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結びつきの道を

人間が人間らしくあること、本当の意味での充足感・幸福感は、”結びつき”を通してしか得られない。~大衆とともに

発 信 ~ 大衆と共に・・・・地域の皆様と・・・・・

2018-12-21 | Weblog

   

 

SNS・・・・日々の活動を facebook を中心に発信してきましたが、原点であるこのブログ~結びつきの道を~も、

多くの皆様と出会い、結びつき・つながる足跡を感動・感謝を忘れずに残していきます。

※定期的に発信していけたらと思います。


恩師の随筆を繙く

2018-03-11 | Weblog

 『雪柳 光の王冠』より   池田 大作

 

「光」が噴き上がっていた。「命」が噴き上がっていた。
「咲きほとばしる」と言うべきか、抑えても抑えても、

抑えきれない春のエネルギーが、
真っ白な「光の噴水」となって、勢いよく湧き出していた。

雪柳は「雪」であり「花」だった。「冬」であり「春」だった。
光の中に、春と冬が溶け込んでいた。
まるで、希望と苦悩が渾然一体になっている

青春時代のように。
青春は、苦しい。悩みばかりだ。

しかし、悩みがあるから、心は育つ。
うんと悩んだ日々こそ、一番不幸だと思った日こそ、

あとから振り返ると、

一番かけがえのない日々だったとわかるものだ。

だから苦しみから逃げず、苦しみの真ん中を

突っきって行くことだ。
それが森を抜ける近道だからだ。

 

寂しければ、その寂しさを大事にすることだ。

寂しさや悲しさを、遊びなんかで、ごまかすな。
使い捨てるな。

耐えて、耐えて、自分を育てる「こやし」にしていけ。

 

逃げたくなることもある。でも、雪柳は動かない。

雨の日も、寒風の日も、じっと自分の場所で

根を張って頑張っている。

 

頑張り抜いたから、みんなのほうから

「きれいだねぇ」と来てくれる。

 

人間も、魂の根を張ったところが「自分の故郷」になる。
完全燃焼したところが、心が安らぐ
「自分の居場所」になる。

私は、みんなにお願いした。
「お父さん、お母さんを大切に」
君たちが生まれる時、どんなに、お母さんがたいへんだったか。
あなたが大きくなるために、両親は、どんなに疲れても、

眠れなくても、大事に面倒を見てくれた。

苦しい仕事にも耐えて働いてくれた。

あなたが初めて声たてて笑った時、初めて歩いた時、

どんなに両親は幸せでいっぱいになったか。

 

病気になったとき、どんなに、おろおろと心配したか。
感謝できる人は幸せな人だ。

雪柳は太陽への感謝を忘れない。

 

太陽は、いつも惜しみなく光を注いでくれた。

いつも、ありのままの自分を、そのまま受けとめ、
光で包んでくれた。

だから今、雪柳は「太陽への恩返し」のように、

明るく周囲を照らしている。

人間だって、花と同じように、光がいる。

人も、人から大事にされないと、心が枯れてしまう。

だから君が、みんなの太陽になれ。

人間だって、花と同じように、水がいる。

自分で自分を励ましたり、喜ばせたり、

心を生き生きさせないと、心は枯れてしまう。

 

自分で自分を励ませる人は、すてきな人だ。

人のつらさも、わかる人だ。

 

自分で自分を喜ばせる言葉を、強さを、賢さを!
落ち込んだ心を、よいしょと自分で持ち上げて!
自分で自分を好きになれないと、人だって愛せない。

記念撮影を終えて、私は雪柳に近づき、カメラを手にした。

天をさして咲く花もあれば、地を向いて微笑む花もあった。

それぞれの個性が集まって、光の束になっていた。
そして雪柳は、すべての力を、ただひとつのことに傾けていた。

 

天から与えられた自分の生命を生ききること。

自分が種子として持っていたすべてを、表現しきること。

自分本来の姿へと開花すること。それ以外、何も願わなかった。

ほかの花と自分を比べようなんて夢にも思わなかった。

人が自分をどう思うかなんて、どうでもよかった。

自分にできるかぎりのことをすること、それしか思わなかった。

 

今、だれもが個性、個性と簡単に言う。

「自分らしく生きる」と言う。
でも本当は、それは茨の道である。

みんなと同じようにしているほうが楽だからだ。

柳のようにしなやかな雪柳の枝に、無数の星が光っていた。

無数の宝石で飾られた王冠のようだった。

 

