愛車を乗り換えての心境の変化

9年乗ったR34GT-Rを売却して、ポルシェ718ケイマンSに乗り換えた。

GT-Rは、オレにとって3台乗り継いできた、自分の中では生涯NO.1の好きなクルマなんだけど、免許取った頃から抱いていた、「死ぬまでに赤のポルシェに乗る！」という夢を叶えるため、納得の上愛着のある愛するGT-Rを手放したんだ。

で、ポルシェ納車から1ヶ月半経ったんだけど、

クルマに対して明らかに心境の変化がある。

それは、今までGT-Rは、もう4.5年前くらいからかなぁ…

年々市場価値が上昇していってて、純正部品の生産が廃止されていき、

故障したら修理代が恐ろしく高額になり、

GT-R自体が希少になり、海外の輸出も活発で高額で取引されるようになり、高値になるからプロの窃盗団から狙われるクルマになり、

そんな状況になると気軽に街乗りしたりドライブしたりするのも躊躇するようになって、

もっぱら乗るのは、天気の良い休日の早朝の、一般車両の走っていない大山を短時間で全開で走る、みたいな乗り方になって、

故障や盗難の心配と隣り合わせのカーライフ…。

そんな感じでここ数年過ごしてたからね、

今回悩んだ末にGT-R売却からポルシェ購入に至ったんだけど、

乗り換え前と後で、明らかに心境の変化があって、

今はとにかく時間があればポルシェで走りたい！って気持ちが強い。

で、ポルシェの走りがオレの気持ちを裏切らないんだわ。

GT-RもRB26エンジンはめちゃくちゃ官能的で、実際アホみたいに速かったし、アテーサETSでフロントヘビーのGT-Rを強引にねじ伏せる乗り味も大好きだったんだけど、

718ケイマンの、簡単にノーズを突っ込む回頭性の良さと、ミッドシップエンジンの、抜群のリヤグリップによる意識が飛びそうなほど気持ち良いコーナリングスピードの速さは、もう走ってて頭おかしくなるほどヤバイんだわ。

なので、今までの、「GT-Rを大事に(壊れないように盗られないように)保存したい」という思いから、

「ポルシェで時間がある限り走りを楽しみたい！」

という心境に変わっていきました。

結論、GT-Rを手放す事をめちゃくちゃ悩んだけど、結果的に今このタイミングで手放して、赤のポルシェに乗るという夢も叶ったし、走りを楽しんで、幸せなカーライフを送れているし、良い決断だったな、と自画自賛ですわ。

ポルシェに乗り換えて、ホント最高です！