トウキョウジョウ

2006から現在2021に変わってもギャラリィはじめたよ♪
現在、学園坂まちかジョウ運営中

鞄のお話し。

2018-05-14 23:34:16 | 回想編
カバントオレノオモイ

そして、いよいよ

足袋と袴と鞄 展

思いの三部作、完結編である。
一部 https://blog.goo.ne.jp/gallery_tokyo_joe/e/ef428894145927e07f49455fd5ed9de2
二部 https://blog.goo.ne.jp/gallery_tokyo_joe/e/bab2873066e2af95fc961974afb04876


鞄の話と箱田鞄。


え?!トウキョウジョウって鞄・・売ってないよね?

ええ、売ってませんよ!


では、何故?


ふんずの友人話にちょくちょく出てくる人物がいる、それが箱田鞄工房の箱田友眞さん。

いわゆる、マブダチだ(≧∀≦)


実は彼との付き合いは非常に長い…


出逢いは、某専門学校入学してすぐの事。

前の席のヤツがクルっと振り返って、友達になろう!と…この男が箱田くん、箱さんと呼んだ(^○^)


それから、事ある事に彼の人生の岐路にオレは携わっていた…

社会人になってから、突然、「ワシ、鞄職人になるわ~」と連絡きたり
(黒電話時代。彼は広島福山で若い頃生活していたので広島弁を今でも使っている)


バイクの乗り方教えたり、引越しもてつだったり、好きなヤツ出来た話も聞いたし、結婚の時も…と切ないわ(≧∀≦)

オレが狂っ…いや迷ってた時もイキナリ訪ねてきて、語ったりもした。

得度すると決めた時も横にいたし、福山で仏教カフェ始めた時も閉めた時も手伝ったしね(^○^)
(この仏門話は長いのでまたの機会に)

鞄作りを開始して、現在何年経ったのかはオレは覚えていないが、色々と修行して
模索して、とにかくものすごく拘った作りの・・・
実に頑固親父の作る・・丁寧なモノづくりをした革鞄・革小物。
とくかく、オレにはできないモノたちを打ち出してくる。

ふんずのハカマを見るのよりも、遥かに見応えがある。

あぁ、もういいや、袴より鞄見にこい、このヤロー!!!てな感じね。

オレのコト知ってるけど、箱田鞄を知らない?なら来やがれ!損はしねーぞ!





色々と端折って、そして、今回の展示会。


前回の投稿の最後に繋がる…


箱さんが、オレに展示会の話を持ってきたのが、今年に入ってから。

その時に「ふんずはハカマ好きじゃから、袴と鞄展にしようけぇ!」という話をしてきた。

かなり限定されて、狭い!


そこで思い出したことがあった…

袴もそうだけど、やっぱりオレらは足袋もね…

それよりも、せっかくの八王子だから、足袋だよ!足袋づくり教室だ!


今回の展示会は、

箱田鞄の箱さんと

トウキョウジョウのふんずとつちさんの3人展?

と言いたいところだが、オレの中では、そうではないんだよ…

ひとつ大切な事を忘れちゃいないか?

.

.


実はね、足袋づくり教室の長い歴史の始まりにはね、
ものすごく大事な事が一つあってね、

あまり語ってないけど、この機会に語るね。


さっき言ってた、オレ達の足袋づくり教室には、
今でこそ、コハゼ、紐、ジッパー、その他…出張用のボタン足袋など色々とある。


その中でも、出張で活躍するボタン足袋の原案をくれたのが、箱さんの奥さんだったのだ。


奥さんは、色々あって、数年前に一足早くあちらへ旅立ってしまった。


その少し前に彼女が「今度、八王子で足袋づくり教室やろーよ!」
と元気に言ってくれて……

いつかは、って思っていたけどさ、この夢は実現されなかったのだ。

その想いは、オレの中にずっと残っていて、
あの時のメンバーでやり遂げる事はできなくても絶対にクリアしてやる!!!!
と、心の中でいつも思っていた。


それが、今回の晴れの舞台で成し遂げる気がしてね…







だからさ、4人展なんだよ。


感謝を目一杯込めての。


忘れられるワケねーだろ!


やったる!



勝手な話だが、オレのオモイはまた1つカタチに成る。


たまたまの偶然とタイミングが交差して叶う。


お誘い、ありがとう!

出逢えて感謝!

ありがとう

ありがとう

ありがとう

そして、もう一度、ありがとう


.

.

.

当時の話をこちらに載せてます。レクイエム的なものですが、良かったらどうぞ…
https://blog.goo.ne.jp/gallery_tokyo_joe/e/cbecbc524eb9f05a88913306368e8bff

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