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結びつきの道を

人間が人間らしくあること、本当の意味での充足感・幸福感は、”結びつき”を通してしか得られない。~大衆とともに

さよなら 2022

2022-12-31 | Weblog

12/31 山口代表の平和外交、
全国の党地方議員の皆様が奮闘するお姿に刺激をいただき、
千葉・柏のあべは、きょうも地域を回ってきました。200部ほど手渡しやポスティングもさせてもらいました。

2022年一年間  ありがとうございました。

 

2022 あべの重大ニュース

○哀しい別れ ~ 親友・勝己君、 支援者の方々   ・・・ほか
             (ご来柏した折 2度握手していただいた 安倍元総理との別れも)

○青春原点の地…八王子へ

○参院選大勝利.竹内副代表、千葉県内統一外選挙全員当選

○復興進む被災地…石巻市、渡波へ(地震津波議員連盟)

○教え子との再会~結婚式、党講演会、松ケ崎街頭ほか

○つぶやきエッセイ集に「盟友 阿部俊昭君」紹介していただく

○県議会実績~柏の葉総合競技場に電光掲示板設置、柏の葉公園に民間活力導入決定(大和リースグループ)、県立学校チャレンジ応援基金創設、東総地域の盛り土問題解決へ、SDGsの子どもたちへの周知(ポスター、キッズページほか)、県民相談~教育・県土整備、警察関連・健康福祉等

課題解決へ尽力。

○ABCレポートNO48.49の反響大、手紙、葉書、メール、電話等を頂戴する。

○コロナ禍乗り越えている飲食店へ

 (柏市内だけでなく富里市オリーブにも)

○2023統一選挙へあべ5期目の公認決定

ほか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

 

未来に繋げる

2022.12.31ピリオド 点を打ちます。


聞こえていますか・・・・・・見守ってください!

2022-09-19 | Weblog

縁深き 皆様 聞こえていますか?


吉野秀夫 大先輩・・・・5期目の公認を頂きました。病院のベットからもエールを下さいました。
            東日本大震災で実家が被災したことを 事あるごとに心配してくださいました。

坂本〇〇さん・・・・・・誕生日にお会いすることを約束しながら、中3の時に痛ましい事故に巻き込まれて逝ってしまった教え子、
            貴女は、柏市へ転校後も阿部学級から卒業したいと鎌ヶ谷の学校へ半年通学してくれましたね・
            あべべは  柏に住んで 柏のために・交通安全のために・・ お父さんお母さんとも連絡とって生きているよ

田中榮校長先生・・・・ 教員時代の大恩人・・・・道野辺小着任した時の校長先生 柏在住でした。
            創価大学出身と知って君をとったよ  と言ってくれました。お酒大好きの先生でしたが・・・・
            ミニバスケット監督として初優勝した時に 選手と校長先生を胴上げさせてもらいました。
            あべの議員挑戦を心から喜び・・・最後までハガキを書いたり応援してくださいました。

長田義久先生・・・・・道野辺小時代からのお世話になった先輩  お酒の大好きな先生でした
           バスケットの面白さを教えてくれた先生・・・・・何でも話を聞いてくださった先生、何度も助けられました。
           柏中出身でした。 

阿部 京さん・・・・・あべの父親です。大震災3mの津波にも奇跡的に助かった父
           私が学生時代 ・・・宮城から千葉へ出稼ぎに(松戸古ヶ崎)松戸柏我孫子地域の公共事業の労務者として仕事を          
           し。生活費を八王子に送ってくれていました。
           その父は・・・・宮城石巻仙台・・・千葉でも  公明党が大好きで、公明党支援拡大の道を進んだ人でした。

柏北部の溝部さん・・・・・柏中央の松尾さん・・・・・・柏南部の三澤さん
友人に渡したいので あべのレポートを下さいと何度も連絡くださった 田代ご夫妻

・・・・・・・・・・・・・・・病室でお別れした 闘士・亀田さん・・・・踊りの大先生岩城さん
               病室で一緒に歌った富田さん
大親友の石田勝己元校長・・・・県教育庁にも勤務・・・阿部が議員になってからは・・ずっと君の政党を応援していくよ と言ってくれ 
               た尊敬する教育者でした 

身内の母・阿部さだ子さん(公明党への絶大な支援を重ねてきた母の執念は 柏在住となり、前回初めて息子に投票できました)

義兄小野寺幹雄さん(ブログ結びつきの道を 一番見てくれていた身内)

               義父 木暮正和さん 義母タメ子さん 叔母 七美子さん
               一緒に回って下さった 近所の本田ご夫妻・・・・・・・・・・・・

野田からのエール・・・病院でお別れした岡松邦彦さん     松戸からエール川崎さん       
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今は亡き皆様 阿部は一踏ん張り二踏ん張り走りぬきます! 


