チェロの名器 *ダヴィドフ*の伝説
ジャン・ピエール・ギヨー作出 の“ダヴィドフ”です。
モダンローズの丈夫さと花色の多様性に、オールドロースの精巧な花型と
香りを併せ持つ、四季咲きのシュラブローズ。
とても良い香りです。
どうですか、華やかでしょう
“ダヴィドフ”と言えば、19世紀ロシア帝国の著名なチェリストの名前
「カルル・ダヴィドフ」を思い出される方も多いでしょう。
彼が愛用していた“名器*ストラディヴァリウス*のチェロ”の名が
『ダヴィドフ』です。1870に後援者より贈られたこの名器『ダヴィドフ』は
その後、彼の許を離れ、悲運の天才女流チェリスト、ジャクリーヌ・デュ=
プレが所持することとなりました。
彼女は1961年に正式なデビュー公演をロンドンで行い、またこの年には
歴史的名盤として名高いエルガーのチェロ協奏曲を録音しています。
16歳の天才チェリストはこの名盤で国際的な名声を手にしたと言われて
います。
この演奏を行う際に、彼女の名付け親で支援者のイスメナ・ホーランド
から贈られたチェロが“ダヴィドフ・ストラディヴァリウス”。
“ダヴィドフ”は彼女の愛器として終生、その波乱な生涯を供にすることと
なりました。
現在はヨーヨー・マの手に渡り、今もその芳醇な音色を味わうことができます。
ジャクリーヌのかつての夫だったダニエル・バレンボイムの指揮、ヨーヨー・マ
のエルガのチェロ協奏曲という興味深い名盤もありますね……。
皆さんはジャクリーヌとヨーヨー・マ、どちらのエルガがお好きですか。
さて今回は、“ダヴィドフ”の音色をジャクリーヌの名演でお楽しみください!
↓↓↓ジャクリーヌ・デュ=プレによるエルガーのチェロ協奏曲
情熱的で心に沁みる味わいです♪
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