今回のテーマについて、皆様はどう思われますか?
自信を持って「私の家庭は理想家庭です」「神様とお父様に誇ることができる家庭です」と言えるでしょうか?
メシヤとしてこられたお父様の願いは、地上で真の愛の家庭を完成することでした。従って、お父様が説かれた原理の目的も、地上で真の愛の家庭を完成することであり、その結果、霊界でも神様と永遠に暮らすことだったのです。
では、今の私の家庭は真の愛を実践し、真の家庭を築けているでしょうか?
周囲を見渡すまでもなく、自分自身の家庭はどうなのか?お父様から頂いた祝福の価値が、本当の意味で現れているでしょうか?
冷静に見ると、残念ながら理想家庭というには程遠い生活をしているのが、多くの祝福家庭の現実ではないでしょうか。
では、どうしてこうなってしまったのか?また、どうしたらいいのか?
この点について、これから原理に基づいて考えてゆきたいと思います
まず原理講論の87ページを見てみましょう。
生霊体を完成した人間が地上天国を実現して生活したのち、肉身を脱いで霊人として行って生活する所が、すなわち天上天国である。それゆえに、地上天国が先に実現したのち、初めて天上天国も実現できるのである。(創造原理 肉身と霊人体との相対的関係)
原理講論には、地上天国が先に実現したのち、初めて天上天国も実現できるとハッキリ書いてあります。ですから、この地上で真の愛を完成させない限り、霊界で先に天国ができるなどと言うことはあり得ないのです。
さらに、生霊体を完成した人間が地上天国を実現して生活したのち、肉身を脱いで霊人として行って生活する所が天上天国である、とあります。
原理講論の87ページに
「蘇生期の霊人体を霊形体といい、長成期の霊人体を生命体、完成期の霊人体を生霊体という」
とあるように、生霊体というのは、霊人体の成長の三段階で言えば、完成段階の霊人体です。
人間は、長成期の完成級で堕落したわけですから、堕落前の状態に戻り、原罪を清算した状態からスタートするのが生霊体なのです。ですから、原罪を脱いだ後、生霊体級の霊人体を完成した人が地上天国を実現し、さらに天上天国を創造していくということです。
いくらお金を投入して熱心に先祖解怨をしたとしても、私自身が地上で罪を清算し、愛を完成していかない限り、自分の家庭を天国にすることは不可能だということが理解できると思います。
原理講論・前編の結論部分とも言える「重生論と三位一体論」の最後のページには、以下のように記されています。
イエスは自ら神を中心とする実体的な三位一体をつくり、霊肉共に真の父母となることによって、堕落人間を霊肉共に重生させ、彼らによって原罪を清算させて、神を中心とする実体的な三位一体をつくらせるために再臨されるのである。このようにして、堕落人間が神を中心として創造本然の四位基台を造成すれば、そのとき初めて、神の三大祝福を完成した地上天国が復帰されるのである。
創造本然の四位基台を造成し、地上天国を復帰するためには、再臨されたイエス(真のお父様)によって霊肉共に重生されなければならない、と書かれています。このことはつまり、重生された者同士によって、四位基台を造成することによって初めて、神様の三大祝福が完成されるということです。
すなわち、個人個人が重生されなければならない。このことが先ず第一であり、その上で真の愛の家庭が築かれ、地上天国が成就するのです。このような真の愛の理想家庭建設が、お父様の願いであり、原理の目的なのです。
ですから天聖経にも、
今までの宗教の目的は、個人を救うことでした。しかし統一教会は、個人の救いよりも家庭の救いを目的としているのです。救うのも家庭を救い、天国に行くのも自分一人では行かないというのです。
(天聖経・統一教会は本然の真の家庭を探すためにある)
とあるのです。
今までの宗教は個人の救いの段階で終わっていました。しかし統一教会は、個人はもちろんですが、家庭の救いこそがその目的なのです。
「あなたの家庭は天国ですか?」という問いかけから、原理に立ち返って論考を重ねてきました。
結論として、理想家庭を実現することによって地上天国を建設すること。
これが統一教会(家庭連合)のアルパでありオメガ、つまり目指すべき究極的な目的であります。
地上で神様の愛が充満する家庭を築けなければ、天上天国はありえないのです。
そしてそのためには、まず個人個人が、重生されなければならない、と述べました。
私たちが築かなければならないのは、神様と真の父母の真の愛の伝統と、それをもった実体の家庭であって、何か立派な教会の建物を建造することでもないし、立派な組織を造ることでもないのです。
私達は、理想をもって祝福を受け、家庭を持ったのですが、現実は理想家庭とは程遠い歩みをしてきました。そして、形だけを追ってきてしまったことが理解できると思います。
しかし、真のお父様は最後のメシヤとして来られましたので、真の家庭を成就できる道を必ず残されているに違いないのです。それはみ言〔原理〕の中に天秘として隠されているので、それを探し出して実現するのが私たちの責任分担なのです。
今こそ私たちは、真剣に祈り求めていく必要があるのではないでしょうか?
お父様は摂理の完成、完結、完了を宣布していかれました。ですから、必ず道を作って行かれたに違いないのです。
ところで真のお父様は、私たちに遺言を残して下さっていることをご存知でしょうか?
お父様が御聖和されるまで、肌身離さず持ち歩かれ、3000回も訓読されたというみ言。
それが「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」の講演文です。
この講演文の中には、私たちが悟らなければならない実に重要な内容を含んでいます。
それらについては、また改めて触れたいと思います。
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⇒ 原理に帰りましょう2
あなたの家庭は天国ですか?
