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手づくりや子育て、日々の生活...

祖谷渓

2013年05月07日 | 日々の生活

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GW最終日は徳島県の祖谷渓・大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)へ行きました。

旅行業務取扱主任者の勉強をした時に名前は知っていて、

ふざけた名前だな~、なんて思っていましたが、

「大股で歩いても、小股で歩いても危ない」という由来を知り、

その通りの景観の地名だということがわかりました。


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道を進むにすれ、吉野川の水が緑になっていき、

切り立った山々に民家が点在し、まさに『秘境』だと思いました。

この地には、平家の落人伝説があり、屋島の戦いで落ち延びた平家の落ち武者が

追手から逃れるためにこの山奥に隠れ住んだそうです。


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かずら橋。

水上14mの上に架かる吊り橋。

平家の落人たちが、追手が迫ってきてもすぐに切り落とせるように

カズラの橋を架けたそうです。

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意外にも橋の板の隙間が広く、歩くたびにゆらゆら揺れて、

途中、風もふいたりして、嫌な汗をかきました(^_^;)


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「あめご」(→阿波弁でやまめのこと)の串焼きを食べて

少しだけ川遊び。澄んだ水に癒されました。


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祖谷そば。

つなぎをほとんど使っていないおそば。

身体にとってもよさそうです。

平家の落人たちが、追手が迫ってきてもすぐに食べられるように

短く麺が切られているそうです。


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川をまたいで鯉のぼりが飾ってありました。


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道の駅大歩危にある、妖怪屋敷。

児啼爺。
厳しい自然の中で生活していく中で、

事故や奇妙な現象が多くあり、

様々な妖怪が住んでいると、言い伝えられているそうです。


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切り立った山々。

新緑が美しい季節でしたが、厳しい面も少しだけ見られ、

こんな山々に神様が住んでおられるのかなぁ...?なんて思いました。


トップの写真は、断崖に立つ小便小僧。

車ですれ違うのもやっとなほどの断崖の小道を進み、

崖側の助手席の私は緊張しっぱなしでした。

やっとたどり着いた小便小僧の像から見下ろす谷底も

生きた心地がしませんでした(^_^;)

昔、地元の子供たちがここで度胸試しをしていたという話から

この像が置かれたそうです。

もしその子の母親だったら、完全に「やめて~っっ(涙)」ですね(汗)