そう、自分の道を歩み抜いた人は、だれでも英雄だ。

「みんなが一等賞」なのだ。宝冠の人なのだ。

 

だから「自分にできないこと」ばかり数えて落ち込んだり、

文句言ってるなんて愚かだ。

「自分にも今、できること」が何かある。必ずある。

 

それを、やり抜く人が偉いのだ。その人が最後は勝つ。

雪柳は敏感だった。

だれかが通り過ぎただけの風にも揺れる。
あなたも、恥ずかしがり屋なら、そのままでいい。

無神経になり、デリカシーをなくすことが

「大人になる」ことじゃない。

 

コンクリートみたいに固い花はない。

花は、みんな柔らかい。初々しい。傷つきやすい。

人の思いに敏感なままの、その心を

一生咲かせ続ける人が、本当に「強い」人なのだ。

運命は外からやってくるんじゃない。

君の心の中で毎日、育っているのだ。

 

毎日がつまらない時。

それは自分が、つまらない人間になっているからかもしれない。
人生をむなしく感じる時。

それは自分が、からっぽの人間になっているからかもしれない。
人生に、うんざりした時。

人生のほうが君にうんざりしたと言っているのかもしれない。

 

人間は結局、自分自身にふさわしい人生しか生きられない。

 

だから、成績は中くらいでもいい、人間が大であればいい。

頭がいいとか悪いとか、成績だけで分かるものじゃないし、

生きる上で大したことではない。

 

ただ、自分が「不思議だ」と思う疑問を大事に追求することだ。

そのことを考えて、考えて、考え抜くことだ。

 

そして、いざという時、真理と正義のためなら、

自分を犠牲にできる人になれ。

そんな人が一人でも増えた分だけ、この世は美しくなる。

世界のどこかに、君にしかできない使命が、

君の来る日を待っている。

指折り数えて待っている。

待たれている君は、あなたは生きなければ! 

めぐりあう、その日のために!

輝くためには、燃えなければならない。

燃えるためには、悩みの薪がなければならない。
青春の悩みは即、光なのだ。

雪柳も、冬の間に積もった冷たい「雪」たちを、

枝から染み込ませて今、「花」に変えて

噴き出しているのだろうか。
中国では、その名も「噴雪花」という。
                池田 大作 (『雪柳 光の王冠』より)


ワークルール講座視察~館山総合高校

2018-02-05 | Weblog

最低賃金、有給休暇の取得…働く人守る知識学ぶ
千葉県

働く人の権利などを高校生らに教える労働法教育が活発に行われている。職場のトラブルや過酷な働き方を強いるブラックバイトなどから、身を守る知識を習得するのが狙いだ。千葉県では社会保険労務士を講師にした「ワークルール(労働法令)講座」を開催しており、同県立館山総合高校(館山市)で行われた授業現場を、公明党県議とともに訪ねた。

生徒「トラブル対応が分かった」

「有給休暇は、冠婚葬祭など特別な理由がなくても使えるでしょうか」

千葉県立館山総合高校で昨年12月に行われた「ワークルール講座」。3年生約130人を前に社会保険労務士の髙橋泉講師が質問すると、生徒たちは首をかしげながら、「使える」「使えない」のいずれかを選び手を挙げる。

正解は「使える」だ。髙橋氏が「有給休暇はどんな理由でも使えます。ただ、会社が忙しく業務に支障が出る場合は、別の日に変更してもらう規定もあります。よく会社と相談してください」と解説すると、生徒たちは真剣なまなざしを向けていた。

このほか髙橋氏は、最低賃金や労働時間が1日8時間と決められていることなどを説明。「労働条件が守られていない場合は、相談先として労働基準監督署や社会保険労務士を頼ってほしい」と強調していた。1時間近くの講座を終え、就職を希望する女子生徒は「社会人となった時、労働トラブルにどう対応すればいいのか分かりました」と感想を述べていた。

同校の石井浩己校長は「教員は労働法に精通しているわけではないので、専門家である社会保険労務士の方に教えてもらうと助かります」と話す。

千葉県では2015年度から、高校でのワークルール講座に取り組み、この3年間で4600人以上の生徒・教職員が受講した。県雇用労働課がまとめた生徒へのアンケート結果によると、「労働に関する法律がたくさんあり、驚いた」「アルバイトにも最低賃金があることを初めて知った」といった声が多く寄せられており、啓発の効果は大きい。

千葉県議会公明党も、議会質問で社会保険労務士会と連携した労働法教育の充実を推進。講座を視察した阿部俊昭、秋林貴史の両県議は「今後も、労働法教育の普及を応援していきたい」と意欲を語っていた。

