短期滞在ビザで出入国を繰り返す韓国人

韓国スリ団？３人逮捕、５都県の３００件自供

　スリで盗んだキャッシュカードを使って現金自動預け払い機（ＡＴＭ）から現金を引き出したとして、警視庁捜査３課は１２日、全秀逸（チョン・スイル）被告（５８）（別の窃盗罪で起訴）ら韓国人３人を窃盗容疑で逮捕したと発表した。

　３人は短期滞在ビザで出入国を繰り返す韓国人スリ団のメンバーとみられる。一昨年以降、首都圏など１都４県で約３００件のスリを重ねていたことを自供しており、同課で裏付けを進めている。

　調べによると、全被告らは今年３月３日午後、東京都練馬区のショッピングセンターで、エスカレーターに乗っていた主婦（７５）を前後で囲み、ショルダーバッグからキャッシュカード３枚などを抜き取り、ＡＴＭから４０万円を引き出した疑い。

　３人はＡＴＭの利用客が暗証番号を入力するのを盗み見たうえで尾行、キャッシュカードを奪う手口で犯行を繰り返していた。全被告らは「１回で約２８０万円を下ろしたこともあった」と供述しているという。
（2006年10月12日14時19分 読売新聞）

カード窃盗、韓国人3人逮捕＝関東一円で「300件」－警視庁
　店内のエスカレーターでわざと転んで注意をそらし、客からキャッシュカードを盗み現金を引き出したとして、警視庁捜査3課は12日までに、窃盗の疑いで、住所不定、無職全秀逸容疑者（58）＝別の窃盗罪で起訴＝ら韓国籍の3人を逮捕した。
　全容疑者らは2004年1月から同11月にかけ入国。これまでに都内や千葉、埼玉など関東一円で同様の窃盗事件を約300件繰り返したと供述しており、被害総額は1億円以上になる可能性もあるという。　
（時事通信） - 10月12日13時1分更新