 忘れてはならない皆様・・・・を偲びつつ   第1回・・・・・・・




   


 


出陣!

2022-09-19 | Weblog

皆様こんにちは
あべ俊昭は、9/15党中央幹事会で、明年4月に予定されています統一地方選挙の予定候補として党公認の決定をして頂きました。
千葉県議会選挙 柏市選挙区に5期目の挑戦となります。感謝とともに 責任の大きさを実感しています。

創立者をはじめ、多くの先輩方、皆様方、父が母が懸命に護り拓いてきた公明党の道を誇りも高く進んでまいります。
様々な課題に直面していますが、立党精神に立ち返り、多くの皆様に寄り添いながら、乗り越えてまいります。
何としても過去最高の闘いをしてまいります。

皆様よろしくお願いいたします。

4/9まで あと202日の日に…………      あべ俊昭


会いたい2

2022-08-28 | Weblog

桔梗の花で染めた指で窓をつくると 会いたい人に会える?
国語の教科書に掲載された物語「きつねの窓」

きつねの窓に映るのは・・・・・・・・
日テレの24時間テレビをきっかけに、ふと空を見上げて考えてみました

会いたいです!  亡き縁深き方々・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


15歳直前で交通事故死した教え子の Mさん      中学時代の恩師 遠藤りき子先生
教職時代の大恩人 バスケットの面白さを教えてくれたO先生
初任校の校長先生 君を信じて生涯 新聞を購読するよと言ってくれたT先生
政治の世界で厳しさと優しさで包んでくださった Y元県議
あのような公明議員になりなさいと  M崎議員           S田議員  F川議員

あべが議員になってからずっと公明党を応援するときめてくれた 同級生のI君

教え子の子どもの逝去 Nちゃん
柏シニアテニスとの結びつき 白井 様

同窓の後輩 大穂君

野田市から大応援 岡松様
支援団体の大先輩 婦人 K村さん M部さん  K田さん  M尾さん  M澤さん  Y川さん ・・・・・・
         壮年 T中さん T田さん  T久保さん Hさん  M津木さん  S井さん  O崎さん・・・・・
  
         本田ご夫妻 石川ご夫妻  河村ご夫妻  田代ご夫妻・・・・・・・・

         同僚のIおばあちゃん    障がいと闘ったSさん   
         教え子・・・Kさん A君 T君 S君 T君 Yさん・・・・・
         水難事故の柏のIくん
         ミニバスのY池お父様  N根お父様  Sお母様
3.11大震災で犠牲となった・・・・・伸ちゃんの3人の子ども、誠一君 容子さん・淑子さん・・・石坂君(大川小教頭)・・・
                   母親の2人の親友・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

                     まだまだいらっしゃいますが・・・・・・・・・・・・・・・

当然ですが、この道を突き進んでくれた亡き。両親とは この哲学を雨の日も風の日も・・・・抱きしめて保ち続けてくれたことに感謝しきれない節目に会いたいと思います。不忘山・蔵王の地で・・・・・。


会いたい   

2022-08-28 | Weblog

いろいろな評価をする方がいますが、率直に番組の企画に惹かれます。
文化芸術の力・・・・・マラソンやスポーツに挑戦するなど 
人の心を震わせます。懸命に生きている人たちにスポットライトを当ててくださり、
共感できることに感謝です。
スタッフも  努力していますね。(生中継でカメラが向いていていないときの芸能人の姿はNG)


会いたい・・・・・亡くなった教え子の一人
         亡くなった先輩教師・大恩人の一人・・・・・どうしてもこの二人が浮かんできます。


2021~2022へ  人と結び・紡ぐ

2022-01-08 | Weblog

                  2021年末から  2022年始へ
〇思いがけない再会:県庁からの帰りに 東武アーバンパーク 最後車両  前の座席に座った方が・・・・・・教員1年目の教え子。
主に、年賀状での交流でしたが・・・・・・。

