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学校をあきらめた日

小学校3年生の娘が、学校へ行かなくなりました。葛藤の日々。

距離を置く

2020-02-08 17:02:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

まずはこの場を借りてお礼を…
最近は読んでいただく方も多いようで、いいね!やフォロー等もしていただき本当にありがとうございます。まだ仕組みがよく分かっておらず、読みにくい所などあるかもしれませんがどうかご容赦くださいませ。


今日は土曜、学校もお休み。(夫は店の仕事がありますが…)
大人も子どもも、好きに過ごせる!

親子ともども寝坊して、洗濯したらあとはフリー。
お天気がいいので、本当はどこかに連れて行く方がいいのでしょうが……
昨日の午後は外出→放課後に先生と話→買い物、とマンツーマンでいたので、今日は娘ケアしなくてもいいかなぁと。
体のかゆみがなかなか落ち着かなくて、それを理由に「自分に負担かけない!」ということにして^_^ 家にいることにしました。

娘、目覚めとほぼ同時に、さっそくスマホを取り出して動画を見始めます。
これ、見た目には本当に嘆かわしいのですが……子どもの為を思うと、やらないほうがいいに決まってます。
ただ大人もそうなので、あまり文句は言えない部分。私も夜中に目が覚めたりすると、自分のブログのアクセス状況をつい見てしまったり💦

それに、注意すると逆に怒り出したり、最近は私に向かって私自身の欠点を並べ立てます。
学校に行っていれば、友達との会話の中で、親のグチを言ったりも出来るのでしょうが、それがない今は、言いたいことのすべてが親に向かってきます。

聞き流せばいい、と思いつつも、やっぱり傷つきます。親だって、人間。そんなに強くない。
私の方から娘に文句を言おうものなら、また大げんか、最悪の状態に。
夫は、店があるので昼過ぎにはいなくなります。なので、明日の朝まで二人きり。
これ、すごくストレスがたまりやすい状況ですよね。密室に二人きり……
よく、子どもの面倒をみるのに疲れて発作的に子どもを……ということを聞きますが、すごく良く分かります。
外でガス抜きするか、距離を置くか。

だから、今日は距離を置いて、娘は放置。
私は好きな音楽をかけながら、お風呂(娘がいる部屋から離れている)やエアコンの掃除、セーターの洗濯などをしました。
昔のロックを聴くと、アドレナリン全開!おかげで気分もよく、はかどりました。まぁ、これはこれで良し。

娘は、パソコンで動画三昧。
もう、テレビもほとんど見ません。
テレビ番組だと、まだ時刻や曜日の感覚がありますが、パソコンの動画だとそれがない。
昼間から暗くなるまで釘付けの娘を見ていると、正直ゾッとします。だから、その娘の様子を見たくない。
私も、引きこもり状態で楽しいのはネットだけ、という時がありましたから、ハマる気持ちはよく分かります。時間を忘れますね。
でも、それを続けると体が凝り固まっておかしくなり、気持ちも萎えていくのが分かりました。寝不足にもなるし。「面白いけど、体に悪いなぁ」とつくづく思ったものです。

親なら、ケンカしてでも注意するべきなのかもしれません。
でももう、「時々は休みなよ」と言う程度。

目が悪くなっても、もうしょうがない、とあきらめている部分もあります。
私は小さい時から目が悪く、目だけは悪くさせたくないと、テレビやコンピュータ関係は時間を決めて見させていました。
でももうそれもなし崩し……
ひどい親だなぁと思われても仕方ありません。
「メガネかけたくないでしょ」というと「それはイヤ!」と言って一時的に見るのをやめるのですが、根本的な解決にはなりません。
その時やめたって、どうせ、隠れて見るんです。
子どもって、そういうもの。人間の本質がそのまま見える。
便利なものの反面、厄介なものを作っちゃったよなぁ人間。これもパンドラの箱、なんでしょうね。

時々は、娘から離れたい、と本気で思います。
お年寄りの介護だと、デイサービスやショートステイがありますが、子どもにも欲しい😅 
シッターさんなんかもいるんでしょうが、お金かかるし、そもそも超!人見知りの娘、知らない人と一緒にいられるわけがない。
知恵と人を利用、ですね。


