「お疲れ様です。」
この暑さのせいで、通勤以外は出掛ける気が起きません!
なので、おのずとブログのネタが無く、、、サボってしまう訳です。
去年の今頃は暑くとも、足繁く近所の『町のお蕎麦屋さん』へ行っていた事を思い出されます。
(よかったらブログを参照して下さい。)
でっ!このブログでは御馴染みの居酒屋の店主から連絡がありまして。
店主
「○○ちゃん(私の事)今日来る?」
私
「まぁ~余り暑くなかったら行こうかな~?」
店主
「良い物あるからおいでよぉ~驚くよぉ~!」
私
「おっ!?本当に?そこまでハードル上げて、どうでも良い物だったら金払わないから~」
店主
「ふへへへへっ!大丈夫だよぉ~」
何が大丈夫なのか不明?金払わなくて大丈夫の意味では無いと思いますが、
そこまで言われれば、「暑いけど、行ってみようかなぁ~」となりまして。
私
「来たったでぇ~!、、、もう、、、暑い、、、無理かも、、、何が?」
店主
「いらっしゃ~い!暑いよねぇ~!ほんとっ!」
私
「三枝、、、じゃなくて、、、良い物ってのを拝ませて貰おうじゃねぇ~かっ!?
この茹だる様な炎天下の中、来たんだからっ!」
店主
「裏行って来なよぉ~!」
とっ!店舗裏の屋外スペースへ通じる扉の鍵を放って寄こします。
私
「このクダリ最近、何回もやってるよね?」
店主
「まぁまぁ、ビール飲む前に見て来なよぉ~」とっ。
本が詰まった段ボール箱が、、、11箱!!!
こっ!これは!たっ!たまらん!
以前も、店主経由で本をくださった常連さんが、更に持って来てくれた様です!
しかしっ!
「おっ!幻魔大戦~!昔読んだなぁ~、表紙が生頼範義の文庫本~!」等と
戯れていたのですが、心の声で、、、
「、、、ほっ、本当に申し訳無いのですが、余りの冊数と少々、好みのジャンルとの異差が、」
以前、「紙に印刷してあれば何でも読む!」と記した記憶がありますが、、、
最近「生きている間にいったい、あと何冊の本が読めるのだろうか?」等と
しみじみと思いまして。
何せ、最近まで偽りの「初老」を自称していた事があり、
調べたら、、、「初老なんて完全に通過してんじゃナイ!?」
と言う事が発覚する位のセンチメンタルな年齢なので、、、。
然らば!この段ボールの中からピックアップしていこうかとっ!
因みにタイトルにあった「せどり」と言うのは、
せどり(競取り、糶取り)とは、「同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人」を指す。
古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に転売すること。」を指す言葉。
古書業界で使われている「せどり」は、業者間の「競り」から来た言葉で「競取り」と書く。古書組合などの業者間の競り売りは、主に束売りで行われるため、欲しい本を競り落とすためには必要のない本まで買わなければならない場合がある。その場合、競り落とした後に必要な本を抜き出し、必要のない本は何らかの形で処分する事になり、結果として「必要な本だけを抜き出す」事になる。そこから「多くの本から必要な本だけを抜き出す」行為を「競取り」と言うようになった。現在の古書業界では店舗を回って在庫を集め、ネットで売りさばく「せどり師」呼ばれる人々による古本屋も存在する。
とっ!ありますが、私の場合は「多くの本から必要な本だけを抜き出す」って事ですな。
ファンタジーは余り読まないのでして、、、。
(読めば興味深いという事は分かってはいるのですが。)
ゲームの攻略本なんかもありました。
私の最後にやったゲームはファミコン時代の「ヘラクレスの栄光」と
アーケードの「テトリス」です、、、、はい、、、。
なので攻略本やゲーム関連の本もスルーです。
段ボールを一箱ずつ開け、一冊ずつ吟味します。
ホラー系の小説も結構ある様ですが、、、。
漫画の箱もありました~!
「おっ!デビルマン全巻あんじゃナ~イ!これは再読しようっ!」とっ
思ったのですが、、、3年前程、泣く泣く自宅にあったデビルマン等の漫画本を
廃棄した事を思い出しまして、、、。
段ボール箱へ、、、そっと戻しました。
他にも「まるごし刑事」愛蔵版もありまして。
「コンビニでよく見掛けるよね~この漫画。実業之日本社って渋くて良い漫画あんだよなぁ~
あと日本文芸社とかも良いなぁ~!」
等と言いながら、取るか?残すか?、、、やはり、かさばるので断腸の思いで残します。
最終的には、段ボール2箱分の本を「せどり」しました~!
ザッとぉ~!
東野圭吾、沢木耕太郎、星新一、恩田陸、瀬敏秀明、乃南アサ
松岡圭祐、蓮田圭一他、海外の小説等々を頂戴しましたぁ~!
いやぁ~満足!
これで暫く、本を買わなくていいやぁ~!? とは、ならないんです。
未読の本が沢山ある事は、精神的に本当に安心感があるのですが、
休日に書店や古書店に行って本を買うのは別なのですよ!別腹!?
でっ!チョイスした本は別の場所に置いておき、店主が手が空いた時に
自宅まで運んでくれると言うので、お言葉に甘えさせて頂きました。
(本当に優しい店主!)
数日後に自宅に帰宅すると玄関に、、、。
「あっ!本を運んでくれたんだぁ~!ありがてぇ~!へっ? 3箱? 2箱の筈だけど、、、?」
開けてみると何故か「まるごし刑事」がぁぁぁ~!?
どうやら、他の常連さんも本を物色した際に、段ボールを移動して
たまたま、私が分けた本の段ボールの上に「まるごし刑事」の段ボールを積んだ様で、、、。
ミッ!ミラクルッ!?折角ならば有難く読ませて頂きます!
番外、、、
以前のブログで私や居酒屋の常連さん達が読了した本達を
最終的に私が管理・廃棄を行うのが、居たたまれなくなり。(特に廃棄するという行為!)
キャビネットを作り「ご自由にお持ちください」と掲示し
会社の一画に置いているのですが、、、数冊無くなって「おっ!誰か持っていってくれた!」とっ
喜んでいると、、、数日後に戻って来ているんですけどっ!
これ、、、居酒屋の常連さん達とやっていた事と全く変わらなくない!
いやっ!場所を増やした分、前以上に面倒な事にっ!!!
(居酒屋さんにも本棚を作ってあるので、、、)
もう、、、「お疲れさまでした」