逃げ道を作って、ごそごそとそっちへ這い込もうとするのは老人の証拠だろう。
でも、若い人から
「あと何年かしか釣りには行けないんだから今のうちにいっとかないと
駄目だよ!」
な~んて言われるとなるほどな・・・そうかもしれんなと思うのもこれまた老人だ。
そんなことを言ってくれる若い友人にも感謝だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そういえば去年のシーズン終了間際に長年使って来た
針結び器というものが壊れたままになってた。
単4電池を二本詰め込んでおくと実に長い間働いてくれた。
ここ10年以上使いましたな。
昨年渓で動かなくなってしゃぁねぇからかすんだ目と
震える指先で針を仕掛けに結んだのを覚えてる。
それでも良いんだけど家で仕掛けを作るとき
こいつがあると非常に楽に針が結べるのである。
釣り具屋へ行くと5,000円くらいで買えるんだけど
な~んだか勿体ない気がして修理することにした。
4本のビスを外したら、案外簡単に分解できましたな。
本体を二つに分けるときにどっかからバネが飛び出して慌てます。
こういう奴って分解は簡単に出来ても再度組み上げるのが厄介なもの。
基本はラックピニオンのギアがモーターと直結していて
それで外周部についてる歯車を駆動する仕掛け。
スイッチとなる部分をさっき飛び出したバネで常時はスイッチ・オフ状態を
保つようになってる。
動かない原因はなんだろうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
テスターでモーター部分の抵抗値を測ってみると約6Ω
モーターは断線してないようだ。
電池ケースの両端にテスターを当ててスイッチを押したら無限大の値を示す。
こりゃ~どっかで断線してるわ。
よくよく調べたら電池ケースにつながる配線の片方が奥の方で浮いている。
ここを半田付けして再度テスターで当たるとOK!約6Ωを示した。
電池は定格の電圧を示さない。
雪駄を突っかけて100円ショップへ爆走!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2時間足らずで修理完了。
内部はミミズの住んでたオガクズみたいなのや
ホコリが沢山付着してる。
歯ブラシの使い古しで掃除する。
ま~汚いこっちゃ。
おやまぁ~針も一個混じり込んでるぞ。
こうやって修理し・清掃してやると愛着が湧くな!
年寄りになるとだね
こんなことをするのが無性に楽しいな。
さぁ~これで魚釣りへの期待が膨らんだぞ!
3月1日のことでした。
私は若い頃、持ち物がちょっと壊れたり、飽きたり、新製品が出たりするたびに買い替えていましたが、最近は修理・修繕しながら限界まで使うようにしています。
ところで、四国の渓流全面解禁しましたが、私もまだ初釣りのメドが立っていません。
近々、飲み会でもしてみんなで気勢を上げましょうか。
こんな素晴らしいことって少ないですね。モノにも寿命ってものがあります。人と同じです。
モノの天寿をまっとうさせてやること・・・これ、案外かなり大事な概念なのでは?と思います。
渓流解禁祝いより、松井さんの仕事の区切り祝いをやるべし!と本日タカちゃんと相談してました。
3月中にケリがつくのなら、今月中にやりたいのですがどうでしょうか?
物を大事にするって最近の自分は全くできとりません。ネットで簡単に手に入るのに甘えて、どんどん新しいものを買ってしもてます。誰かの戦略にはめられとる気がします。
オイラがさ迷ったのはあれっぱかりのところだったのに夜中に足が攣りました。
運動不足のせいは、ジャングルジムが撤去されてしまったことです(石原慎太郎談話より引用)。
若いうちは仕方のないことです。お金で時間を買ってると思えばいいんぢゃないですか?