読んでいただき、ありがとうございました。

意外と身近

2020-02-07 22:39:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

不登校は、悪いことをしているわけではない。
頭ではそう思っていても、子どもを信用できないと、なかなか受け入れられるものではないと感じます。
最近は私が疲れてしまい💦 なかなか出来ていませんが、少し前までは、午前中のうちに出来るだけ外に出るようにしていました。
買い物や図書館、銀行の用事につき合わせたり、散歩をしたり。
後ろめたい思いをしなくていい、堂々と外に出ていい、と娘に伝えたかったのです。
今も、日々のゴミ捨ては娘にやってもらっています。
我が家はマンションでなく、道路に面しておりゴミ捨て場も電柱の足元という感じ。イヤでも外に出ることになります。
数秒ですが、外に出て朝の光を浴びて欲しいので…… 
また無理のない範囲で外に出そう、出ようと思います。

悪いことではない、と思いつつも納得できていないのは、他ならぬ自分だったんだなぁとつくづく思う今日この頃。

年末、保育園時代のママ友達に偶然会ったとき。
いろいろ話していて、
「保育園の時は手厚く世話してもらってありがたかった」
と私が話すと、その友達は、
「何かあったの?」
と聞いてくれました。
その時、ひどく苦しんでいたにも関わらず、本当のことが言えませんでした。
私自身が、後ろめたい気持ちがあったのかもしれません。

最近は、「娘が不登校で」と、周囲にもわりとオープンに話しています。
すると、「うちもそうだった」と言う人がけっこう出てくるのです。
先日は、公務員の友人がメールで「不登校の小学生の家庭訪問の仕事をしてきた」と言い、不登校に対する教育委員会の方針を教えてくれたり、何より娘の性格や傾向をプラスに評価してくれたりもしました。これは嬉しかったです。

本屋に行けば、不登校についてのコーナーが独立している。ブログもいくらでもある。不登校児の親の会がある。進学相談会がある。情報は、いくらでも出てくる。
それを知ってはいました。でも……
意外と身近な、珍しいことでもない、と頭では理解していたつもりでも、結局ひとごとのように思っていたのかもしれません。
「大変だなあ、でもうちでなくて良かった」という感じ。
でも、ひとごとでない、自分ごと。

最初はどうしても抵抗があるけれど、少しずつ外へ手を伸ばして、話してみる。
すると、意外といいことがあるようです。

読んでいただき、ありがとうございました。

プラスにとらえる?

2020-02-06 18:28:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

何事も、考え方次第。
プラスにとらえる。

確かに、そうですが。
物事には、いい面も悪い面もある。
どっちを取るか、というより、その時の
自分の気持ちはどっち側か、という感じも
します。 
どんなことも、プラスととらえられればいいんでしょうけれど、なかなか出来ないこともある。

以前から知り合いの人と、娘が不登校になったことをきっかけにまた連絡を取り合うようになりました。
その人も、ご自分のお子さんが不登校になり、子育てや教育などをいろいろ勉強しているとのこと。

娘が不登校になり、私もとても苦しかった時、まずこの人のことが頭に浮かびました。相談してみようかなぁ……と。
お家も行ったことがあったので。

でも、何となく気が進まなかった。

何でかというと、その人も悩みも小さくないはずなのに、苦しんでいるように思えないんです(あくまでも私には)
その人のホームページなどを見ても、お子さんの様子や自分の考えなど、すごくプラス思考で書いてあって。
困ったことがあっても、深刻には書いていない。
逆に、ここまでプラス思考になるには、本当に苦しかったんだろうなぁ、いろいろあったんだろうな、とも思いました。

遊びに行った時も、立派な大きなお家で大きな車があってペットもいる。
他人のことは分かりませんけれど、
「全然困ってなさそう」
というのが、その時の私の正直な気持ちでした。

その人には、その人の苦しみがあるはず。
ただそれを表に出すか出さないか、それはその人の自由。
その人の人柄、考え方、周りのとらえ方にもよると思います。

ただ、自分から見ていかにも困ってなさそう、幸せそう、という人に、自分の苦しみを話すことができるでしょうか。

うちなんて、子どもが学校に行けないから仕事にもつけない。貯金はどんどん減る。
夫の収入じゃ食べてもいけない。
比べたって、意味ないんですけどね。
うちは車はいらないし、築数十年、窓の多い、古い家の作りが気に入っていますし。
私は看護師の免許があるので仕事にはそう不自由しないですし、ありがたいことだと思ってます。


