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新コーナー「Day-1-pics」開始。どうなることやら。

尖閣諸島 魚釣島上陸事件/ねらいは何か

2004-03-25 15:51:18 | JPN/日本のニュースなどにからむ
日本の領土である尖閣諸島魚釣島に中国の反日活動家7人が上陸し、逮捕された事件をうけて、活動家の関係者が北京の日本大使館前で抗議活動を行った。今回の上陸は、魚釣島へ上陸団を運んだ船が7人を放置して領海外に出るなどの行動から読むに、当初より日本による逮捕→北京で抗議活動→英雄として帰国というシナリオが描かれていると考えられる。実際逮捕された活動家の一人は、靖国神社の狛犬台座に赤いスプレーで「死」「ね」と落書きし、逮捕された過去のある馮錦華であることからも、領有権問題を煽ることよりも日本警察に逮捕される事が主目的の反日煽動活動であると言える。
ということは、これは序章に過ぎない。中国政府にはこの活動家たちを諌める気が全くないので、中国国内での活動は活発化する一方である。
またこの一件については、日本の警備体制もあらためて問われることになる。毎日新聞の社説にもあるように(おお!中国のからむ記事で毎日を誉める日が来るとは!)警備が甘い。逮捕したことを「毅然とした態度」と評価する向きもあるが、自国領土への上陸を許した段階で国としては失策である。海上保安庁にとれる体制に限度があるならば、それこそ海底資源問題が全面に出てくるようになる前に人員、船舶の調達もしくは海上自衛隊との合同警備に向けた法整備を行うべきであろう。近海のエナジーソース確保は、経済問題であり、外交問題であり、最重要の安全保障問題である。

ところで日本最大の野党は江角マキコの証人喚問には熱心でも、政治的意図を持った集団に領海を侵され領土に不法上陸されたことについて、政府を批判するような声明は出さないのかねぇ。呆れるしかない。

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