中学の試験が終わって、休んでいた子たちが顔を見せた。
部員不足の補充用(要)員として入った野球部1年生男子は、土曜日の午前中部活を終えて夜の稽古に参加する。
「きつかったら、何時でも(稽古)辞めて良いから」とだけは伝えていて、さてこれからの酷暑の中、どうするのだろう。
中3ちゃんは元気で、「結果良かったと思う」とは金曜日までの試験の事。
一番苦手とする英語の出来も良かったようで、「今のままで良いの?」と担任から問われたと言う。
志望高校の話で、実力からすればもっと上レベル校へ行けるのにそれで良いの?らしい。
高校は有名国立大学へ何人入学させたかが評価になると聞いた事があるけれど、中学もそうなのだろうか?
本人は余裕で入っての3年間を過ごし、各高校が持っていると言われる推薦枠で地元国立大を狙うつもりで居るのに。
上レベル校でも上位で居られるなら良いとしても、そうでなければ推薦は無理だろう。
担任が先を保証してくれる筈もなく、自分の意思で決めている今を変えない方が良いと思うのだが。
過去に同じ状況の男子が居て、その子は自らの意思を通して上位校へは進まず、余裕校の理数科を選択。
そして地元国立大へ推薦で入学した。
選択の時まではまだ時間がある。
賢い子だから確りと、自らの道を決めるだろう。