〇道の駅しょうなん 年末街頭3度目・・・・・・2020年はミニバスケット部教え子のキャプテンのお母さまが見かけましたよと後日電話。
                           (「お母様を亡くされた後に演説されていたのですね・・・・」と)  
 2021年は、母親が介護施設で最もお世話になった介護士の方が。
  悩みに直面しながらの日々に、阿部の姿をみかけて・・・勇気をもらったとのこと。母親からのエールに感じたとのこと。

〇八王子の母校につながる国道16号 松ヶ崎交差点では、教え子がやっと会えたと言って駆けつけてくれました。
 彼とは、20数年ぶりの再会です。結婚して野田から柏の住民になっているとのこと。
1・4はラインで15:00~行うと発信しましたら 支援者の80代の大先輩が強風の中。20分自転車を走らせて応援に。

〇年始4日間で3度ポスティング・・・・・・洗車しているご夫妻に声をおかけしましたら・・・「阿部せんせい・・・・」教え子の妹さんでした。

動けば・・・一歩踏み出せば・・・・何かが起きる????。
こうした出会いに感動感謝しながらの毎日は、本当に有難いです。お役に立てることにつながる事はやりがいがあります。
結びつきの道をさらに進んでいこうと思います。


ここから   熊谷俊人 新知事

2021-05-14 | Weblog
【今日を迎えるにあたって・・・・知事の健康を祈ってきました。これからも・・・】

本日5月14日、熊谷俊人新知事と面談し、公明党千葉県議団から、
『今後の県政運営についての重要10分野の要望書』、さらに『新型コロナウィルスワクチン接種に関する要望書』を提出しました。
また角田副代表も同席して公明党千葉県本部女性局として、『コロナ禍における女性の負担軽減に関する要望書』を千葉県知事・千葉県教育長に提出しました。
熊谷知事からは、現場感のある公明党との議論を楽しみにしていますとのお話がありました。


                                       

                                                            令和3年5月14日

                                         千葉県知事 熊谷俊人 様

                          公明党千葉県議会議員団

 

今後の県政運営に当たり、公明党千葉県議会議員団として重要視する10分野について要望書を提出します。
今なお収束の兆しが見えないコロナ禍にあって、県民の命と財産を守るために、行政と議会は切磋琢磨しながら協力し合い県政を進めることが重要です。
新型コロナウイルス感染症については、変異ウイルスが新たな脅威として出現し、感染拡大が懸念される事態が続いている現状ですが、その一方で、地方自治の
本旨に基づき、二元代表制の一翼を担う議会に対する最大限の尊重はなされねばなりません。
また、災害対策のように、県という行政組織を超えた、民間事業者、警察、自衛隊など多くの団体や個人の力を借りなければ、早期の復旧、復興に結び付かない
分野もあります。さらに、現時点では想定し得ない、新たな行政課題への取り組みも求められることと思います。
知事として、平時から県内各種団体との連携協力体制の強化を図るとともに、県民の視点に立った、県民福祉の向上に資する条例、要綱などの提案、制定につい
ては、積極的に取り組まれることを期待し、以下要望致します。

記(項目のみ内容省略)

1、県民に開かれ、信頼される千葉県を目指して                  

2、県民とともに地方分権を推進する千葉県を目指して            

3、新型コロナ感染症対策に着実に成果を上げる千葉県を目指して       

4、持続可能で豊かな活力ある千葉県を目指して               

5、一人一人の多様性を尊重する千葉県を目指して              

6、県民の命と災害弱者を守る千葉県を目指して               

7、子どもの幸せを第一とする教育の千葉県を目指して            

8、質の高い医療と福祉の千葉県を目指して                 

9、首都圏をけん引する活力ある千葉県を目指して              

10、文化・芸術を守り育てる魅力ある千葉県を目指して

 


タイムライン

2021-05-05 | Weblog

月1度(無料で892名の方へ)のタイムラインを送っていますが、毎月、励ましの返信メールをくださる方がいます。
今回は、タイムラインを送れないでいましたら、その方からの感動メール。
(5月のタイムラインの最後に紹介させてもらいました)

※※※※※
人生の節目を刻んできたGW! 
友人との対話の中で、師と歩む両親に学んだ哲学の素晴らしさを確信できたのもこの5月でした。 決意も誓いも 実行もそして証も。皆様はいかがでしょうか?
今、千葉・柏市もまん延防止等重点措置の地域として、皆様にはご理解と厳正なご協力を頂き感謝申し上げます。まだまだ予断を許さない状態が続いています。
医療従事者のワクチン優先接種が進み、高齢者接種が順次行われていきますが、冷静に受け止めて支援していきたいと思います。
あべは、コロナ禍の影響を受ける中小企業や飲食店への聞き取り・情報提供、また県民相談で柏・我孫子だけでなく県内を動いています。あべの車内には「とすあぎ がんばらいん」という亡き母の声が響き、勇気をくれます。
きょう 思いがけないメールが届きました。