高い離職率などが背景 国も教員向け資料を作成


「残業代も払われずに長時間働かされた」「アルバイトを辞めたい意向を伝えたら、損害賠償請求すると脅された」など、労働法の知識に乏しいため職場でトラブルに巻き込まれてしまい、泣き寝入りを余儀なくされる若者は少なくない。

例えば、厚生労働省が16年に公表した調査では、アルバイトをした高校生の約3割が何らかのトラブルに遭遇。また、アルバイトを始めるに際して6割が労働条件を示した書面を交付されていない実態が分かっている。

さらに、高校や大学を卒業後に過酷な働き方を強いるブラック企業に就職し、心身を疲弊させてしまう人もいる。新卒者が就職して3年以内に離職する割合は大卒で約3割、高卒で約4割と高く、こうしたブラック企業の存在が一因と指摘されている。

社会に出る前に、労働者の権利などを学ぶ労働法教育の重要性は高まっており、国も普及へ力を入れている。

厚労省は17年3月に、高校の教職員向けに労働法教育を行う際のモデル授業案を示した指導者用資料を作成し、全国の高校に配布した。資料を活用すれば、「労働条件」や「ハラスメント(嫌がらせ)」などをテーマに、総合学習の時間などに授業ができる内容だ。さらに厚労省は昨年、高校教職員向けのセミナーも全国10カ所で開催している。

今年度末までには、大学教職員向けの指導者用資料も作成する予定で、厚労省労働条件政策課は「労働法教育の普及により、若者が安心して働き続けられる環境づくりを進めたい」と話す。

公明党が啓発へ積極的にリード


公明党は労働法教育の普及を積極的に推進している。

例えば、15年7月に政府へ提言した青年政策に、労働法令に関する啓発活動を明記している。また、公明党の推進で15年9月に成立した若者雇用促進法では、学生・生徒に対する労働法制に関する知識の啓発が国の努力義務とされた。同法を踏まえ、都道府県労働局やハローワーク職員により高校などへの講師派遣が行われている。


身体障害者等用駐車場の適正利用

2018-02-03 | Weblog

2014年12月議会
次に、障害者用等の駐車場の利用実態から見えたことからの質問です。
 本日議場に駆けつけている埼玉の友人は、障がい者社会参画支援機構を立ち上げています。その方は脳卒中で2度倒れ、現在は透析もしています。一瞬にして健常者から障害者になり、かなり混乱されたそうですが、お子様が小さかったこともあり、障害があっても働かざるを得ない状況だったのです。その仕事をしているときに、障害者への無理解や差別を感じたとのことです。
 電車に乗るためゆっくりと歩いていると、遅いと言われ3度倒されたり、障害者用のトイレを利用しようと思ったら、健常者がたばこを吸っていて使えなかったこともあったそうです。さらに、一番つらかったのは、車で移動中にトイレを利用したくなったときに、障害者用等の駐車場が利用できなくて漏らしてしまったこともあり、障害者の駐車場が利用しにくい環境であると痛感したそうです。
 私は、この支援機構に依頼して、6月と7月の2カ月間、千葉県内の公共施設、高速道路、商業施設の24カ所の障害者用等の駐車場の利用調査を行ってもらいました。全国初めての調査であると思います。本日、謹んで発表させていただきます。
 その調査は、暑い中、県内2つの市役所と2つの商業施設については1週間調査しました。結果は、市役所の障害者用等の駐車場の利用総数は384台、そのうち、障害者が利用できた台数は69台、割合は18%でした。また、商業施設の障害者用等の駐車場の利用総数は524台、そのうち、障害者が利用できた台数は97台で、割合は19%でした。そのほかの20施設は1日の調査を実施しました。これらの24施設の調査結果は、全障害者用等駐車場の利用総数1,528台のうち、障害者の方が利用できた台数は278台、割合は18%でした。さらに、注目する結果として、その障害者用等駐車場を利用した総数の中に車椅子の表示がある車の台数は323台、そのうち車椅子を利用された台数は93台、つまり29%だったということです。
 このような結果を見たとき、障害者用等の駐車場を障害者の方が利用できる割合が極端に少ないことがわかります。ある商業施設では、障害者用等駐車場を利用できた障害者の方にインタビューできたそうです。そうしましたら、きょうとめられたのは奇跡ですとの言葉が返ってきたそうです。なぜ健常者が障害者用等の駐車場にとめてしまうのか。あいているので抵抗がない、近くて広くて便利、表示プレートがあるので意図的に利用、おりるときにおもむろに表示プレートを出す方もいらっしゃったと聞いています。高齢者だから利用、また、障害者の方がどのように利用するか理解していないとか、このような実態を変えていかなければならないと思うのです。
 そこで質問します。
 障害者用等駐車場の利用実態について、県はどのように認識しているか。
 2つ目、障害者用等駐車場の適正な利用を図るため、県民への意識啓発を強化すべきと思うが、どうか。