苦しいからこそ、楽しそうにしたい。
私も、そういう気持ちがあります。
先日、アトピーと診断されてから、モグラ叩きのように昨日はここ、今日はここ、というようにかゆい所が違います。その苦しみは、あまりかみしめたくない😅普通に、なんともないように過ごしたい。

ただ、心の辛さは、ごまかせない。というか、私はどうしてもごまかせないんです。
すぐ顔に出てしまう。
苦しみを、とことん苦しみ抜かないと、次に行けない。
それこそ、考え方、とらえ方の違いだとは思いますが… 

そんなに苦しまなくていいんだよ、と言う人もいます。
「生きるのが不器用なんだね」
と言われたこともあります。
体に症状が出るまで、苦しいの?自分。

でも、私は苦しみをやり過ごすことがどうしても出来ない。
マイナス思考を、ちょっとひねって楽しく処理しよう、みたいな本も読んだことがあります。子どもに人気の作家で、私もその人のほかの本は面白いと思いますが、その本はちょっと自分向けではないな、と感じました。

プラス思考も、出来る時も出来ない時もある。
だから、「何でもプラスに考えよう」というのは正直、しんどいです。私は「無闇なポジティブ」と呼んでいます。

プラス思考、出来る時だけやればいい。
ずぶずぶのマイナスの泥沼は、だれでも入れる訳じゃない。とことん苦しむ能力があるからこそ、と思います。
これはプラス思考なのでしょうか😅

音楽はいろいろと好きですが、中でもSyrup16gはハマりました。地べたを這う感じで。

読んでいただき、ありがとうございました。





「辛いな」

2020-02-04 23:38:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

先日、皮膚科に行ったことを書きました。
そこでの先生の対応が今ひとつに感じてしまったこと……

なぜかというと、
「辛さ」をわかってもらいたかったのです。
子どもの悩み、自分の辛さ。

辛いときは、解決法が欲しいというより、とにかくこの辛さを分かって欲しい。
自分の気持ちを先取りして「じゃあこういうのはどう?」などと言われるのは余計に辛いです。というか、「全然分かってくれない」と怒りたくなる。

娘の不登校を、自分の両親に話しました。

私は、すぐに怒る母が大嫌いでした。
いつも怒っていて、それでいてすぐにけろっとしている。私は、まだ怒られた時の不愉快な気持ちの真っ只中にいるのに!
と、いつもイヤな気持ちでした。
10代の頃は、母親を刺して自分も死のう、とよく考えたものです。
自分が母親になってから、母がいつも怒っていた気持ちも分かるようになりましたが……
もちろん、いい思い出もあります。
でも自分がイヤだったことは、子どもにはしないようにしよう、と心がけてきました。感情的にならないように、と。

母親は楽天的な方で、私が大人になってから「ああいうことがあって本当にイヤだった」と文句を言ってもどこ吹く風。
本当は、言われて辛いのかもしれませんが…私自身、娘に自分の落ち度を責められるととても辛いので、受け流すしかありません。それと同じかも。

そんな人のせいか、娘が不登校になった辛さを訴えても、表面的な相づちだけで、共感が得られないのです。
「分かってもらえない」と感じます。
このストレスは、本当にしんどい。
ただでさえ大変なのに、その大変さを理解してもらえない苦しさ。
それでいて「あなたの悩みはよく分かるわ」なんて……
普段は、お互いが好きな本や美術、古典文学などの話がツーカーで出来るので、それはそれで得がたい存在ではあるのですが……
今回のことでは、かなりストレスを感じました。


救いだったのは、父でした。
帰省して、父と二人になった時、いきさつを話しました。
父が言った言葉。

「学校へ行かないのも困るが…… 
 辛いなぁ」

この一言で、私は涙が出そうになりました。(これを書いている今も泣きそうです)
辛さを分かってもらえた瞬間、心がほどける感じというか……本当に、ありがたく嬉しかった。

後になっても、
「お父さんは何も知恵がないけども……かおこが甘酒好きだっていうから、送ったぞ。飲んで元気つけなさい」
と、父なりの気遣いをしてくれたりしました。

戦前生まれ、人の言うことは聞かないし、母から見れば世間知らず。でも人から好かれる。
母から見たらいい夫かどうか、私には分かりません。母が父のことで、いろいろと困っているのは事実。話を聞くと、愛想が尽きかけることもあります。