こんにちは🌞 いつも有難うございます。 きょうは 母の日前祝いで子どもから あるお店に招待されました。 
お店のマスターから 
「時短営業 酒自粛 ポスターをあべ俊昭さんが 何度も作成して持ってきて下さり 本当に助かる」と言われ お礼言われました。
飲食店支援も がんばって頂きありがとうございます😊😭


人類には共通の運命がある!

2021-05-05 | Weblog

5・3「創価学会の日」を慶祝して ゴルバチョフ元ソ連大統領から特別寄稿 2021年5月4日
新たな脅威と戦う今 対話と協調の歩みを
平和構築のために「女性の力」は不可欠

 元ソ連大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏から、5・3「創価学会の日」を慶祝する寄稿が届けられた。氏と池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長は、1990年7月以来、10度にわたる会談を重ね、友誼を結んできた。語らいは対談集『20世紀の精神の教訓』として結実し、11の言語で出版されている。寄稿の中で氏は、「5・3」を祝福するとともに、女性の持つ可能性やコロナ禍を乗り越える方途、核兵器廃絶に向けた国際社会の取り組みなどについて言及している。

 親愛なる池田SGI会長、親愛なる創価学会の皆さま!
 61年前の5月3日、池田大作氏が創価学会第3代会長に就任されました。皆さまにとって、この日がいかに大切な日であるか、よく存じ上げております。皆さまのご健勝、ならびに平和と教育と青年育成のさらなる伸展をお祈り申し上げます。
 有名な箴言に「社会は次世代を育成できてこそ、初めて成熟したといえる」とありますが、この言葉は、まさに貴団体のことを指しています。創価学会の人材群は、池田会長の賢明なご指導のたまものであります。
 併せて5・3「創価学会母の日」を心よりお祝い申し上げます。何と素晴らしい記念日でしょう!
 女性の皆さまには、ますます美しく、愛情に包まれながら、揺るぎない家族の絆を構築されますよう、そして、これからも創価学会のあらゆる活動を支える存在としてご活躍されますよう、お祈り申し上げます。
 私の日本女性との出会いは、学会の素晴らしい女性通訳の方々が原点となっています。彼女たちはスピーチや会見、会議の通訳をしてくれただけでなく、日本の文化や芸術、習慣や生活全般について語ってくれ、あらゆる場面で力になってくれました。心からの感謝をささげたいと思います。
 私は、平和や軍縮、核兵器廃絶の取り組みにおける女性の役割を非常に高く評価しております。政策形成や国際条約の作成・締結の場に、より多くの女性が参加できれば、世界情勢はさらに安定し、将来の見通しが一段と良くなると確信しています。
 当然、女性の平等な参画のためには、まだ多くのことをなさなければなりません。先日、IPU(列国議会同盟)が発表した各国議会の女性進出に関する報告書を見る機会がありました。なんと、日本もロシアも100位以下でした。ロシアは138位、日本は166位です。
 その中で唯一、喜ばしいメディアの指摘がありました。女性は議会の中で少数であったとしても、最重要の議題に関する最も優れた発言の多くは、女性によるものだということです。
 女性を取り巻く環境は、今後大きく変わっていくでしょう。とりわけ若い世代の女性たちが政治や経済、文化、環境保全などの分野で、どんどん活躍されると思います。
 創立50周年を迎えた創価大学出身の女性の皆さまも、そこに名を連ねることは間違いありません。なぜなら創価大学は、全人類に貢献できる創造力豊かな「世界市民」を育成し続けてきたからです。

