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セドナとポノ

ときどきめいそう

そっか。

2013年09月30日 | 家族

私は小さい頃、ある事情で母と半年くらい離れていました。といっても、両親の不仲とかではなく、母が病院にいたからでした。

私の体感では1年くらいだったと思うのですが、実際は半年くらいだったのだそうです。遠くの病院だったので、週末に会いに行ったりしていました。

実を言うとその時期が一番人生で辛くて(まだ子供なのに)、いろんなことがありました。その時期にいろいろありすぎて私は「人(特に大人)を頼らない。心配をかけない。信用しない」というような観念を身に付けてしまったのかな、と思います。

ひとりでいるのがさびしいくせにまったく素直になれないかわいくない子供でした。母が病院にいたのは否応ない理由があったからなのですが、あれこれいろんなことが重なったせいで「私は不幸」という観念も出来上がってしまいました。

小さい頃の父や母の言動って、子供は気にしていないように装いながら、実はものすごく気にしています。リアクションをしてないからといって何も思ってないわけではないのです。私は本当にセンシティブな子供だったらしく(笑)、愛がほしいのに何も要らない!という態度をよくとっていました。

今思うと、今の私の年齢より若い母もいっぱいいっぱいだったのだと理解できます。だけど、当時の私にはとても辛かった。そういうのって切ないですね。

父や母の感情や観念をそのまま受け継いで右往左往する私の軸も、ようやく今は少しずつ解放されていっています。こういう話も人に言ったりすることができず、いつも未消化な思いとしてくすぶっていました。「書くといい」と言われて、それもためらっていましたが、実際書いている今、少し負担が軽くなっていくような気がします。

もしかしたら過去世で何かあったらから、とかそんなことかもしれないけど、この頃の私はひとりでよく頑張っていたな、と思います。