原理に帰りましょう

真のお父様の御聖和以降、混迷する統一教会(家庭連合)。
もう一度我々は、原理とお父様のみ言に立ち返ろうではないか。

生前、お父様が心配されていた事は何だったのか?

2016-11-30 19:15:49 | 神様を愛する伝統を継ぐ者が正統中の正統
 次のみ言を見てみましょう。

 先生が心配するのは、どうすれば統一教会の名を後世に残せるかということではなく、どうすれば先生の伝統を受け継ぐ人々を後世に残せるかということです。それゆえ、今まで伝統を重要視せよという教育をしてきているのです。
(『真の家庭と家庭盟誓』三、祝福家庭と家庭盟誓 )


 お父様はご自分のことや教団のことを心配されているのではないことが良くわかります。「何よりも神様を愛する」というお父様の伝統を受け継いでほしいということなのです。ですから、その伝統を受け継ぐ者こそ、正統中の正統なのです。

 「正統性」の根拠とは、伝統を正しく継承しているかどうかにあります。
 そして、伝統(tradition)という言葉の語源をたどると、tra(~を超えて) dition(引き渡すこと)の通り、世代を超えて永続して引き継がれていくものを言うのです。

 その伝統の起源こそ、神様の解放のために人生のすべてを捧げられたお父様にあります。
 如何なる時も神様の事情を最優先され、どんな厳しい状況下にあっても神様の前に立てられたその忠孝の道理、お父様の神様を愛し抜かれた生涯そのものが、伝統の出発点に他なりません。

 したがって、何よりも神様に対するお父様の姿勢、その愛の伝統を受け継ぐことこそが、正統中の正統に他なりません。


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お父様が望まれる真の後継者とは?

2016-11-19 20:06:19 | 神様を愛する伝統を継ぐ者が正統中の正統
 次のみ言を見てみましょう。

 「真の息子、娘となりたければ、両親の精神を受け継がなければならない」とすれば、あなた方は先生の伝統と理念を受け継がなければならないわけです。(中略)先生は何度も思ったことがあります。「私はまだ死ぬことができない」と。残念ながら自分が第一線をあとにする時、使命を託すべき後継者がまだいないということです。「この者に、自分の使命を残して行くことができる、死ぬことができる」という確信を先生に与えてくれる者はまだ一人もいないのです。「誰が、私が神を愛したほどに神を愛してくれるだろうか、私が死んだのちに誰が私の神を見てくれるだろうか。親孝行してくれるだろうか」とそれだけが心配なのです。誰か「私が神様を見ますから、先生は後ろに立って見ていてください」と言う人がいるとすれば、その人こそは歴史においても私たちの教会においても主流的人物となり、永遠に滅びることなく、その子孫はアブラハムの子孫のごとく栄えることでしょう。 (『創立以前の内的教会史』1977年5月1日ベルベディア)

 ここに、お父様が望まれる真の後継者とは如何なるものかが明確に語られています。お父様は、私たちが真の孝行息子、娘となることを願われました。すなわち、お父様が神様を愛されたのと同じように、神様を愛してくれる人を待ち望まれていたのです。

 私たちはややもすると、自分が天国に行きたいと願うご利益信仰に陥り易いものです。中には「自分にとってメリットも無かったら、どうして信仰するの?」と反論する人もいるかもしません。しかし、自分が利益を得たいがために信仰するのでは、それは神様のことより自分のことを優先しているのです。

 お父様は「誰が、私が神を愛したほどに神を愛してくれるだろうか」と問われ、「私が神様を見ますから、先生は後ろに立って見ていてください」と言う人を待ち望まれていたことがわかります。まず何よりも神様を愛することが永遠の伝統であり、そのような者が歴史と教会の主流であることを明言されているのです。


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人生すべてを神様のために捧げてこられたお父様の生涯

2016-11-07 21:11:28 | 神様を愛する伝統を継ぐ者が正統中の正統

「神様を愛する伝統を継ぐ者が正当中の正統」

 このタイトルを見られて皆さんはどのように感じられましたか?
世界平和統一家庭連合は、お父様と一体化されているお母様を中心として、神様の摂理に責任をもっている。そして、ビジョン2020に向けて歩んでいるので、家庭連合こそが正統中の正統だと信じておられる方も多いでしょう。

 また、いくつものグループに分裂している昨今の混乱を見ると、正統なところがどこなのか?と、困惑しておられる方も多いのではないかと思います。

 私たちは再臨のメシヤとして来られた真のご父母様に、命がけで従ってきました。しかし、お父様の御聖和以降、いったい何を信じていけばいいのか?どこに所属すればよいのか?誰に付いていけばよいのか?と、悩んでおられる方も多いと思います。
 そこで今回、正統中の正統とはいったい何なのか?それが正統と言われるのはどこにその根拠があるのか?何を持って正統と言うのか、等について考えていきたいと思います。

 まずお父様のみ言を見てみましょう。

 九十年の人生を捧げて生きてきた私の生涯は、ひとえに天宙の真の父母であられる神様を解放してさしあげ、父母の位置を取り戻してさしあげ、死亡権であえいでいる人類を救い、神様の懐にお返しすることでした。このみ旨のため、私は独りで艱難を貫いて勝利し、父母を失った孤児の身の上に転落した無知蒙昧な人類を導き、この世界の救援の道を歩んできました。 (『天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会』講演文 2010年)

 真のお父様の93年間の生涯の目標は、御自分や御自分の家庭の幸せではありませんでした。ただただ神様の解放釈放のため、神様が我が子として創造された人間、父母を失い孤児の身の上となった人類を救援救済することによって、神様を本来の父母の位置に戻してさしあげるために捧げられた生涯だと語られています。(…続く)

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