熱処理。。。
あつーくしたと思ったら一瞬で冷ましたり、反対にゆーっくり冷ましたり
ぬるーい湯船に湯あたりするほどつかってたり。。。
目的によっていろいろとやるのですが今回は調質！
簡単に言うと素材の弱い部分や強い部分をならして弱い部分を無くしてしまう処理といったら
わかりやすいかもしれません。
いわゆる焼き入れ、焼き戻しなんですが温度帯が違います。
調質の終わったSCM435Hの材料です。
こんな感じに外周部がかなりいろんな物？？？？が出てきます。
これがいわゆる焼きぶとり、
言い方はいろいろとありますが60ｍｍくらいの丸棒なら芯まで調質出来ます。
こんな感じになるので仕上げてしまった品物を熱処理したらどうなるかわかりますよね？
良く寸法を出した後に熱処理！なんて書いてありますがあやしいものです。
仕上げ一歩手前まで加工しておいて熱処理に出して歪ぶんをあとで仕上げ切削が
正しいです。
今回のアクスルなどの細い場合は芯まで調質できるので調質した材料を
一度で加工してしまったほうが良いのです。
調質した材料を加工すると加工ひずみなどもほとんど出ませんし
加工しやすくなります。
熱処理すると材料の中に残っているひずみが出てきて結構な寸法、曲がったり形がいびつに
なります。熱処理屋さんの腕はこのあたりのひずみを性能を出しながら如何に少なくってのが
腕になるようです。
出来るだけわかりやすく書いてみましたが私も良く分かってなかったりして・・・
熱処理屋さんの職人さんに過去、聞いたことをそのまま書いていたりします。
なかなか奥が深いのです。
魂のこもった棒って事ですね！
日本刀を作るみたいです。
材質についても、時間があったらお願いします！
黒ちくわを根性棒に変身させちゃう事が出来るなんてホントうらやましいです
また教えて下さい
〇〇〇も熱処理すれば・・・ゲホゲホ
とぱぱいやさんが言ってました。
奥が深すぎですぅ～（^^)
でも、難しすぎると理解できません
仕事柄すごく興味がありますんで、勉強になります。
素材によっては高額になる物も有るでしょうが、
各所に最適な素材のパーツで作り・組み付けたら、
マシンもコストも凄い事になるでしょうね（笑
雑誌屋さんは雰囲気で書くので読む時は一歩引いて読んでますｗアソコの業界に足の小指くらい引っかかってたのでいい加減さは結構目にしてましたよｗｗ
素材とか加工とかに興味を出していただいて
ありがとうございます。
機会をみていろいろとアップしようと思っておりますのでまた見てね（笑）