さてさて、
我々、藝〇座が公演を行った、セルバンティーノ国際芸術祭は毎年、メキシコのグアナフアト市で、国を挙げて行う大規模な芸術祭で、世界各国からアーティストを集め文化交流を行っています。
今年は、日本とメキシコの国交四百周年の年と言うこともあり、「藝〇座」は、文化庁から助成金を頂いての、初めての海外公演となりました
言葉の壁を越えて海外との予算交渉と、企画の練り上げ…
一行人数19名の旅券の手配とビザの申請…
何もかもが初めてで不安だらけのスタートとなりました…
また、先方が我々に求めている作品に対するクオリティーと、
我々が日本を離れて公演を行う、様々な現実とのギャップに悩みながらも、
国を問わず受入れてもらえるものをテーマに、
古典作品は『操三番叟』
創作作品は、『鳥』を選びました。
「操三番叟」は、操り人形の動きもさることながら、構成や衣装の興味も引いたようで大変、好評でした。
また、「鳥」は、鴎や雀など、メキシコでも、身近な鳥を題材に、津軽三味線・箏曲など、様々な和楽器を使い、オムニバス形式の作品にして上演しました。
途中、メキシコ民謡を、日本の三味線、お囃子にのせて踊ったところ、
会場が湧きあがり、手拍子が巻き起こりました
初の、藝〇座海外公演でしたが、メキシコらしい熱い熱い舞台となり、幕を閉じる事ができました
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