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学校をあきらめた日

小学校3年生の娘が、学校へ行かなくなりました。葛藤の日々。

自分で出来るように

2020-02-25 11:17:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

我が家は、布団生活。
畳の居間に布団をしき、起きたら布団を上げちゃぶ台で食事、という今時珍しいであろう生活です。
娘の部屋もあるのですが、一人はイヤということで一緒に寝ています。

自分と比べてもしょうがないのですが…
私は小学校低学年から、自分の部屋を与えられていました。部屋に布団がしきっぱなしなのが子どもの時から嫌いで、起きたらさっさと自分で上げていました。
人から起こされるのも嫌い。特に母は大嫌いでしたので、自分で起きていました。
パジャマのままでいるのも嫌、すぐ着替えてました。冬はパジャマのままだと寒いし。
あ、嫌いなことばかりですね。 

娘、全てが私とは正反対。
自分で起きない。
ずっとパジャマのまま。
布団をたたむこともせず(布団が重い、時間がなくなるのでこちらが先にやってしまう、というせいもあるのですが…)

ほっておけば、自分でやる瞬間があるのですが、現実問題としてそれをずっと待つことができるか?
休みの日ならともかく……
また、今は私が仕事をせず家にいるから待つことも出来ますが……
起床から、親が促していかないと生活が回って行かない現実。
朝、ぱっと起きられるには、ぐっすり休むのも必要。その為にはどうすれば?
外でガンガン遊ばせる?一人で遊びにも行けない、誰かの家に自分から行けないこの子をどうやって?
親が、全てをお膳立てしないといけないの?


今日は、学校でやるはずの算数のテストを自分からやる、と言い出したまでは良かったのですが…
「一緒にやろう」という始末。
それじゃぁテストの意味ないよーと思いつつ…
まず自分でやってみる、分からなかったら私に聞いて、と伝えました。

始めて数分で、
「お母ちゃん来て!」の催促。
用があったら自分で来て、と言うと
「来てあげたけど」
教科書持ってきて、と言うと
「持ってきてあげたけど」
……何様ですか😅

挙げ句の果て、分からないので放り出されるテスト用紙。
私もある程度までは教えることは出来ても、教えるプロではない。
私も、高校の数学で苦労したので、算数の分からなさ→苦手、もうムリ!やりたくない!嫌い!という気持ちになるのは想像がつきます。

……クールダウンののち、「やってみる…」とぽつり。
でもうずくまったまま、教科書を開くわけでもなく…
「分からない時は、まず教科書に戻って」
と言うと、
「今やろうとしてた」
……ああ言えばこう言う。

こちらも説明しますが、どうも上手く行かない様子。
私も先生のようには上手く教えられないから、どうしても分からなかったら先生に聞いてみて、と言うと
「じゃあ最初から教えられないって言ってよ!」
…いつも言ってますよ、私。

↑こういうやり取り、本当に疲れます。

まず勉強の仕方から手取り足取り教えないといけないのか、もう一度?
学校なら、見よう見真似で何となくでも学んでいくであろう事だとは思いますが……

いつまで続くのだろうか、このマンツーマン生活。
自分で出来ること、増えて欲しい。
親なんてもういらない、という日が早く来て欲しい。
私も、自分一人の時間が欲しいです。
一人になりたい。

読んでいただき、ありがとうございました。







無視しないで!

2020-02-24 01:00:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

いつもの日曜なら、夫は仕事ですが、祝日はお休み。
なので、久々に親子3人で出かけました。
私が気になっていた写真展があり、夫も写真が好きなので、娘をつき合わせる形に。

子どもにとっては、よほど興味がない限り写真展なんて退屈極まりないと思います。
案の定、会場に入るが早いか「早く出たい」「私、すごく我慢してる」「ごほうびないとね」などなど、ブーイングの嵐。
夫がいて、本当に良かったです。
私一人では、このブーイングをやり過ごしきれない。

本気にしないで、聞き流せればいいのでしょうが……
「はいはい」なんていい加減な返事をしてると「聞いてる⁉︎」と逆ギレ。
私と夫が、娘の頭ごしに話していると「無視しないで‼︎」と怒り出します。
そのくせ、夫や私が話していると急に自分の話をねじ込んで来る。

娘も、久々に家族そろって出かけられるので嬉しいんだと思います。嬉しいから、おしゃべりになる。その話を聞いて欲しい。
その気持ち、よく分かります。私だってそうだから。
 