 


2017年2月議会
次に、身体障害者等用駐車場の適正利用の周知、推進についてお伺いします。
 皆さんは1月3日の新春ドラマスペシャル「君に捧げるエンブレム」をごらんになられましたでしょうか。このドラマは元Jリーガーだった主人公がモデルとなっており、交通事故で下半身不随になり、車椅子バスケと出会って生きる希望を見つけていく姿、奥様の献身的な支えを描いた実話であり、感動を呼びました。この主人公こそ、ユニバーサル社会実現へリードする千葉県が誇る教育委員であられます京谷和幸氏であります。心から敬意を表します。障害者の方の懸命な姿とともに、障害者の方に共感し、心を寄せてサポートする県民による千葉県づくりが今こそ求められております。私は、中途障害者の方の切実な御相談をいただいて、2014年12月議会で障害者等用駐車場の適正利用について取り上げましたが、今回、車椅子利用者、障害者のさらなる理解と心配り、支援ができる県民性の醸成へ願いを込めて再び問題を取り上げたいと思います。
 公共施設、大型商業施設、さらには高速道路のパーキングエリアなど、暑い夏に任意で24カ所を選び、障害者等用駐車場の利用実態を調査したことは全国で初めてでありました。適正利用と確認できたのはわずか18.3%にすぎませんでした。8割が健常者なのです。それを受けて適正利用を図るために、意識啓発の実施を要請してまいりました。一般紙の一面でも大きく取り上げていただき、多方面から共感の声と問い合わせがあり、反響が広がっております。少しずつ適正利用が動き出していると思います。身体障害のあるドライバーに優先的に駐車許可するパーキングパーミット制度もありますが、大事なことは障害のある人もない人も安心して暮らせるまちづくりへ県民の意識を高めていくことです。県はテレビやラジオ、チラシでも適正利用の周知を始めてくれましたが、今後も2020年東京パラリンピックを視野に入れながらも、粘り強く訴え、継続していくことが大切だと思います。野田市でも、我が党の市議団が適正利用を提案し取り組みを進めております。各自治体への協力も求めていくべきと思います。
 そこで伺います。
 千葉県として適正利用の周知啓発活動をどのように行っているか。
 2つ目、県民への周知啓発がさらに必要と思うが、今後の見通しはどうか。


45年ぶりの再会 ああ感激の・・・・・

2017-06-04 | Weblog

※5/3のJR蒲田駅での山口代表の街頭演説会を終え、駅に向かう途中
上りエスカレーターの阿部を  下りエスカレータの壮年が
「あぎちゃん!   あぎちゃん!! 信一です」
「エッ~ツ ○○???」
45年ぶりに小学校時代の後輩にばったり再会しました。石巻の実家の10数m先に住んでいた後輩です。
彼は、青森へ転校し、今は石川県在住とのこと。
 


2017.3.1 反対討論に立つ

2017-03-01 | Weblog

自民党条例案への公明党 反対討論  3/1   阿部 俊昭

柏市選出の阿部俊昭です。私は公明党を代表し、自民党が提出した「議員の定数および選挙区等に関する条例の一部を改正する条例案」について、反対する立場から討論いたします。
 地方分権が進展する中で,二元代表制の一翼を担う議会の役割がますます重要になってきております。
 そのような中、公職選挙法の一部を改正する法律が制定されたことにより、選挙区設定条件が緩和されることになりました。
 私たちは、今後の千葉県議会議員選挙の定数ならびに選挙区について、国勢調査結果を重視し、千葉県議会として県民からの期待に十分応えられるよう,本格的な議論を進めていこうとの認識に立ちました。  そして、県議会として定数検討委員会を設置し平成29年6月議会に改正条例案上程に向けて、協議を開始しました。

 自民党が前向きに、地域差、産業特色、歴史性、さらには行政区 交通等の事情を総合的に検討するなど じっくり議論し、その結果として逆転区の解消や飛び地を解消したことは評価いたします。 しかし、一票の価値の格差が2倍を超えている事は到底納得できません。 

