臨濟塔
臨済寺
中国、石家荘にある臨済寺。名の通り臨済宗の祖師のお寺どす。
北京から三時間位だったかなぁ、地平線が見えるくらいの広大な畑のど真ん中をつっきって高速道路が伸びとるんどす。日本みたいに二車線ぽっちやおまへん。三か四車線あった思いますえ。
僕ら妙心寺一行の行った時には門前町を再建中で、明の時代を思わせるような出来かけのお店が連なっとりましたわ。さすが中国、号令一括、ホンマ孫悟空が出てきそうな街が出現しよるんどすわ。
パトカー先導で臨済寺到着、カメラを担いでバスを飛び出すんどすが、既に時遅し、塔の前は人だかりがでけとります。しゃーないんで後ろに回って山門方向を撮ったんがこの風景。「花園」に載せたら、老師が「アレ、塔の前コンナ広かったかなぁ」さすが老師「後ろに回って撮ったんどすわ。線香を供える台は、何があったか忘れたけど、次のナンカのモンどす」
この絵で一番難しいんは塔の高さを表すこと、塔の正中線をずらして、後ろにのけぞるように描いとりま。次はスモッグの空がどこまでも続いとる感じを出すこと。どの絵でも空間を表現するんが一番難しいんどす。
この頃の中国はまだGDPも日本の方が上で、居丈高でもなかったし、いろんなところへ連れてってもらいましたわ。中国政府の宗教担当の役人がお供につくんどすが、日本語もペラペラ、ホンマ、真からフレンドリーで、中国側主催のパーティも訪中毎にやってくれはって。ほんでも演説が長いんどすわ。その後で日本語の訳があるもんで、二倍時間がかかるんどすわな。その間ご馳走はお預け。料理も出るわ出るわで、ちょっと箸をつけただけでまた出てきよる。残すんがエチケットだとは、大分後でテレビでゆーとった。
どの街も巨大で、人民の暮らしも豊かそうで、その時には既に追い越されとったんどすなー。アッポン人はホンマ間抜けどすわ。わざわざ技術を教えに行って、母屋を取られてしもた。来年は卯年、亀だと舐めとったら、もう二周、三周遅れにされてしもて。起死回生は、今回の円安を生かして海外に逃げた企業を呼び戻しなはれ。敗戦後の焼跡からの出直しゼヨ。やらんかったら「茹でガエル」、「ほんにアンタは屁の様な」のご仁に覚悟があるやろか?
ちりめん街道 京都府与謝野町加悦
ちりめん街道
江戸の昔、手米屋小右衛門(てごめやこえもん)が命懸けで西陣から持ち帰った機織り技術。
貿易摩擦、円高で海外生産がもてはやされ、丹後からも技術者がアジアへ渡った。まるで浦島太郎の様に歓待を受けたが、暫く経つと、町は回復不能に陥った。
多くの地場産業が罠にはまったのでは...。
奥の山門は日蓮宗の寺。手前左側に天神様へ上る裏参道があって、神社の森を囲むように各宗寺院が建ち並ぶ。その壮大さが古の繁栄を物語る。
ちりめん街道PART2 京都府与謝野町加悦
ちりめん街道
繰り返し作業の中で自ら良い出来、悪い出来を感じる。一つ難関をこえれば自らその先が見えてくる。
直感で闇の世界へ切り込んで行く職人の仕事はまさに自燈明の世界。職人の勘こそが禅に通じる「横っ飛び」の発想を生み、高度成長を成し遂げたのでは..。
グローバル化へ走っても頭を国内に残すことで技術立国は存在するのだろうか。手で作るという「作業」無くして頭は先を考えられるだろうか。
そうでなかった例がここにある。
☆パステル画は販売してはおりません。まー、仕事前のトレーニング用どす。いつか個展をしますので、そのときにこーとくれやす。
☆過去の名作集弁理士の甥っ子は糞サントリーでいじめ殺れました。
☆こっちはなんぼでも売りますえ。5000円でどーどすか。裏表に描いたんもありますえ。
★えっ、今朝の新聞折込に「8週間で膝の悩み改善」をうたったグルコサミの広告が入っとったけど、薬でもないのに明らかな薬効を書くんは薬事法違反とチャーうん?改善ゆーんは治るんとはチャーうん?。目くそほどでも改善なん?黒烏龍茶でもやらかして、ホンマ常習犯どすがな!僕の通っとるプールは膝痛で水中ウォーキングしとるお爺さんお婆さんだらけどすが、サプリごときが効いたっちゅう話はききまへんなー。爺婆騙さんとくれやす。10/27
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