その、嬉しい気持ちを、いい加減にせず真剣に受け止めて欲しい。一緒に、嬉しがって欲しい。
それなのに、娘にとってはものすごく物足りない感じに思えるのでしょう。

もともと、私も夫もあまり驚かない方で、私はよく「冷めてる」と言われたものです。
もともとの性質なので、子どもに対しても自分の気持ちを「盛る」ことが出来ません。
(これも、仕事となると別なのですが…)

最近の娘の話題と言えば、ほぼキッズユーチューバーの動画の内容。
私は、全く分からないので、共感するのもなかなか難しいです。
「へぇ、そうなんだ」とは言えますが、話を広げるのがたいへん。自分に、余裕がないと出来ません。

無視してるわけじゃないんだけどなぁ…… 


読んでいただき、ありがとうございました。

弱いところ

2020-02-19 16:59:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

花粉もかなり飛んでいるようですが、我が家はまずまず元気。
娘も多少は鼻がムズムズしたり、ということはあるようですが、ひどい症状はありません。
私も、花粉症がありますが、さすがに今日は目が少しゴロゴロ、そう言えば少し鼻水が出るかなー、でもその程度。夫もそれほどひどくはないようです。

先日は、私にアトピーの症状が出ましたが、かなり落ち着きました。
私自身、子どもの時は近眼がひどいものの、それ以外はカゼもひかない丈夫な子でした。
今でも、内科系の病気は全くなく、ありがたいことです。こういったアレルギー、皮膚に出るのは辛いですが。


弱い所といえば、精神的な面。
よく、マジメだねと言われるのですが、それが裏目に出るのか、仕事のし過ぎ→うつ状態、退職、を繰り返してきました。
ここなら、と決めた職場もなじめず、ひと月持たずに辞めたこともあります。
調子が良い時は全く大丈夫!なのですが……

体は大丈夫だけれど、心に出てしまう。
または、心は大丈夫だと思っても、皮膚に出る。

自分の弱さ(欠点ではない)はこれなんだなぁ、としみじみ思いました。

誰でも、弱いところがある。

それが、ある意味ではその人を特徴づけているのかなぁ、と思ったりします。

弱点ではあるけど、使いようによっては強みにもなる。
そこを強化するのではなく、使い道を探してやればいいんだろうなぁと感じます。
私は、弱さを強化しようとして努力を重ねたものの、それはどうやら方向が違っている、エネルギーを無駄にしている、ということにやっと気がつきました。
努力そのものは無駄ではないのでしょうが、楽しくない。イヤな思いばかりして……

それは、子どもに対しても当てはまるなぁと感じました。


先日、本を読んでいたのですが、そこに載っていたあるベテラン絵本作家さんの言葉が印象的でした。
「子どもはみんな問題児、でもその困った所こそが個性、それを守ってあげて」


読んでいただき、ありがとうございました。


慣れてきた?

2020-02-18 20:56:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

相変わらず学校へは行こうとしない娘。
担任の先生と相談して、お気に入りの手帳に翌日の予定を書き込みます。

その内容と、実際がどうだったか?
計画通りにできたか?

結論から言ってしまえば、そのとおりには全然進みません。
計画自体にムリがある場合もあれば、途中で放棄?する場合も。また、急に違うことがしたくなった、やろうと思ったら道具を学校に置いてきていた。

これらのことは、まあ言ってみれば当たり前。親としては、おおらかに見守ってやるスタンスで。
というのを、理屈では分かっていても、実際のところはなかなか認められませんでした。
計画を聞いても「どうせやらない」と思っていました。

でも、最近は、計画通りにいかなくて当たり前、というのが自分の身についた?というか、そのとおりに行かなくてもイライラしなくなりました。
これも、慣れてきたということなのでしょうか……
慣れていいのか、という気持ちもあるのですが💦

以前は、その計画を信用して、そのとおりに行かないと「裏切られた」と感じ、ひどいストレスに感じていましたが……

生きるということは、慣れる、ということでもある、とも言います。

今までと違った環境下で、それでも生きていくには、慣れるしかない。それまでのやり方を捨てても、慣れるしかない。
慣れる、までは本当に苦しいけれど、そうしてまで生きようするんだなぁ自分、と感じる今日この頃です。
死んでもいいや、と思ったこともあったのにね。

