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セドナとポノ

ときどきめいそう

なるほど

2013年10月27日 | 家族

私の父は夜遅くても19時には帰ってきちゃう人でした。いつもはだいたい17時~18時。そして晩酌し始めて、えんえんえんえんといろんな愚痴を言うっていうのが毎夜おきまりのパターン。

友達のお父さんは忙しくて夜中帰ってきたり、休日も出張だったりしてほとんど家にいない、と聞いて、「うらやましいな~」と思っていました。

父が一度だけ出張に行ったことがあり、そのときの解放感と言ったら!!!ものすごくうれしくて、母や兄弟とわいわい言いたいことを自由に話したりして楽しく過ごしました。

父には悪いのですが、父の持つ雰囲気が苦手だったのだと思います。今でも実家に帰るのをできるだけ少なくしていて・・・父が入院などで家にいない場合は、母に会いに行ったりもします。

書いてるとひどい娘だなぁ、と思いますが、父は黙ってるか愚痴を言ってるかのどちらかなので、ほんとに一緒にいると疲れるのです。それを助長する母もどうかな、と思いますが。。。

父親は母親に対して「独占したい」という思いが強く、子供(私)の話より自分の話を母に聞いてもらいたがっていました。子供の頃の「母と話したい」という思いは引きずっているような気がするのですが、なんにしろこの年になっても父と母セットでしか会えないので、難しいです。

それで、小さいころの私の「お父さんは忙しい方がいい」という思いがなぜだか、夫に対して実現してしまっています。

夫は帰ってくるのが遅いし、休みの日も家にいないし、お酒も飲まないし、愚痴も言わないし・・・私はできれば夫は家に早く帰ってきてほしいし、休みの日も一緒にいたいのに。

小さいころ叶わなかった父親への願いが夫に対して実現してしまうなんて。これも解放すべきカルマだなぁ、って思います。

父が嫌いなわけじゃない、それは十分すぎるほどわかってるのです。でも小さいころの私は不満がいっぱいで、それを少しずつ解放している毎日です。