クラシック倶楽部 2015年10月7日
ロベルタ・マメリ&ラ・ヴェネクシアーナ II
「愛の神よどうすればいいのか」からリトルネルロ モンテヴェルディ作曲
他の男が暴君のように サンチェス作曲
「こんなにすばらしい響き」からシンフォニア モンテヴェルディ作曲
エリンナの涙 フォンテーイ作曲
子守歌によせた宗教的なカンツォネッタ メールラ作曲
歌劇「ホッペアの戴冠」からシンフォニア モンテヴェルディ作曲
歌劇「アルテミジア」から「情熱を燃やし嘆き涙して」 カヴァルリ作曲
歌劇「ウリッセの帰還」からシンフォニア モンテヴェルディ作曲
ニンフの嘆き モンテヴェルディ作曲
ソプラン:ロベルタ・マメリ、指揮・チェンバロ:クラウディオ・カヴィーナ、合奏:ラ・ヴェネクシアーナ
[収録:2014年10月16日/王子ホール]
ポッペーア: ロベルタ・マメリ■ソプラノ ROBERTA MAMELI, soprano
ROBERTA MAMELI©Ribalta Luce Studio
ローマ生まれ。ピアツェンツァのニコリーニ音楽院の声楽科とクレモナ市民音楽学校のヴァイオリン科を卒業。エドアルド・ミューラー指揮のパーセルの歌劇「ダイドーとエネアス」で若くしてデビュー。ウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、パリのシテ・ド・ラ・ムジーク、フィレンツェのテアトロ・ラ・ペルゴーラとボローニャのテアトロ・コムナーレなど一流の音楽ホールに招かれている。クラウディオ・アバド、ウムベルト・ベネデッティ、ファビオ・ボニッツォーニ、クラウディオ・カヴィーナ、ジェフリー・テイトなどの指揮者と共演している。 過去の成功のハイライトは、ユトレヒト古楽祭などのエンリコ・ガッティ指揮ストラデッラの「サン・ジョヴァンニ・バッティスタ」。ハノーヴァー、レーゲンスブルク、パリ、ミラノ、ペリグーでのモンテヴェルディの歌劇「ポッペーアの戴冠」、サンタンデール国際音楽祭のモンテヴェルディ「オルフェーオ」、クラクフのオッターヴィオ・ダントーネ指揮アカデミア・ビザンティーナのペルゴレージ「オリンピアーデ」への出演がある。最近は、ポール・グッドウィン指揮カペラ・クラコヴィエンシスとのヘンデル「アタリア」、ピサのアニマ・ムンディ・フェスティバルではホグウッド指揮フィレンツェ五月音楽祭合唱団&管弦楽団とモーツァルト「レクイエム」、アムステルダムとレーゲンスブルクでのラ・ヴェネクシアーナとの「ウリッセの帰還」、アン・デア・ウィーン劇場とブラウンシュヴァイクのソリ・デオ・グローリア・フェスティバルでアラン・カーティス指揮イル・コンプレッソ・バロッコとヘンデルの歌劇「デイダミア」などに出演。 今後は、ボーヌ・バロック国際音楽祭でヘンデルの歌劇「アグリッピーナ」、ヴィヴァルディの歌劇「狂気のオルランド」、ヴィヴァルディの歌劇「ウティカのカトーネ」、ヘンデルの歌劇「ガウラのアマディージ」、ヴィヴァルディの歌劇「ダリオの戴冠」などへの出演が予定されている。 最近のディスコグラフィーは、ラ・ヴェネクシアーナとモンテヴェルディの「マドリガーレ集」「ポッペーアの戴冠」(グロッサ)、アンサンブル・イネガルとゼレンカの歌劇「ディアマンテ」(ニビル)。ソロ・アルバム「ラウンドM: モンテヴェルディ ミーツ ジャズ」は2010年のベストセラーとなる。