カーセさん、やったよ！！

人生で暫定五位で好きな漫画「ボーイズオンサラン」とよく比較されていた（というか、ボーイズは劣化コピーとされてた）漫画「宮本から君へ」が新装版として、復刊することになった。

知らない間に復刊されてて、とあるブログで知って即購入。
単純に、面白かった。

新井英樹という漫画家は、凄いと思う。
なんというか、凄いとしか言えない。
「キーチ」「ザ・ワールド・イズ・マイン」「SUGER（こっちはまだ集めている段階）」と読んでみたのだけれど、こうブログ弁慶で偉そうに理論派ぶってるくせに、全く言葉で表現出来る気がしない。

こう胸の奥の奥にぐっと掴まれたような気になる。

「ザ・ワールド・イズ・マイン」では、プリミティブ（原始的）な暴力衝動、それこそ性衝動よりも、もっともっと人間の本能に近い部分を刺激された。
「宮本から君へ」では、どこを掴まれるんだろうか。
強いて言うなら、チンコ掴まれて、「てめえ、男だろうがよ！」と言われているような気になる。


最近は、ユニコーンとフラワーカンパニーズを聞いていて、

ユニコーン→社会人の悲哀
フラワーカンパニーズ→かっこつけてもかっこつけても、かっこつかない男

というイメージがある。
「宮本から君へ」の主人公、宮本浩はこの二つを足した存在だ。
これは本当に偶然。
自分で言うのもなんだけど、こういうリンクのヒキは、タイラ君は強かったりするｗ

ラッシュ時のホームで、気になってる女性に対して
「僕の名前は、宮本浩です！」
と大声で言うことができるだろうか。

できねーよなー。
それが出来ないのが、ボーイズの主人公田西敏行なのだ。
一か月に一冊で四冊刊行で、一冊1500円だけど、楽しみだ。


麻生さん、早く定額給付金くれよ！！
全部使い切ってやるからさ！！！













そいや、麻生を擁護するわけではないけど、この定額給付金のぐだぐだっぷりに対して、アメリカ大統領の誰かの仕事は早かった。麻生はやっぱ駄目だわってみたいなことを言っていたけど、アメリカ大統領の権限と日本の首相の権限ってのは、システムの都合上、比べ物にならないほどアメリカの方が強いから、自ずと仕事が早くなるってのは当然なんだが。
むしろ、非難される側は、それに対して時間稼ぎをしている人たちの方なんじゃないの？


あと、いい加減宗教団体に課税しろよ！

部落差別について。

たかじんのそこまでいって委員会という番組で、問題について特集していたものを視聴。
問題については興味を持っていたので、歴史と現状を認識しなおすという意味でも、とても意義深く感じられた。
　
その番組でも、名指しで挙げられていたように、沖縄には問題は存在しない。
少なくとも沖縄に１８年住んできたなかではそういうことは一切感じなかった。

問題というよりも、システムとしてのが存在しないから、差別被差別という関係もない。
中学の時、授業で、えたの話になったときに先生が「沖縄でと言っても何の問題もないけれど、
内地（沖縄県外のこと）でこの言葉は不用意に使わない方がいい」と言ってたくらい。
その時はそんなもんなんだ位にしか思わなかったのだけれど、大学に入って何気なく本を読んで、その実態を知った。
あくまで本の上で、知った。

沖縄ほどではないけど関東も、それほどその問題というのは大きくないらしい。
特に関西はひどく、去年まで住んでいた熊本でもバスに乗ってたりすると
「婚約の際に、出自を調査することは条例違反になります。（要は出身かどうかを
調べて婚約破棄とかにつながるような事はすな！ってこと）」という放送を普通にしてて
すごく違和感というか驚いた記憶がある。就職にたいしての差別はだいぶ改善されたにせよ、結婚にたいしては
まだ根強いらしい。
このような問題は「公」よりも「私」は変化しにくい。

とりあえず、被差別ができた経緯というのは、この番組を見る限りでは、自分が持っていたものと
若干の齟齬があったので、誤解を生んだり間違った情報だといけないので、ここでは省くんだけれど、

システムとして生まれた差別が、第二第三の問題を生むことになる。


まずはよく２ちゃんねるとかでも指摘されている「逆差別」の問題。
つまり、被差別出身だからという理由で就職の不利になるのではなく、たとえば、企業に「被差別枠」というの
があって、それを内々でじゅんぐりに譲り合っている等の、優遇されること。
ただその出身というだけで、採用されるということは、別の地区の出身の人は割に合わない。
その苛立ちが差別意識に変換される。
そして、その利権に群がるエセ団体。

という様に無限にスパイラルが続いていくことになって、より差別が根深いものになっていく。


番組で紹介されてたエピソードがあって、


テレビ番組で、カウントダウンを５、４、３…と指で表す仕草をするとする。
そうすると４を表す四本指が（手のひらを広げて、親指だけ折り曲げる）映るのでそういうことは放映してはいけないと
大阪のテレビ局で話題になったらしい。
被差別を、「よつ」というので、４は「４つ（よっつ）」となるので駄目とのこと。
その噂を聞いた東京のテレビ局は、その様なカウントダウンを放送したときに「５、４、3・・・」と４の時だけ、
あろうことか手にモザイクをかけた。


というもの。その話を聞いた瞬間、とても恐ろしく感じた。
大阪のテレビ局が、敏感になるのは百歩譲って分かる。
ただ、明らかに東京のテレビ局は、本質を理解しないで、モザイク処理という悪手を打ったことになる。
この様なことが一番差別問題をタブー化させ、まさに「臭いものには蓋」のままになる。
恋愛の傷なら時間が解決してくれるだろうけど、こんな場合には逆効果で、蓋の下では「臭いもの」はどんどん
腐っていく。