最近のカメラ業界は異常ですね。究極のカメラは自分の目なんだし、
カメラやレンズなんて余程ひどいものでなければ、なんでも良いという本質から
ピント外れを起こしてるのが業界です。
nikonにしても自分で首を絞めてるようなコンパクト・デジカメからの撤退です。
同じように動かなくなっています。
分解して直してみるかなぁ。
でも渓流行かなくなったしな。
行ってもルアーだし。
銀次郎さんのはナショナルですが、自分のはパナソニックです。
同じ松下の商品ですが、今はハピオンというメーカーから同じのが販売されています。
松下が権利を売却したのか、ハピオンが松下系の企業なのかはわかりませんが、とにかく、コイツは便利ですよね。手結びするのがバカらしくなります。
楽天やアマゾンなら三千円くらいで売ってます。
ダイワの穂先に「メタカラマン」というのがありますが、あれは宇崎日新
が開発した穂先なんですよ。
昔の宇崎日新の渓流竿の穂先はメタラカマンでした。
宇崎日新がダイワにメタカラマンの特許を売却したと、昔の釣具の本で読んだ事があります。
自分も昔のメタカラマンの穂先の宇崎日新の竿を持ってます。
宇崎日新は高度な技術を持ったメーカーなのですが、なぜか、みんなダイワ・シマノ・がまかつを使うんですよね。
特にがまかつは憧れのブランドみたいですが、自分は「感度が悪い・値段が高い・雨の日以外でも、よく固着する」と言った印象しかありません。
ハリはいいんですけど、竿はもう二度と買う気にはなりません。
初めはどなたが考えたのか知りませんが、考えても商品化するまで大変だったのではと思います。
メタカラマンも優れたアイデアだと思いますよね。
がまかつ竿の評価が厳しいですね。何本か使いましたが、案外丈夫なんだなと思ったことはあります。
どこの竿も固着を逃れ得るものは無いような気がしますね。
感度となると、ヘボ釣り師の自分にはハッキリ判りませんが、丈夫さと感度は反比例するかもしれません。
各ジョイント部分のテーパーの角度設定が絶妙なのでしょうね。
今は、渓流竿ではなく清流竿の「鼓」というのを使っていますが、宇崎日新の最高傑作ですね。
清流竿なので軟調なのですが、竿ブレもなく、9寸のアマゴなら深場からでも楽に引き抜けるパワーがあります。
ただし、軟調なので硬調の竿より感度は落ちます。この辺は、竿の問題というより物理的な問題ですね。
今年は、恩師であるTY氏と同行が決まりました。
昔と同じく、自分が先行して、その後にTY氏が釣って、その後に厳しい指導が入るパターンになるのではないかと思っています。
30数年前は、そのパターンで、先行させてもらっているにも関わらず、いつも5〜6倍の釣果の差をつけられていました。とても悔しかった思い出です。
あの頃よりは、自分も成長していると思うので、せめて釣果は3倍以内になるように頑張ります。
3mの短竿で、次々とアマゴを釣り上げる、恩師の圧倒的な超絶技巧が再び見れるとは思っていませんでした。
なぜ同行をOKしてくれたのか謎ですが、あの神技をしっかりと目に焼き付けてきます。
西谷さん
釣り仲間に共有しておきたいことですので何ら他意はございません。
そこんところよろしくお願いいたします。
絶対に買ってはいけない竿 宇崎日新 アグレッサー春霞3WAY5812
1年も使っていないのに竿が6本も折れました。
1番⇒穂先を仕舞っているときにポキリ
3番⇒枯れ枝を上げていてポキリ
1番⇒穂先にラインが絡んでラインを引っ張るとポキリ
6番⇒角のある岩に当たってポキリ
8番⇒浮いた状態でチョットした応力にポキリ
2番⇒合わせを入れたときにポキリ・・・・これは困ります。
折れても意固地みたいに補修部品を取り寄せて使っていましたが
流石に、6本までカウントされちゃうとダメ竿の烙印を押しました。
この件があってネットで調べてみると
熟練工が退社して竿作りの1番大事な焼成行程にアルバイトが入っているとか悪い噂
これだけいろんな箇所が折れるのは製造問題と云うより設計問題かも知れませんけどね
8番なんて踏みつけない限り絶対折れないですよね。
釣具屋を通じて宇崎日新に「なんで折れるのか」を問い合わせていますが
2年経った現在でも回答がありません。
他の渓流竿は知りませんが宇崎日新の竿だけは買いたくありません。
確かにアグレッサー春霞は、固着しにくい竿でした。
何故固着しないのか?
釣具屋に聞くと「小口のエッジがキツいんじゃない」と言われました。
小口がキツイと塗装やカーボンが擦れて剥がれるそうです。
故にダイワとかシマノ、がまかつはやらないのかも知れません。
改めてアグレッサー春霞の塗装をみると1年も使っていないのに
2、3年くらい使っている感じになっていました。
固着したら現場で直せるし、固着させないような使い方もできます。
折れるより、よっぽどマシです。
銀ちゃん
針は魚との接点、魂を込めて結ぶものです。
そんな大事なことを機械任せでいいの?