少女ファニーと運命の旅』という
これまた私が切望していたナチス・ドイツ時代がテーマの作品にて再共演した際には、
覚えていてくださっていた上に とても喜んでお話ししてくれたのです。
1年少し後に『大草原の小さな家』でまたご一緒できた時には、
嬉しいのは勿論ですが よのさん演じるグレイスさんがあまりにハマっていて
その抜群の安定感にローラと同じくすっかり安心しきっていたのでした。
真夏でもしっかり防寒グッズを備えていたり
「ら行」に苦手意識があった私に自信をくれたり
小さい時からの成長を喜んでくださる、時が経っても変わらず素敵な先輩！
「世の光」を失い、とても寂しいです。
お声、お姿を決して忘れません。
どうか安らかに。