出会いから三十星霜を超え
 ここで、わが友・池田大作会長への思いをつづりたいと思います。
 会長は卓越した思想家であり、平和と核軍縮の闘士、優れた教育者、作家、写真芸術家であり、かつ、それぞれの分野で輝かしい功績を残されています。
 クレムリンでの初めての出会いから30年以上が経過しました。
 初対面であるにもかかわらず、まるで旧知の友と語り合っているようでした。このような感覚は、めったにあるものではありません。今でも私の胸に深く刻まれています。
 以来、私たちの友情は深まり、世紀の境目には、対談集『20世紀の精神の教訓』が発刊されました(1996年に日本語版、2000年にロシア語版)。
 この対談集は、去りゆく20世紀に人類が経験したことの精神的な意味を思索しようという試みであり、現代文明の精神性を真剣に見つめることへの呼び掛けでもありました。
 私たちは異なる文化を持ち、異なる人生経験を経てきました。一人は共産主義思想の中で、もう一人は仏教思想の中で年輪を重ねてきました。
 その二人が語らいを通し、共通の精神的基盤を見いだすことができたのです。この事実そのものが、多くのことを物語っていると思います。
 冷戦の終結後、人類は「協調」と「道徳精神」に基づく政治を実現する貴重な機会を手にしました。しかし、その重要性を十分に評価できなかったため、利己主義的な動きが地政学的な駆け引きを復活させ、その結果、冷戦のような空気が再び漂い始めています。
 私の元には、今も、対談集への感謝がつづられた手紙が、さまざまな国の人から届きます。発刊から長い年月がたつにもかかわらず、現在も読み続けられているのです。この事実に、対談の重要な意義が裏付けられています。
 3年前、池田会長の90歳の誕生日に祝電をお届けしました。その中で、自分は会長をお手本とすることが多く、年齢においても後に続くことをお約束しました。本年3月、その約束を果たし、90歳を迎えることができました! この場をお借りして、私の90歳の誕生日に真心こもるメッセージを送っていただいたことに、心から感謝申し上げます。
 また毎年、桜の季節が訪れるたびに、ロシア語を学ぶ創価大学の学生さんたちが、妻・ライサと創価大学に植樹した「ゴルバチョフ夫婦桜」の写真を贈ってくれています。大変にありがとうございます。毎回、楽しく鑑賞しています。

人間の安全保障
 冷戦という地球規模の対立の終結と未曽有の最新技術の開発が、世界に新たな息吹を与え、一人一人の生活を改善してくれる――ごく最近まで、そう思われてきました。ところが、現実は違いました。
 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は、グローバル社会に新たな課題を突き付けました。個人にとっても政府にとっても、まったく予想外の出来事だったはずです。コロナは、これまで未解決だった問題をさらに悪化させ、現代文明を脅威にさらしています。
 コロナ危機と向き合う今、あらゆる国際政治の在り方を見直す必要があります。力を合わせて模索し、より信頼できる国際安全システムを構築しなければなりません。
 このような構想は、既に80年代後半に打ち立てられていました。当時、旧ソ連のリーダーだった私は、「新思考」の理念として、世界秩序を全人類的価値に基づいて改善することを提唱したのです。
 それは、各国の独立性を尊重し、相互不干渉の原則を順守しながら、国家と国民が人類の生存に対する共通の責任を認識するという構想でした。そして、その価値の中で最も重視すべきは「人間の生命」であり、一人一人の自由と安全です。
 今再び、世界は、この理念に立ち戻るべきです。今日、人類は、長い歴史上で初めて、共同の繁栄がありうると理解し始めているのではないでしょうか。
 新思考を掲げた30年以上前も、そして現在も、焦点は新しい世界秩序ではなく、国家や社会が相互関係を構築するための原則を打ち立てることです。
 その原則とは、以下の3点です。
 第一に「安全保障の概念を再認識する必要性」。
 第二に「非軍事化、軍縮、軍事費の削減、核兵器のない未来」。
 第三に「政治、経済、人文分野における対話、信頼関係、協調」です。
 第一に挙げた安全保障の再認識とは、安全保障を軍事のみに限った課題とする捉え方を変えることです。安全保障とは広範な概念であり、人類が近年直面した、あらゆる最重要課題の解決策を模索することです。
 具体的には、人々の健康維持、環境や天然資源の保護、水や食料の確保、飢餓や貧困への対策――つまり「人間の安全保障」です。
 第二の非軍事化の原則は、軍備拡張や政治・思想の軍事化が今もなお、現代人にとって最も深刻な脅威であり、人間の自由を制限し、常に生命を脅かすものであるとの認識に立脚するものです。新兵器の開発・実験・製造に費やされる資金は、医療や教育や自然保護などの分野の発展に向けられるべきです。
 これら二つの原則を実現した先に、第三の信頼関係と協調の道が開かれます。競争や紛争、瀬戸際外交などは、経済・人文分野の交流にその座を譲るべきです。
 病や貧困、環境汚染との戦いのために、全ての国が結束し、新たな国際協調を築くとともに、国家の枠を超え、国際組織の役割と意義を強化しなければなりません。その道から外れるならば、世界の無秩序は強まり、文明や自然が破壊されるリスクが高まることでしょう。
 新たな脅威にさらされている今、国のリーダーや市民社会が問題の深刻さを真に理解するならば、国際政治を見直そうとするに違いありません。
 かつて「新思考」の理念は、現実に生かされ、冷戦の終結をもたらし、その効力を証明しました。困難な道ではありましたが、紛れもなく素晴らしい協調の経験でありました。

