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大阪府社寺巡りの旅・第36回諏訪神社/大阪府東大阪市中新開1丁目

2014年05月21日 | 大阪府社寺巡りの旅

■ 諏訪神社/東大阪市中新開1丁目

▲左は明日、紹介する金太郎大明神です。
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▲巨木(御神木?)と拝殿。

諏訪神社本殿

 諏訪神社には古文書が残されていて、天文元年(1532)信濃国諏原の住人諏訪連の子孫らが当地に村を開き、諏訪大明神、稲荷大明神、筑羽大権現の三社を勧請したと記されています。
 現在はその三社を合祀する諏訪社一社だけが残され、覆屋のなかに大切に保存されています。この本殿は一間社流造、柿葺きで、社殿の規模のわりに柱や梁などの部材が太く、木鼻の細部とともに室町様式をひき、庇や身舎には見ごとな花鳥彫刻を施した蟇股をいれるなど、桃山様式の華やかさも混在するという特色をもっています。
 また、海老虹梁には江戸初期の様式がみとめられ、部材の多くもこの頃のものとみとめられることから、室町末期に建立されたのち、江戸初期に大改修が行われたと考えられます。市内に現存する最古の建築物であり、中新開の歴史を伝える貴重な記念物であることから、昭和49年3月25日に市の文化財(建造物)に指定されました。


平成26年3月 東大阪市






2014年4月23日撮影


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