読んでいただき、ありがとうございました。



子どもの力

2020-02-15 13:42:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

娘の通っている学校は、自治体の方針で、土曜日の公開授業が年に数回あります。
私たちの時代で言う、授業参観のような感じです。
ただ、年に何回かあるので、昔と比べるとカジュアルな感じ?で、私はいつも楽しみにしています。
その時の授業が体育だったりすると、一緒になわとびしたり。
学習の内容を、下級生向けの発表会に仕上げるため、その予行演習を公開授業にあてたり。
合間に講演会などもあったりして、なかなか工夫されているなぁと思います。

今日がその日だったのですが、娘は当然休み。
先日、担任の先生から「学校公開の日に、ちょっと覗いてみたらどう?」と言われたのですが……
昨日の時点で「明日行かなきゃいけないの?」と露骨にイヤな顔。
私は行くけれど、娘には「任せるよ」と言うにとどめました。

ほかの子かいるのに自分の子がいない、その状態を見る、参加する、というのは、以前はなかなか辛いものでした。

ただ、娘が学校に行かなくなってから、先生に様子をたずねたり、手紙をくれたり連絡帳を書いてくれたり、普段の会話でも「どうしたのかな」と話題にしてくれたりと、クラス中が気にかけてくれていました。

私は、子どもたちの優しい気持ちに感動して、ある時クラスの子達へ感謝の手紙を書き、先生に読んでいただきました。

ちょうどその頃。
私自身、以前の職場で仲良しだった人と連絡を取り合っていたのですが、それも疎遠になりつつありました。
それはある程度はやむを得ないことで、会いたければ私の方から連絡をすればいいこと。相手が恨めしくなるとかそういう気持ちは全くないのです。
ただ、「去るものは日々に疎し」ってこういうことだな、と思っていました。

そんなことがあったので、娘のことも「友達からそのうち忘れられるのかもしれないな」と思ったりもしていました。そうなっても、しょうがないやと。

でも。


少なくとも、今の娘のクラスの子どもたちには、それは当てはまりませんでした。

娘が不登校になってからしばらくして、一度、私が登校時のクラスへ顔を出した時がありました。
クラス中がざわつき、「○○ちゃん(娘)どうしたの!?」の心配のオーラが飛んできました。
それは、大変な迫力でした。

うわぁ、こんなに心配されてる!不安な顔の子もいっぱい!

申し訳なく思いつつも、その一方で、嬉しい気持ちもありました。
娘、忘れられるどころじゃない。
みんな、気にしてくれてる!

娘が元気なのか病気なのか、何で来ないのか、理由と現状をあまり知らせていなかったので、子どもたちの心配もピークだったのかもしれません。
それにしても、みんな忘れるどころか、ずーっも気にかけてくれている……
本当に、ありがたく思いました。

不安と心配をかけているお詫びと共に、こな感謝の気持ちを、子どもたち自身に伝えたかった。
先生が手紙を読んで下さった時、子どもたちは真剣に聞き入っていたそうです。

それ以来でしょうか……
公開授業や、保護者付き添いの行事など、なるべく顔を出すようにはしているのですが、そのたびに子ども達が寄ってきます。
「○○ちゃん(娘)いつ来るの?」
「また会いたい」
「プレゼント渡したい」
「手冷たいねー(と手を握ってくれる)」

……もう、子ども達の優しさにまたまた感謝!感動😭

近所で、時々知っている子に会うことがあります。
そんな時、娘はあえて避けたり、やり過ごしたり。あとから「誰々がいた」と言ったりします。
ただ、当の本人がこの状態でも、クラスの子たちは、いつか娘が来ることを信じて声をかけてくれるのです。
忘れてしまったり、興味がなければわざわざ親に声をかけることなんてしないですよね。
今のところ、その気持ちに応えられていないのが心苦しい部分はありますが……

今日も、授業が終わった後によく知っている子と話していたら、あまり知らない男の子が声をかけてきました。
「○○ちゃんのお母さん。
6年生を送る会で、3年生が重要な役割をするから、○○ちゃんにぜひ来てほしいと思って」
といった内容を、とても真面目な顔できちんと話してくれました。
これにもまた感動😂

名前は知っていても、あまり面識のない男の子。
娘も、特に仲良くしている、という感じでもないし、私もその子と親しく話したこともない。
それなのに、わざわざ私を呼び止めて「来てほしい」と自分の気持ちを伝えてくれた。
本当に嬉しくて、ありがたくて。
本当に……
尊いものを見た、と思いました。

娘の不登校、悩みは尽きませんが……
苦しい一方で、人の、子ども達の優しさ、思いやり、人が本来持っている力を改めて思い知らされます。
その心を、ずっと持っていって欲しい。

クラスのみんな、本当にありがとう。


読んでいただき、ありがとうございました。