イタリアの赤いリキュール、カンパリが世界に新カクテル“イタリアンモヒート”を広めている。カンパリの苦味が活きた、ちょっとほろ苦い大人の赤いモヒート。昨年夏から、日本でもサントリーがまずは東京でプッシュし好評を得た。来年は名古屋、大阪にも本格的に広げるという。
1860年、イタリアのミラノ市にカフェを開いていたガスパーレ・カンパリが自家製リキュールを発売し、人気を博したのが始まり。カンパリ氏はミラノの中心街、ドゥオモにカフェを移転し、流行先端カフェとしてもてはやされたという。
そして、跡を継いだ息子のダビデ・カンパリ氏が、当時流行していた白ワインをソーダで割る“スプリッツァ”からヒントを得て、カンパリソーダを考案したという。今では世界的に有名な食前酒となった。カンパリは世界190ヶ国で販売されている。
日本でも、1980年代前半に有名デザイナーを起用して店を作るカフェバーがブームとなり、そこで飲むカクテルもブームに。81年に東京・西麻布にオープンした「レッドシューズ」が流行先端のカフェバーと言われた。女性の社会進出が進んだ時代で、ちょっとほろ苦い大人のカクテルとして、カンパリソーダは彼女達の心を掴んだ。
その後、カンパリオレンジ(オレンジジュース割)やスプモーニ(グレープフルーツジュース&トニック割)といったフルーティなカクテルカクテルが若者の心をつかんでヒットしていった。
そして、今年夏から秋にかけて、イタリアを切り口にプロモーションを展開した。しかも、提案するのはイタリア、フランス、ベルギーで人気上昇中のイタリアンモヒート。米国の人気女優で世界一セクシーな女性にも選ばれた、ジェシカ・アルバを起用した雑誌広告も使った。
「来年はブランド誕生150周年を迎えます。定番ブランドとしての安心感とあわせて、新しさも訴求していくために、カンパリオレンジ、スプモーニといった定番カクテルだけでなく、今後はイタリアンモヒートも本格的に提案していきます。注意したいのは飲用時品質です。カンパリはほろ苦いので、薄めに使うお店様が多いようですが、実は薄い方が逆に苦味が立ってしまうこともあるため、そういった点に気を配っていきたいと思います。」と輿石氏。
数年後には、イタリアンモヒートも人気カクテルに昇ってくるだろう。常に新しい話題を求める外食市場には嬉しい提案だ。
>フードスタジアムより
来年はおしゃれな若者にはカンパリモヒートがヒットか!?
でも甘くなくおいしそうですね。
1860年、イタリアのミラノ市にカフェを開いていたガスパーレ・カンパリが自家製リキュールを発売し、人気を博したのが始まり。カンパリ氏はミラノの中心街、ドゥオモにカフェを移転し、流行先端カフェとしてもてはやされたという。
そして、跡を継いだ息子のダビデ・カンパリ氏が、当時流行していた白ワインをソーダで割る“スプリッツァ”からヒントを得て、カンパリソーダを考案したという。今では世界的に有名な食前酒となった。カンパリは世界190ヶ国で販売されている。
日本でも、1980年代前半に有名デザイナーを起用して店を作るカフェバーがブームとなり、そこで飲むカクテルもブームに。81年に東京・西麻布にオープンした「レッドシューズ」が流行先端のカフェバーと言われた。女性の社会進出が進んだ時代で、ちょっとほろ苦い大人のカクテルとして、カンパリソーダは彼女達の心を掴んだ。
その後、カンパリオレンジ(オレンジジュース割)やスプモーニ(グレープフルーツジュース&トニック割)といったフルーティなカクテルカクテルが若者の心をつかんでヒットしていった。
そして、今年夏から秋にかけて、イタリアを切り口にプロモーションを展開した。しかも、提案するのはイタリア、フランス、ベルギーで人気上昇中のイタリアンモヒート。米国の人気女優で世界一セクシーな女性にも選ばれた、ジェシカ・アルバを起用した雑誌広告も使った。
「来年はブランド誕生150周年を迎えます。定番ブランドとしての安心感とあわせて、新しさも訴求していくために、カンパリオレンジ、スプモーニといった定番カクテルだけでなく、今後はイタリアンモヒートも本格的に提案していきます。注意したいのは飲用時品質です。カンパリはほろ苦いので、薄めに使うお店様が多いようですが、実は薄い方が逆に苦味が立ってしまうこともあるため、そういった点に気を配っていきたいと思います。」と輿石氏。
数年後には、イタリアンモヒートも人気カクテルに昇ってくるだろう。常に新しい話題を求める外食市場には嬉しい提案だ。
>フードスタジアムより
来年はおしゃれな若者にはカンパリモヒートがヒットか!?
でも甘くなくおいしそうですね。