 以下3点反対の理由を述べさせていただきます。


第一は、一票の格差の是正こそが、全会派共有の論点であったにもかかわらずあまりにも不十分であります。
  自民党案が2.44倍にとどまったことに、再考を求めましたが変えることはありませんでした。自民党案では一票の格差が2倍以上ある選挙区が10選挙区 32議席。これは、議席数で全体の34%。人口で見ますと、実に263万9229人で、県民の42.3%にあたります。まさに異常な状態であると指摘しなければなりません。
  投票の格差2倍以上というのは 千葉県の有権者にとって到底受け入れられるものではありません。

反対する第二の理由は、自民党案が人口推移予測をふまえた長期的展望に立っているか疑問であるということです。 
 本委員会は、国勢調査確定値を持って本格的検討をいたしました。
 5年おきの国勢調査と4年ごとの県議選のバランスから、条例案を検討しさらに周知期間を考慮し、今後の人口統計推移予測等をふまえて 何回かの先の選挙を見通した より安定性の高い条例案にすべきなのです。
 今回の委員会協議は、2019年の県議選だけではなく その先の2023年も視野に入れた長期展望に立って考えていく絶好の機会だったはずです。
 次の国勢調査は2020年ですから、確定値2021年で定数検討し、見直した場合に周知期間を考えると2027年統一選からの実施です。繰り返しますが、今回の修正案は周知期間も鑑みると 2019年 2023年の統一選に反映されるものです。長期的視野に立った改革案でなければなりません。

 また、2015年の統一選では2.51倍で行われ 2016年国勢調査の確定値でみると、現状2.88倍に広がり、人口動態からも自民案の一票の格差2.44倍は、今後さらに格差が拡大する可能性が高いと指摘せざるをえません。
今こそ抜本的な改革が必要だったのではないでしょうか。

  反対する第三の理由は、まだまだ議論が尽くされていないことであります。
今回の検討委員会は、当初29年6月定例会に条例案の提出を予定していたはずであります。それが急きょ打ち切られた形で、今議会に提出することとなりました。

 議員定数についての議論は、言うまでもなく議員の身分にかかわる重要事であります。当然ながら、各会派の意見をまとめることは極めて難しいことが容易に予想されます。その困難を十分理解したうえで、このほど検討委員会を開催して、県議会として条例案を出すことを決めたのです。そうであれば、各会派の意見統一に向けて、さらなる努力が必要だったのではないでしょうか。
  今回のように、各会派の意見がまとまらないので検討委員会を打ち切るというのでは、そもそも各会派の意見をまとめようという意思が、あったのかどうか疑われても仕方がありません。
  また、議員定数に関する各界各層の意見や、何よりも県民の意見を聞く場を設けることもできたのではないでしょうか。
各会派がそれぞれ信頼する参考人を招致して意見を聞く、あるいは少なくとも県民からのパブリックコメントを求めることはできたのではないでしょうか。
さらには、それでもどうしても各会派の意見がまとまらない場合は、第三者による委員会を立ち上げて諮問(しもん)するという手段も検討されてしかるべきだったのではないでしょうか。
  今定例会での条例提出は、やはり拙速であったと言わざるを得ません。

私ども公明党は、一票の格差を2倍以内にする、広域自治体である県と政令市との関係性を考えた選挙制度を再構築することを軸に議論し、結果として
現行の「46」選挙区を16減らし、「30」選挙区とし、
現行の定数「95」を11減らし、定数「84」とすることを提案し、
よって一票の格差は「1.64」倍にできることを訴えてまいりました。
  それは同じ千葉県民であれば、政令市を含めて、住んでいる地域によって一票の価値が限りなく等しくなければならない。かつ同じ選挙形態であるべきという考え方に基づいたものであります。
選ぶ側も同一の権利を持ち、選ばれる側も同一の競争環境に置かれることが公平・公正だと信じるものであります。

以上、反対する3つの理由を述べ、公明党を代表しての討論といたします。ご清聴心から感謝申し上げます。


さあ・・2017  決意も深く! 

2017-01-22 | Weblog

2017年   この道11年目を迎えようとしています。
お一人お一人の幸せ・・・・地域の安全安心・・・世界平和の・・ために少しでも役に立つように頑張ります。
この道で 恩師への報恩  青春の誓いを果たしていきます。 


★被災地石巻出身として・・・・震災を風化させない取り組みにも挑戦していきます。

今朝報道されました。

宮城県石巻市渡波の大切な友人です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170122/k10010848361000.html