藝〇座(Geimaruza・ゲイマルザ)

東京藝術大学・音楽学部
邦楽科(日本舞踊専攻)
卒業生による若手舞踊家集団!

メキシコ公演〓その3

2011-06-05 00:45:37 | スタッフ日記
さてさて、本番の幕が無事に降りるまで…
いや…日本に帰国するまで、色んな事がありました


まず!着いた途端!
メキシコは日本よりも、かなり標高が高く、稽古を始めてみると、みんな酸欠…

しかし!

なんと、現地スタッフが用意してくれた、酸素ボンベに一同…感謝感激


また今回
公演の為の荷物は、全て自分達で運びましたが、
中でも特に、大変だったのが、ようやくトランクに押し込めた、大道具の松羽目!

これは、三十七㎏で確実に重量オーバー!

その他、衣装も小道具も楽器も持ち、渡航者全員が、トランク二個ずつの計四十個の荷物…。

何とか、ごねて飛行機に乗せてもらったものの、とにかく、かつら、衣裳などなどスーツケースの山!

度々、荷物検査に引っ掛かり、係員には、かつらを見せれば、なぜだか、毎回、大爆笑…

そして、目を離した隙に、横に倒されたり、投げられたりと大騒ぎ…


また、滞在中は、メキシコの治安などもなかなか馴れず…
作品創りだけではなく、
海外公演の産みの苦しみを、たくさん体験致しましたm(__)m


様々な事がありましたが、何と言っても、
現地スタッフの暖かさと熱意、観客の文化に対する興味の深さ、
メキシコ政府の文化に取り組む姿勢に、本当に救われる思いが致しました。

とにかく、藝〇座、
そして、座員それぞれにとって、全てに刺激される貴重な海外公演となりました。


打ち上げで飲んだテキーラは、充実感も加わり大変大変大変美味でございました

この初の藝〇座海外公演に、御助力、御助言頂きました全ての方々に心から感謝を申し上げます!!!

本当に
ありがとうございました。


無事に帰ってこれて良かったーーー

メキシコ公演〓その2

2011-06-05 00:45:15 | スタッフ日記

さてさて、
我々、藝〇座が公演を行った、セルバンティーノ国際芸術祭は毎年、メキシコのグアナフアト市で、国を挙げて行う大規模な芸術祭で、世界各国からアーティストを集め文化交流を行っています。


今年は、日本とメキシコの国交四百周年の年と言うこともあり、「藝〇座」は、文化庁から助成金を頂いての、初めての海外公演となりました


言葉の壁を越えて海外との予算交渉と、企画の練り上げ…
一行人数19名の旅券の手配とビザの申請…

何もかもが初めてで不安だらけのスタートとなりました…


また、先方が我々に求めている作品に対するクオリティーと、
我々が日本を離れて公演を行う、様々な現実とのギャップに悩みながらも、
国を問わず受入れてもらえるものをテーマに、
古典作品は『操三番叟』
創作作品は、『鳥』を選びました。

「操三番叟」は、操り人形の動きもさることながら、構成や衣装の興味も引いたようで大変、好評でした。

また、「鳥」は、鴎や雀など、メキシコでも、身近な鳥を題材に、津軽三味線・箏曲など、様々な和楽器を使い、オムニバス形式の作品にして上演しました。

途中、メキシコ民謡を、日本の三味線、お囃子にのせて踊ったところ、
会場が湧きあがり、手拍子が巻き起こりました

初の、藝〇座海外公演でしたが、メキシコらしい熱い熱い舞台となり、幕を閉じる事ができました

メキシコ公演〓その1

2011-06-05 00:44:59 | スタッフ日記
藝〇座、初の海外公演
は以下の日程、メンバーで行われました。

↓↓↓↓↓↓

2010年
10月16~23日


『メキシコ・セルバンティーノ国際芸術祭
☆藝〇座・メキシコ公演☆』

日本舞踊~古典と現代~
古典作品『操三番叟』
新作『鳥』


一演出・振付一
花柳輔瑞佳、花柳達真

一音楽一
藤舎呂凰、橘内幹、三枝舞、千代園剛
杵屋五三吉都、東音丸山登紀子


一照明一
松本永

一スタッフ一
大山菜都子

一テクニカルコーディネーター一
笹本忍


一出演一
花柳達真
五條珠雀
坂東はつ花
藤間豊彦
花柳鈿祥
花柳大日翠
五條絢巳
花柳吉史加
花柳寿美琴音
花柳喜衛文華