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明日は晴れるかな

ラ・サール34

2024年06月05日 | 進学校の算数
「 A、B、C3つの容器があります。いま、Aは満水で、B、Cは空です。次の問に答えなさい。

(1)Aの3/4の水をBへ、残りの水をCへ入れると、Bには1/2まで、Cには1/5まで水がはいります。A、B、Cの容積の比を、最もかんたんな整数の比で表しなさい。

(2)Aの水を適当に分けあって、A、B、Cのどれも容器の1/3 になるように入れようとしたら、あと40㎤ の水が必要となりました。Aの容積を求めなさい。 」 1994


久々やな ザ・カトリック ラ・サール

(1)Aの3/4 と Bの1/2 が等しく、Aの1/4 と Cの1/5 が等しいということになるので、

3/4 A  = 1/2 B ⇒ 3A =2B
1/4 A  = 1/5 B ⇒ 5A =4B

つまり、A : B : C  = 4 : 4 × 3/2 : 5 
右辺全項を2倍すると、
A : B : C = 8 : 12 : 10 ⇒ 4:6:5(答え)


(2)Aの容積を1とすると、Bの容積は3/2、Cの容積は5/4
全部たすことの 1 + 3/2 + 5/4では(4+6+5)/4 となり15/4、さらにかけることの1/3は 5/4、ひくことの1は1/4。
1/4が (足りなく、必要とする)40㎤ ということは、1つまり Aの容積は、160㎤ (答え)


こういうものは、義務教育の範囲内の方法で解くことが可能だが、公立の小学校の授業では難しいやろうな。絶対に無理や。そもそも公立小学校のすべての先生にこれが解けるか疑問や。その上で教えることはもっと難しい。けっして簡単とはいえまい。灘問に比しては簡単。

公立小学校の先生には運動も抵抗もせずクールに熱い猛烈先生のいる塾にいこう。それが速い方法だ。

あるいは、公立学校の教員の地位と給料をお国のエリート同等にもっと上げるかだ。まぁ、でも、今の先生たちは賢いでしょう。私たちの時よりも。

私の場合は、国立大哲学科出のインテリ猛烈塾長と灘甲陽六甲出の医学生たちが先生だった。でも、私は消防時代の女性先生のことも大好き。まぁ、ここは見てないか。

確か、一軍のすべり止め校がラ・サールと東大寺だった。で、結局みんな灘に通うんだ。合格率は驚異の300%。二軍が星光組。どちらも十数名のクラスだったかな。高校ではもっぱら北野な。厨房組の私は常に一列目五指に入ってた。二位が最高だった。一位のヤツは不動のトップでダントツ。ソイツ、中学で原因不明の灘落ちし、塾長に再灘推されてたが遠慮してか高校から北野に通った。駿台模試で100点とって私らを驚かせた数学の才能はピカ一だったが、英語が苦手で私のほうができた(笑)消防厨房合わせて常に100人ほどは在籍してたのかな。当時、塾長は三十代だった。すごい若者。

まぁ、家庭の事情ってやつかな。彼はとてもいいヤツで、たびたび数学の難問相談に乗ってくれた。「これは、こないしたらええねん」と口頭で懇切丁寧に。私ハ、彼の七合目くらいがやっとだった。北野出の友人女性に訊いても同窓会名簿に進学先の記載なく空欄だって。「東大」か「京大理学部w」のはずなのにね。生きてるのかな。

交換、共有を惜しまないよい友をもつべきだ


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