自信を持って「私の家庭は理想家庭です」「神様とお父様に誇ることができる家庭です」と言えるでしょうか?
メシヤとしてこられたお父様の願いは、地上で真の愛の家庭を完成することでした。従って、お父様が説かれた原理の目的も、地上で真の愛の家庭を完成することであり、その結果、霊界でも神様と永遠に暮らすことだったのです。
では、今の私の家庭は真の愛を実践し、真の家庭を築けているでしょうか?
周囲を見渡すまでもなく、自分自身の家庭はどうなのか?お父様から頂いた祝福の価値が、本当の意味で現れているでしょうか?
冷静に見ると、残念ながら理想家庭というには程遠い生活をしているのが、多くの祝福家庭の現実ではないでしょうか。
では、どうしてこうなってしまったのか?また、どうしたらいいのか?
この点について、これから原理に基づいて考えてゆきたいと思います
まず原理講論の87ページを見てみましょう。
生霊体を完成した人間が地上天国を実現して生活したのち、肉身を脱いで霊人として行って生活する所が、すなわち天上天国である。それゆえに、地上天国が先に実現したのち、初めて天上天国も実現できるのである。(創造原理 肉身と霊人体との相対的関係)
原理講論には、地上天国が先に実現したのち、初めて天上天国も実現できるとハッキリ書いてあります。ですから、この地上で真の愛を完成させない限り、霊界で先に天国ができるなどと言うことはあり得ないのです。
さらに、生霊体を完成した人間が地上天国を実現して生活したのち、肉身を脱いで霊人として行って生活する所が天上天国である、とあります。
原理講論の87ページに
「蘇生期の霊人体を霊形体といい、長成期の霊人体を生命体、完成期の霊人体を生霊体という」
とあるように、生霊体というのは、霊人体の成長の三段階で言えば、完成段階の霊人体です。
人間は、長成期の完成級で堕落したわけですから、堕落前の状態に戻り、原罪を清算した状態からスタートするのが生霊体なのです。ですから、原罪を脱いだ後、生霊体級の霊人体を完成した人が地上天国を実現し、さらに天上天国を創造していくということです。
いくらお金を投入して熱心に先祖解怨をしたとしても、私自身が地上で罪を清算し、愛を完成していかない限り、自分の家庭を天国にすることは不可能だということが理解できると思います。
原理講論・前編の結論部分とも言える「重生論と三位一体論」の最後のページには、以下のように記されています。
イエスは自ら神を中心とする実体的な三位一体をつくり、霊肉共に真の父母となることによって、堕落人間を霊肉共に重生させ、彼らによって原罪を清算させて、神を中心とする実体的な三位一体をつくらせるために再臨されるのである。このようにして、堕落人間が神を中心として創造本然の四位基台を造成すれば、そのとき初めて、神の三大祝福を完成した地上天国が復帰されるのである。
創造本然の四位基台を造成し、地上天国を復帰するためには、再臨されたイエス(真のお父様)によって霊肉共に重生されなければならない、と書かれています。このことはつまり、重生された者同士によって、四位基台を造成することによって初めて、神様の三大祝福が完成されるということです。
すなわち、個人個人が重生されなければならない。このことが先ず第一であり、その上で真の愛の家庭が築かれ、地上天国が成就するのです。このような真の愛の理想家庭建設が、お父様の願いであり、原理の目的なのです。
ですから天聖経にも、
今までの宗教の目的は、個人を救うことでした。しかし統一教会は、個人の救いよりも家庭の救いを目的としているのです。救うのも家庭を救い、天国に行くのも自分一人では行かないというのです。
(天聖経・統一教会は本然の真の家庭を探すためにある)
とあるのです。
今までの宗教は個人の救いの段階で終わっていました。しかし統一教会は、個人はもちろんですが、家庭の救いこそがその目的なのです。
「あなたの家庭は天国ですか?」という問いかけから、原理に立ち返って論考を重ねてきました。
結論として、理想家庭を実現することによって地上天国を建設すること。
これが統一教会(家庭連合)のアルパでありオメガ、つまり目指すべき究極的な目的であります。
地上で神様の愛が充満する家庭を築けなければ、天上天国はありえないのです。
そしてそのためには、まず個人個人が、重生されなければならない、と述べました。
私たちが築かなければならないのは、神様と真の父母の真の愛の伝統と、それをもった実体の家庭であって、何か立派な教会の建物を建造することでもないし、立派な組織を造ることでもないのです。
私達は、理想をもって祝福を受け、家庭を持ったのですが、現実は理想家庭とは程遠い歩みをしてきました。そして、形だけを追ってきてしまったことが理解できると思います。
しかし、真のお父様は最後のメシヤとして来られましたので、真の家庭を成就できる道を必ず残されているに違いないのです。それはみ言〔原理〕の中に天秘として隠されているので、それを探し出して実現するのが私たちの責任分担なのです。
今こそ私たちは、真剣に祈り求めていく必要があるのではないでしょうか?
お父様は摂理の完成、完結、完了を宣布していかれました。ですから、必ず道を作って行かれたに違いないのです。
ところで真のお父様は、私たちに遺言を残して下さっていることをご存知でしょうか?
お父様が御聖和されるまで、肌身離さず持ち歩かれ、3000回も訓読されたというみ言。
それが「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」の講演文です。
この講演文の中には、私たちが悟らなければならない実に重要な内容を含んでいます。
それらについては、また改めて触れたいと思います。
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あなたの家庭は天国ですか?