無知が罪とするならば、無考は悪だと言い切っていい。


ただ、番組でも言われていたように、こういうすでにタブーとなってしまった
問題に対して、番組で取り上げること、情報を知るということは、「寝た子を起こす必要があるのか」という側面も孕む。
個人的には、やっぱり経緯と実情は、しっかりと知るべきだ。


オバマが大統領に就任したことにより、白人至上主義運動が地味に広がりを見せているらしい。
本当に可哀そうな人たちだと思う。
自分が白人ということにたいしてしかアイデンティティを見いだせないから、黒人を否定する。
つまり空っぽなわけだ。人種の違いなんて、スタートでこそあれゴールではない。

差別をなくそうなんていう理想論かもしれないけれども、減らすためには相手だけでなく自分も理解することが
必要だ。

祭りだワッショイ

東大安田講堂事件について放送していた「日本史サスペンス劇場」を見る。日本テレビでやってたので、ネットで拾った。

この事件については、前々から知りたかったので興味深く見れた。
ただ、やっぱり学生紛争に興じていた人々（当時の大学生）に対して、素直に関心することはできない。

恐らく彼らは、夢を見ていた。
特に、大学を目指してきた人たちにとって大学側の権威が失墜するということは、自己の人生（特に東大に行くような人たちだったから、ましてやあの時代なんだから、本当にまっしぐらだったんだろう）の否定となる。
そこで反大学という、アイデンティティを求めたというのが根底にはあるんじゃなかろうか。そこから始まった熱は、他大学の人達には、ファッションとして伝播したと思う。そしてそれは村上龍が住んでいたような長崎等の地方には、もはや日常の暇つぶしのツールとしてしかなってなかったんじゃなかろうか。
そこにはもう、世界を変えてやろうという意思はない。

言ってみりゃ、根底にある部分は、ヲタ芸と称して踊ってたり、文化を消費するだけの現代人と同じだと言いきって良いと思う。
革命を美化するからいけないのだ。


だから、俺は彼らを支持できない。
ただ気持ちは分かるし、馬鹿には出来ない。



日本人にとって時代劇をみることは、すなわち単純なエンターテインメントとしてのカタルシスを得ることで終わっている気がする。
だから良くて幕末までしか放送しない。
現代日本に表れている全ての事象は、明治時代が始まり、昭和天皇が崩御するまでに原因がある。

幕末以降に向き合わなければ、この国の未来は無いと思った。

過去は未来に復讐する。

つい先日沖縄は雨が降ってまして、原付に乗ってたら、壮絶にこけました。
胸を強打しました。
実家の近くのサータアンダギーのお店の前です。

マンホールで滑りました。
いつか死ぬなあ…なんて思ってたら、マイミクが

本読むのが嫌いな私が本を一日で読んだ。
そしたら雨が降った

的な日記を書いていた。

許すまじ！！

それにしても、本読むのが苦手というのは百歩譲って分かる。
ただ、活字嫌いっていうのは信じられない。
しかも、この日記に、私も嫌いって書いている人が何人もいたことに衝撃を受けた。
多分、マイミクと同じ大学とかだろうからなー。
マーチ恐ろしいよマーチ。




原付カー（ゲンツカー：原付に乗ってる人、皆もこの言葉使っていいよ＾＾）は、雨の日はどうしてるんだろうね。

俺の運動神経がないからよく滑るのか？
運転があらいから？


どうしたもんかしら。

まあ、それはそうとして、久々に髪を切ってきた。
カリスマ美容師さんに

「前髪と後ろはばっさり切っちゃってかまわんよ。だけど横はあんまり切らないでくれ」

的なことを伝えたら

「分かりましたー。ボブですね。最近最先端ですよｗｗｗｗｗｗ」

とか言ってたので、人見知りの僕は軽く無視。

脳内でオードリーが

若林「こないだ、美容院に行って髪を切ってきたんですよ。前髪と後ろ髪はばっさり切って、横はちょっと残す感じでって言ったら、美容師さんにボブですねって言われたんですよ」

春日「ボブって誰だよっ！」

若林「まあ、ボブってのは髪型の名前なんですけどね。僕がボブマーリーみたいなドレッドにしてもどうすんだって話ですし。」

春日「ボブマーリーｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

若林「もしくは、ボブサップみたいな髪型にするとかね。」

春日「…」

若林「ボブサップはハマんなかったみたいですけども。」



と漫才をしている間に、散髪終了。

出来上がりとしては


上田「ブハハｗｗｗｗｗお前は上野樹里に憧れて失敗した女子高生かｗｗｗｗｗｗ」


的な髪型になってしまいましたとさ。終わり。

お詫び。

先ほどは、ついとち狂って「逆チョコってなんだよ！」と書きなぐってしまったことをお詫びいたします。

私の心の中に巣食う魔物が、息をひそめていたんだということを実感いたしました。
バレンタインに対して、諦めと少しの期待を抱く自分の愚かさへの嫌悪感を餌に育ってきた魔物。


どーせ、逆チョコとかやっても、俺みたいなのは受け取ってくれないし、翌日文句と紙一重のあだ名がつくんだろ！それがメールでまわるんだろ！と、実際起こってもいないことにたいして怒りを覚えてしまったこと、情報化社会の闇が浮き彫りにさせてしまったことに対して深くお詫びを申し上げます。


じゃあ、逆ホワイトデーの時もCMうてよとは一切思っていませんし、今後もチョコレートを食べたいと思っております。


本当に、多大な迷惑をかけ、株価にまで影響を与えてしまったことは私の不徳の致すところでございます。