北野の商い地蔵/奈良県香芝市磯壁1丁目
北野の商い地蔵(磯壁1丁目)
像高57cm、銘文なし
磯壁の集落なかほど、この地蔵石仏を祀る地蔵堂付近は、近世以降、交通の要衝でした。西からの堺街道は、二上小学校付近で長尾街道と道を同じくし、このお堂の前で長尾街道は分岐し南下します。東からはお堂の120mほど手前で堺街道に合流した當麻道が長尾街道と合流し當麻方面へ向かいます。
この地蔵石仏には銘がなく、造立された時期はわかりませんが、面部の表情は穏やかで、まるで笑っているかのように見えます。鼻が欠け補修されているのも愛嬌がありユーモラスです。そのため、鼻欠け地蔵とも呼ばれます。
名前の由来となった伝説は、紙芝居(「商い地蔵」)になっており、市民図書館や市のホームページで見ることができます。
2014年9月24日撮影
LUMIX DMC-LX5/3shot JPEG(±3)/Photomatix/Elements
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