さて、先日の藝〇座公演報告の続きでございます。
岡山公演の報告が、大日翠より届きました♪
以下報告です。
岡山市芸術祭「ミュージカルファンタジー後楽園」
という公演に出演させていただきました。
11月3・4日と２日間に渡り、約80人の岡山市民が参加した公演でした。
全４場とフィナーレで構成され、舞台には石垣をイメージさせる数段のオブジェ。
第１場、津田永忠は、藩主池田綱政より、後楽園造園の総奉行を言い渡され、思い悩むものの、伸び始めた新芽、ほころぶ蕾、可憐に咲く花、爽やかな風など、春が芽吹いてゆく景色に、造園のひらめきを得て、中村三郎兵衛という力強い味方とともに、一層アイディアを膨らませてゆきます。
第２場、季節が春から夏に移り変わってゆき、子どもたちによる、清らかな夏を歌う合唱。
第３場、後楽園内の唯心山や延養亭などの名所を、朗読で現し、岡山藩２代目藩主池田綱政公の和歌を、美しい旋律のピアノと独唱で表現。
第４場、ついに永忠の頭の中で、後楽園の図面が完成し喜ぶ、永忠と三郎兵衛。後楽園完成後には、お客をどのように喜ばせようかと思いを巡らせ、まず、岡山の民謡「米のなる木」を唄、三味線、パーカッションで演奏、徐々に曲調はかわり、アップテンポとなり、永忠たちは有頂天。子どもたちと永忠＆三郎兵衛がヒップホップダンス！！三郎兵衛が、岡山名物の食材や料理について、オーケストラとともにソプラノを高らかに歌い上げ、永忠も興にのって美しく可愛いバレリーナたちと戯れ踊り、曲の盛り上がりとともに、永忠と三郎兵衛の考えもさらに飛躍してゆきます。
フィナーレ、後楽園は着工を迎え、季節巡り、ついには完成を迎え、喜びが溢れ、幕…という舞台でした。
藝○座から、４人が出演させていただきました。
坂東はつ花・五條絢巳・花柳吉史加は、第１場、津田永忠が、新芽、蕾、花、風など、春が芽吹いてゆく景色に、後楽園造園のひらめきを得る場面で、春の妖精役。箏三面、尺八、鼓、大鼓、太鼓の生演奏、影像アート、バレエダンサー、と共演しました。また、「冬の景」において、完成した、後楽園の雪の空に舞う丹頂鶴の姿を、オーケストラと箏の演奏で踊り、演じました。
また、岡山が故郷の大日翠は津田永忠役で出演させていただきました。芝居あり、バレエあり、最後にはヒップホップあり！！
超満員の温かいお客さま、プロデューサー井上甫之さま、台本・作曲せんのすけさま、演出高谷太一さまをはじめとするたくさんのスタッフのみなさまに、深く深く、感謝申し上げます。誠にありがとうございました！！
・・・との事でございました。
岡山の皆様、お世話になりまして本当にありがとうございました♪
