コアジサシの卵食べた男性を注意
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000607060002
環境省のレッドデータブックで絶滅の恐れが増大している種に指定され、「千葉市の鳥」にもなっている渡り鳥のコアジサシの卵が、同市美浜区の営巣地から持ち出されていたことが分かった。取ったのは近くに住む男性(68)で、千葉西署の調べに「どんな味か興味があった。おいしくなかった」と食べたことを認めた。冷蔵庫には卵19個がゆで卵になって入っていた。
同署と県によると、卵が持ち出されたのは5月末。バケツに入れて取っていく男性を数人が目撃していた。同署が特定したところ、男性は中国残留孤児で日本語がほとんど分からないことが判明した。
同署によると、男性は鳥獣保護法違反の疑いもあったが、男性が中国でも野鳥の卵を食べる習慣があった▽状況が理解できていなかった、などの理由で悪質性が低かったと判断。厳重注意をするにとどめた。
千葉市は「悪意がないことは分かったが、非常に残念。2度と起きないように保護に協力を呼びかけたい」としている。
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環境省のレッドデータブックで絶滅の恐れが増大している種に指定され、「千葉市の鳥」にもなっている渡り鳥のコアジサシの卵が、同市美浜区の営巣地から持ち出されていたことが分かった。取ったのは近くに住む男性(68)で、千葉西署の調べに「どんな味か興味があった。おいしくなかった」と食べたことを認めた。冷蔵庫には卵19個がゆで卵になって入っていた。
同署と県によると、卵が持ち出されたのは5月末。バケツに入れて取っていく男性を数人が目撃していた。同署が特定したところ、男性は中国残留孤児で日本語がほとんど分からないことが判明した。
同署によると、男性は鳥獣保護法違反の疑いもあったが、男性が中国でも野鳥の卵を食べる習慣があった▽状況が理解できていなかった、などの理由で悪質性が低かったと判断。厳重注意をするにとどめた。
千葉市は「悪意がないことは分かったが、非常に残念。2度と起きないように保護に協力を呼びかけたい」としている。