直ちに行動を
 近年、さまざまな方面から、国際問題において「戦争や武力を容認すべきである」という声が聞かれるようになりました。核兵器の賛歌が再び響き渡り、周囲に戦争のにおいが漂ってきました。昨今の西側諸国とロシアの対立も憂慮に堪えません。
 「戦争とは他の手段をもってする政治の継続にほかならない」(『戦争論〈上〉』清水多吉訳・中公文庫)との、ドイツの軍略家クラウゼヴィッツの言葉が、より頻繁に用いられるようになっています。彼も、自分の言葉で21世紀の世界が覆われている現状を目にしたならば、驚くことでしょう。
 もし政治の行き着く先が戦争ならば、そのような政治は退けるべきです。今、世界に響かせるべきは別の言葉でしょう。それは「思い止まろう」です。
 新戦略兵器削減条約(新START)延長の決定は、その第一歩となるべきです。米露には、今後の軍縮について合意し、他の核大国を交渉のテーブルに着けてもらいたい。そして、軍事ドクトリン(原則)を核兵器先制不使用の方向に修正してもらいたい。そう願わずにはいられません。
 私は、バイデン大統領の米露首脳会談実施の提案を歓迎します。ここ数年間、私は米露首脳に対し、首脳会談の実現をたびたび訴えてきました。それは、直接会って語り合うことで初めて、新しい二国間関係が構築できると信じるからです。
 両国には既にそのような経験があります。アメリカのレーガン大統領(当時)と私は、ジュネーブやレイキャビクで会談を行ってきました。
 現状は「待ったなし」の状況です。手をこまねくことなく、直ちに行動を起こすべきなのです。
 今こそ、当時の米ソ共同声明で宣言した言葉を繰り返す時です。「核戦争は許されない。そこに勝者はありえない。双方は軍事的優位を求めない」と。
 昨年8月、広島・長崎への原爆投下75年の関連行事として、長崎で開催された国際シンポジウムにリモートで参加しました。その中で私は、「核兵器のない人類の未来を建設しよう」との訴えを支持しました。
 今日、核兵器廃絶の戦いは、我々一人一人の責務であります。
 さらにメッセージの中で私はこう呼び掛けました。
 「私たちは市民社会の代表として、核軍拡競争に反対し、核兵器保有を減らし、最終的には核兵器の全廃に向けて、全世界的な取り組みをもう一度展開しなければなりません」
 かつて、米ソ首脳は、レイキャビクで核兵器のない世界を目指す歩みを開始しました。それは平坦ではなく、茨の道でした。しかし、核兵器の全廃以外に目的はあり得ません。
 今、必要なことは「対話」です。恨みや非難や失望といった、感情にこだわった対話ではなく、「私たち人類には共通の運命があり、新たな脅威には誰もが脆弱である」との認識に基づいた対話が必要なのです。
 それはまさに、池田会長と私が実践してきた「対話」の精神であり、そこから、人類は共同の繁栄へと向かうことができるのです。

 ミハイル・S・ゴルバチョフ 1931年生まれ。85年にソ連共産党書記長に就任し、東西冷戦を終結に導く。90年、ソ連初代大統領に就任。同年、ノーベル平和賞を受賞する。91年12月、ソ連解体とともに大統領を辞任。その後、「社会・経済・政治研究国際財団(ゴルバチョフ財団)」を創設するなど、世界各地で活動を展開している。


令和3年度入学式

2021-04-05 | Weblog

コロナ禍にあって、今、教育現場では、戦後教育史上の子どもたち・教職員が経験しえなかった事態に直面しています。

こうした中からこそ、本物の教師、未来を担う人材が育つと期待し、

あべは幼稚園・小・中・高校の卒業入学式に200通を超えるお祝いメッセージに

心を込めました。