話しを伺うと、、、朝や夕方の通勤・退社時はエンジン始動後暫くは効いているみたいなんですが、いつの間にか効かなくなっているそうです。あと昼休憩時に車で過ごしているそうなんですが、この時はほぼ効いていないとのこと(;´Д`)


カーエアコンサービスステーションを接続してエアコンON。










フロントバンパー、ホースメントを外したら












充填完了!


ファンはかなり勢いよく回ってますよー(^^)/





施工後は施工前より高圧が上がり、より適正範囲の中央値に近づいてます(^^)


低圧、高圧が正常な動きをして吹き出し口温度は10℃まで下がりました(≧∇≦)b
スズキ スペーシア MK32S 2014年式 118200キロ

まずは点検から(^^)/

カーエアコンサービスステーションを接続してエアコンON。

低高圧ともに高いですね(^_^;)
そして吹き出し口温度も外気温と同じ(;´Д`)
アイドリングでは効かないようです、、、と思ってたら

高圧が段々と上がってきました(^_^;)

更に上昇中


3.0MPaを超えたところで警告が出てエアコンマシーンは圧力チェックを停止w(°o°)w
一旦エアコンを止めて高圧が下がった頃を見計らって再びエアコンONと同時にラジエーターファンを確認すると

コンプレッサーはクラッチが繋がって回ってるのにファンは回ってませんね(^_^;)
ファンが回らないと圧縮されたエアコンガスをコンデンサーで冷却することが出来ないので、これが高圧が上がる要因のようです(>0<;)
お客様が昼の休憩時間に効いてなかったのは単純にファンが回ってなかったからで、朝晩の運転時は走行風が当たって多少冷やされてたのかな〜と。
ファンが回らない原因を調べるためにファンモーターに衝撃を与えてみると

回りました(^_^;)
ですが弱々しく回ってますね〜

カーエアコンサービスステーションの画面を確認すると、先程までと違って圧力の上昇は止まりましたがかなりの高圧力で安定?してます、、、のでエアコンは効いてないです(^_^;)
まずはエアコンの効き云々ではなくシステムが正常に作動するようにファンモーター交換からいきます(^^)/

ラジエーターから冷却水を排出。

フロントバンパー、ホースメントを外したら

ラジエーターアッパーホースを外してラジエーターとコンデンサーを前方に傾げると

ファンモーターASSYが外れます(^^)

モーター単品の部品供給が無いのでファンモーターASSYで交換になります、、、つまり高額┐(´д`)┌

交換したら元に戻して

冷却水を充填するんですが希釈用の原液なので

当店では高純度精製水を使って希釈してます(^^)/
水道水を使うと必ず不純物が生成されてしまいますが、使っているお店も多いです、、、よね〜(^_^;)

LLCバキュームチャージャーを使って充填していきますよ〜

真空引きが終わったら真空状態を維持できるか?を暫く確認した後に

充填開始(^^)/



充填完了!
LLCバキュームチャージャーを使用するとエア抜き作業が無くなるので、かなり時短になりますし確実にエアが抜けてるので、楽で確実という願ったり叶ったりな代物です♪

エンジンを掛けてエアコンを最大風量、最低温度で設定。

ファンはかなり勢いよく回ってますよー(^^)/

そして圧力はというと〜正常値ですね!
ただ吹き出し口温度が14℃なので、ちょっと物足りないかな〜と。

過去にエアコンガスクリーニングを施工したステッカーがありましたが(Snap-onでは無さそうです)、約7年前なのでしてないのと一緒ですね(^_^;)

そんなわけでエアコンガスクリーニングの施工です(^^)/

完了(^^)/
結果は320グラムに対して回収量185グラムだったので135グラムの不足でした。

施工後は施工前より高圧が上がり、より適正範囲の中央値に近づいてます(^^)
そして吹き出し口温度は14→12℃に下がってますね〜

回転数を上げて確認すると

低圧、高圧が正常な動きをして吹き出し口温度は10℃まで下がりました(≧∇≦)b
ここまで下がれば十分だと思います!
結果的にエアコンが効かないというトラブルでファンモーターが回っていないことに気付いたわけですが、最悪な場合はオーバーヒートの可能性もあったわけで(^_^;)
そうなる前に気付いて良かったな〜と思います(。・ω・。)ノ
エアコンぐらい無くても大丈夫!ではなく、他にも何らかの影響があるかも?と少しでも思って自己判断せずに相談して頂けると修理する側としては助かります(^_^;)
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。