でも今の私から見れば、父が父親で良かった。

「その人に、寄り添う」
看護師の基本ですが、それを父から学び直した気がしました。


お父さん、ありがとう。


読んでいただき、ありがとうございました。





皮膚も臓器②

2020-02-02 23:24:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

最近悩まされている、皮膚のかゆみ。
日ごとに、かゆみの出る場所が変わります。
昨日は、なんとお尻の間💦
また、今まで気にならなかった下着のあたるところも急にかゆみが出てきて…
日頃、皮膚が乾燥してるなーとは思っていたので、何がいいか、探している所でした。
よく使われるワセリンは、私には皮膚に乗っかってる感じなだけで、皮膚となじまず苦手。
以前は、昔ながらのツバキ油を使っていましたが、お風呂上がりに塗るとパジャマに少しずつ付いてしまい、それが布地に残って……洗濯しても、ワンシーズン経つと油焼けした匂いが残ってしまいました。

明日皮膚科に行こうと思い、乾燥してる所にはとりあえず手持ちのツバキ油を塗っておき…
どうしてもかゆいところにはステロイドの軟膏を。

そして、最近出来た新しい皮膚科へ行きました。
ホームページで見ると、年齢も近い女医さん。
皮膚の症状の中にも精神的なことが隠れていることも、と書かれており、患者さんとの対話を重視している先生だな、と感じました。
かゆみも困るけれど、一番のストレスはやっぱり子どものこと。
そのあたりをよく話せて、理解してもらえればありがたいなぁと思いました。

仕事柄、ここの病院はどんな感じかな?と勉強にもなるので、外来受診はとても好きなんです^_^

しかし……
いざ先生と話してみると、何だか素っ気ない感じ…
お互い初めてなので、仕方ない部分もあるでしょうけど。
気持ちが、患者さんの方に向かっていない感じがしました。
入院でない、患者さんが外から来てすぐ帰る外来は、患者さんと向き合う時間は限られています。
その短い時間で、いかに患者さんの困りごとを解決につなげるか。
それには、やはり話し合いの仕方が大切です。
特に初めての患者さんは、緊張もしているし、先生の前だと言いたいことが言えない、言い忘れた、ということもあります。
患者さんの本当に訴えたいことを引き出すには、医療者もテクニックが必要。
本当に話しやすい雰囲気づくりをしようと思ったら、環境だけでなく医療者の服装や表情、言葉づかい、話のメリハリなどにも注意する必要があります。
失礼かもしれないけど、ちょっとそこの配慮が足らないな、と感じました。 
受付や待合、看護師さんの雰囲気は良かったです。

でも、最近の若い先生がたは本当に礼儀正しい人が多いです。トラブルを避ける、ということもあるとは思いますが。

診断名は、軽度のアトピー。
この診断名は、正直認めたくなかったのですが……逆にそれだけ自分が弱ってるんだな、がんばってきて疲れてるんだな、とも思えました。
ほかに症状がないけど、皮膚に出た。
子どもでなく、自分に出た。 
私、今、大変なんじゃない?

診察の終わり頃、最近子どもの不登校でストレスが……話してみました。すると、「何年生ですか」と聞かれましたが、あとは続かず……
他にも、部屋の湿度のことなど相談してみましたが、どうにも親身な印象には見受けられず…
あ、こういうふうに思い込むのも失礼、良くないですよね💦少ししか会ってないのに。この先生で良かった、という方だっているはずですし…

ただ、短い時間だからこそ、会ってよかった!と思いたいし、自分もそうありたい。
仕事でなくても。
でも、自分のことって本当に分からないんですよね…自分のことは棚に上げて、人のことを言ってしまう。

もう一度行く機会があったら、もっといろいろ尋ねてみようかな。
とっつきにくい人だけど話し込めばすごくよかった、という場合もありますよね。
仕事でいろんな人と話す機会がありますが、愛想のない人だと、内心(笑え!笑え!)と思いながら話しています。またやってみよう。

帰って、夫に「アトピーはメンタル面の方が大きいよ」と言われ、そっちの方がありがたかったです。 


読んでいただき、ありがとうございました。