エッセイ

雑記

一億総「正義の味方」

2020-11-27 12:44:09 | 日記
例により、久しぶりの投稿。
この間、目まぐるしく変わる世界情勢に、「いつもの調子でヤバいネタを書いている場合じゃねーな」と、勝手に「オレも国を揺るがす情報発信者のひとりだ」と思い込み、「下手なことは書けねー」と、投稿を見合わせていた。
投稿していない間、いろいろなことがあった。
とにかく笑えるのがこの国、どいつもこいつも単なる「正義」の押し売りで、「オレの言うことが全て正しい」と思い込んでいること。
特に「有名著名人」相手のネタ。
「不倫」に始まり、「意図していなかった脱税」だの、「いわゆる反社とのつながり」等々。
全ては、マスコミの暴挙から始まっている。
ネタのために有名著名人のケツを追いかけ、「アイツがなにやった、かにやった」と記事にし、カネを稼いでいる。
「一般人」が同じマネをすれば、当然、問題になる。
マスコミがそんなマネをしているから、「一般人」も「同じコトをやってもかまわない」と、ネットでやりだす。
こうしたマスコミの無茶で死人まで出したケースが、これまで多々ある。
「死人まで出した」 というのは、いわゆる「自殺」や「他殺」、全て。
裁判で認定されたかどうかは別にして、道義的にソウとしか思えないケース。
自分の年代では、古くは「高部知子」の問題や、「伊丹十三」の問題から。
新しくは、某女優の自殺の問題。
一部に「他殺説」があるが、自分なりに調べた結果、確かにソレもある。
だが、ソレ以上に、薬物関連で数人の女優が某週刊誌によりピックアップされていたようで、その中に件の彼女の名前もあった様。
それ以前に、多分ギクシャクしていたであろう夫婦仲。
そして、生まれて間もない乳飲み子。
そこに、ありもしない(恐らくネットの噂話から本人も気になっていたであろう)下らない話から、自殺を選んだのだと思う。
(あくまで、ホントに自殺なのかどうかは知らん)

とにかく「事象正義」が多いこの国。
本来「不倫」だのなんだのあくまで家族の問題。
全国ネットの記事にするのもわからなければ、ソレに便乗し当人を誹謗中傷するノリもわからん。
…この国、おかしい。

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